<ハイライト> 著者らは、腹腔鏡下大腸手術で長時間作用型リポソームブピバカイン(LB)と術後疼痛、オピオイド使用、在院期間(LOS)、病院費用、合併症、再入院、再手術率を評価するための症例を一致させた研究を行った。LB によって、オピオイド使用、LOS、コストが改善した。追加の薬剤費は、全体的な費用便益の影に隠れた。マルチモーダル疼痛処方に LB を組み込むことは、患者転帰と医療資源利用に利する可能性がある。 <要旨> ・著者らの目標は、腹腔鏡下大腸手術で長時間作用型リポソームブピバカイン(LB)による臨床的および財務上の転帰を評価することであった。 ・LB による局所浸潤を受けた患者は、厳密に対照群に一致させ、術後疼痛、オピオイド使用、在院期間(LOS)、病院費用、合併症、再入院、再手術率を比較した。 ・70 人の患者を各コホートにおいて評価した。手術時間と開腹変更率は同様であった。LB