地震や台風、水害、猛暑、大雪。1年を通じて、自然災害のニュースが報道されない日はないのでは…と思うほど、全国でさまざまな自然災害が発生しています。いざ自然災害に遭遇したときに、より安全に対処するための知識を持ち合わせていますか? ここ日本において、自然災害は対岸の火事ではなく、すぐそこにある危機として認識する必要があります。自然災害に対し正しく行動するための情報の取捨選択と防災意識の高め方を、気象予報士かつ防災士としても活躍する斉田季実治さんにお聞きしました。 人間が天気を予測する日がなくなるかもしれない? 気象予報の最新事情とは プロフィール 気象予報士、防災士 斉田 季実治(さいた・きみはる)さん 1975年、東京都生まれ。北海道大学で海洋気象学を専攻し、在学中に気象予報士資格を取得。北海道文化放送の報道記者、民間の気象会社などを経て、2006年からNHKで気象キャスターを務める。現在