ここ何年、業績優秀な企業を見ていて、つくづく感じることがあります。「リーダーの行動が速い」ということです。 これだけ変化が激しく、競争の厳しい時代では、いかにリーダーが組織の速度を上げられるかが命運を決します。 チームの速度はリーダーの速度とほぼ比例関係にあります。リーダーの行動が遅いのに、チーム全体の取り組みが速いということはまずありません。逆もまた真なりで、リーダーに素早さがあれば、チーム全体はその勢いにつられていくものです。 人の行動速度を決める前提要素として、「スピード感」の度合いがあります。スピード感とは、「どのくらいのスピードをよしとするか」という感覚のこと。仕事を完成させるのに1カ月が適当か、1週間で十分か、はたまた3日もあればやりきれると感じるか、そのセンスが問われるわけです。 リーダーのスピード感は、チーム全体のスピード感に影響し、チームの実際のスピードを決定します。ひと
日本実業出版社様からご賜本。ありがとうございます。 「すぐやる!」という本なので「すぐ読んだ!」んだけど 諸事情により「すぐ書く!」とならなかったのが遺憾。 「思い立ったらすぐ行動してますよ」 と言えればいいんだけど、実際には 「そういえばあれをやろうと思ったのは何年前だろう」 ということが多々ある。 本書は「すぐやる!」ことの重要性を再確認させてくれ、 「こうやってみれば」「こういうふうに考えてみれば」と 一歩踏み出すための具体的な提案をしてくれている。 4つのパートに31の項目で具体的な状況が挙げられていて、 個人的に耳が痛い項目もちらほら。 Part1 相手の懐にすぐ飛び込む! Q1 自分から率先して声をかけられない Q2 いきなり電話をかけられない Q3 最初のメールをどう書けばよいかわからない Q4 出会いが「おつき合い」につながらない Q5 忙しそうな先輩・上司に質問できない
IT ConversationsでRuby on Railsの作者デービッド・ハンソンが2008年5月にRailsConfでおこなった講演が配信されている。そして、以下でも聞ける。 RoRの思想についての言及が冒頭にあるが、大部分は開発者の身の処し方についての講演である。その部分の概要は以下の通りである。 RoRは他のフレームワークや開発手法に比べて生産性について依然として優位性があり、RoRを使って開発していると「余剰開発力」を享受できる。しかし、その状態は永遠には続かない。遅かれ早かれ以下のどれかが起こるから。 他の言語/フレームワークがRoRを凌駕する RoRを凌駕する新たなフレームワークが登場する RoRがメインストリームになる 幸い、どれもすぐには起こりそうになく、RoRでの開発はまだしばらく生産性の点で有利である。その優位性によって生ずる余剰開発力をいかに活用すべきだろうか。も
スピーカーになろう エンジニアが集まるカンファレンスや勉強会が盛んに開催されています。その形態はさまざまですが、最も多いパターンは「発表者のプレゼンテーションを聴講者が聞く」というスタイルでしょう。 発表者、あるいはスピーカーというと、すごいことのように聞こえます。しかし筆者の経験からいうと、スピーカーになることは、皆さんが思っているほどハードルの高いことではありません。 その一方で、スピーカーになることにはたくさんのメリットがあります。自分にはハードルが高いからと考えて、得られるはずのメリットを放棄するのは、非常にもったいないと思います。 本記事では、スピーカーになってテクニカルトークをするとはどういうことなのか、具体的にはどうすればいいのかについて考えてみます。
前回のエントリー三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな 〜ジョゼ・モウリーニョ 1〜で、プロサッカー選手経験ゼロのジョゼ・モウリーニョが「世界最高の監督」となるまでの足跡をご紹介しました。たくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございました。 今回はモウリーニョの足跡から何を学ぶことができるかについて考えてみたいと思います。 なぜモウリーニョはプロ経験ゼロを克服して世界最高の監督になることができたのか モウリーニョは自分のキャリアに対し強烈に「自覚的」であり、常に「戦略的」に生きた人だと思います。しかし、その戦略というのは、きわめてシンプルでベーシック。私はモウリーニョの成功のポイントは下記2点にあると考えています。 (1)自分の強みである「語学」を徹底的に活用、自らの力で「見晴らしの良い場所」に辿り着いた (2)「見晴らし良い場所」にて通訳にとどまらない「超通訳」として全力を尽くし、
何でも楽しいという友人 - はてな匿名ダイアリー というエントリが話題だ。この友人のようになりたいなぁという共感させられる事が多い。また、身近にそのような「友人」を誰でも一人くらいは知っているからではないでしょうか? このエントリーを読んだ時、この友人が持っている力こそ、私が研究している「楽しさ創造力」じゃないかという事を感じました。何でも楽しめる友人のような人であれば、モチベーションなんか考えなくてもいい。楽しい事は自然に一生懸命になりますからね。 語学、論理的思考力、計算力等ビジネスに必要な能力はたくさんあると思います。しかし、友人が持っている「楽しさ創造力」こそ、ビジネスマンが身につけると、最強の能力だと思うんです。このエントリーを読んでいない人もおられると思うので、ちょっと紹介。(読まれていない方は何でも楽しいという友人 - はてな匿名ダイアリーを読んで、こちらに戻ってきて頂いたら
1週間(1日ではない)に4時間しか働かない会社社長が、効率的な仕事のしかたの指南をしている講演があった。3月にテキサス州でおこなわれたSouth by Southwestというメディア関係のイベントの中でおこなわれた「The 4-Hour Workweek: Secrets of Doing More with Less in a Digital World」と題する講演である。以下で講演のMP3ファイルが入手できる。 また、このほかの講演・パネル討論の音声はここで入手できる。 講演の概要は以下のとおりである。 講演者 私の名前はティム・フェリス(Tim Ferriss)。プリンストン大学で非常勤講師をし、ハイテク分野での起業にについて教えている。そして、スポーツ飲料・食品の企画・製造をおこなう会社を経営している。世界15ヶ国に製品を卸している。 起業から現在まで 私は2000年に起業し、
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