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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (20)

  • コロナは感染回数が多いほど死亡率上昇、後遺症にもなりやすい

    新型コロナウイルスのオミクロン株の研究中に個人用防護服を調整する、オーストラリアのシドニーにあるセントビンセント病院応用医学研究センターのウイルス学者(2021年12月8日撮影)。オミクロン株のBA.4とBA.5系統は、依然として再感染を起こす主要な原因となっている。(PHOTOGRAPH BY KATE GERAGHTY, THE SYDNEY MORNING HERALD/GETTY IMAGES) 新型コロナウイルスの変異株のなかでも感染力の強いオミクロン株の出現により、再感染率が上昇している。米国では3度目、4度目の感染をする人さえいる。また、オミクロン株の亜系統はこれまでに獲得された免疫を回避する能力が高いことも研究で判明している。(参考記事:「オミクロン株のBA.4とBA.5系統が米国で急拡大、気になる特徴とは」) こうした疫学データは新型コロナが何度も再感染しうることを示して

    コロナは感染回数が多いほど死亡率上昇、後遺症にもなりやすい
  • さらに強力なコロナワクチン誕生か、「T細胞ワクチン」に進展

    健康な人の免疫系のT細胞を走査型電子顕微鏡(SEM)で撮影し、着色処理した画像。T細胞は、新型コロナウイルスなどに対する防御で中心的な役割を担っている白血球を構成する免疫細胞のひとつだ。(SCIENCE SOURCE) 接種を受けた人の大半で重症化を防ぐ現行の新型コロナウイルスワクチンは、体内で抗体をつくらせて細胞への感染を防ぐ仕組みだ。 だが、現在承認されているワクチンの場合、接種から数カ月後には抗体量が減少してしまう。対して、抗体ではなく免疫系のT細胞をターゲットとするワクチンならば、ウイルスに感染した細胞をもっと早く排除できるうえ、より長期的に重症化を予防できるのではないか。 しかも、免疫反応が低下していたり、免疫抑制剤を使っていたり、あるいは血液のがんになったりしていて、抗体をつくりにくい患者も守れるかもしれない。そう考えて、「T細胞(誘導)ワクチン」の開発に取り組む研究者がいる。

    さらに強力なコロナワクチン誕生か、「T細胞ワクチン」に進展
  • ピエロはなぜこんなに不気味なのか、社会心理学者の答え

    私たちはなぜ、陽気なはずのピエロを不気味と感じるのだろうか? 不気味さの正体を社会心理学者に聞いた。書籍『科学で解き明かす 禁断の世界』から抜粋して紹介する。 かわいい?不気味? 米国ハリウッドのパーティーでピエロに抱かれる子供は、女優、歌手のライザ・ミネリ。(Photograph by Hulton Archive, Getty Images) 2016年夏、全米の各地にピエロが出没した。森の中に潜んでいたものもいれば、一般市民を怖がらせたものもいた。サウスカロライナ州では、子供がピエロの集団に森に誘い込まれそうになったという通報が相次いだ。フロリダ州では、2人のピエロが斧と野球のバットを振りかざして人々を追い回すという騒ぎを起こした。 ゾッとするような「ピエロ目撃情報」はインターネットで話題になり、かつてのUFO騒動のようになった。 まもなく、ピエロは英国やオーストラリア、カナダでも目

    ピエロはなぜこんなに不気味なのか、社会心理学者の答え
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2022/04/03
    2016年で欧米で発生したピエロ目撃情報はなんだったのか?
  • パンデミック宣言から2年、驚きの連続だった新型コロナの科学

    新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真。特徴的なスパイクタンパク質が見えている。専門家らは、新型コロナウイルスはそれほど速く進化しないと考えていたが、このウイルスはすぐにそれが間違いであることを証明してみせた。(NIAD) 2年前の2020年3月11日、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を宣言した。それ以降、感染者は約200カ国で5億人近くにのぼり、世界で600万人以上が死亡したが、終息はまだ訪れていない。(参考記事:「新型コロナ、WHOがパンデミックと宣言、制御は可能?」) 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は2年の間に、変異のスピード、コロナ後遺症をはじめとする人体へのさまざまな影響、ほかの種への感染の仕方など、科学者たちに数々の驚きをもたらしてきた。 2年がたった今も、新型コロナウイルスについてはまだわからないことがたくさんあると、米ノ

    パンデミック宣言から2年、驚きの連続だった新型コロナの科学
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2022/04/03
    通常のコロナウィルスと異なる進化の早さ、呼吸器不全にとどまらない症状
  • 驚きの手法と技術、mRNAワクチン成功の鍵、構造ウイルス学とは

    クリミア・コンゴ出血熱ウイルス(緑色)が、感染した上皮細胞の表面に現れる様子をとらえた走査電子顕微鏡の画像。(PHOTOGRAPH BY SCIENCE SOURCE) 新型コロナウイルス感染症が世界を席巻する前から、アジア、中東、ヨーロッパの一部地域にクリミア・コンゴ出血熱というウイルス感染症が広がっていた。感染すると、発熱、筋肉痛、吐き気、皮下出血などの症状が現れ、死に至ることもある。致死率は40%にも上る。(参考記事:「致死率30%の新興ウイルスが日に定着している!」) 散発的に流行し、地域によって感染者数も異なるが、着実に増加していることをデータは示している。アフガニスタンでは、2007年に感染が確認されたのはわずか4人だったが、2018年には483人まで増えていた。2018年には、世界保健機関(WHO)によって研究開発が必要な最優先事項の一つに挙げられたが、その治療法はいまだに

    驚きの手法と技術、mRNAワクチン成功の鍵、構造ウイルス学とは
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2022/02/14
    mRNAワクチンの開発では、構造ウイルス学に基づいて、X線結晶構造解析や低温電子顕微鏡で3D構造を分析、構造ベースでワクチンを開発する
  • コロナとアルツハイマーに意外な関連、よく似た症状の謎と光明

    2020年に母親のフランシスさんを亡くしたシェリル・セントオンジ氏は、認知症のため記憶と感情が失われていくフランシスさんの姿を写真に残していた。研究者は今、アルツハイマー病の症状と新型コロナウイルスによる認知障害や脳の変化に見られる類似点を研究し、認知症を発症する原因にウイルス感染が関係している可能性についても探っている。(PHOTOGRAPH BY CHERYLE ST. ONGE) 新型コロナウイルス感染症から回復した後も、脳に霧がかかったようになってぼんやりとしてしまい、日常生活に支障をきたす「ブレインフォグ」と呼ばれる症状を訴える人が増えている。まだわかっていないことが多いものの、この後遺症について判明したことのいくつかは、長い間研究者を悩ませてきた別の疾患の研究に新たな洞察をもたらす可能性が出てきた。 現在、600万人近い米国人を苦しめているアルツハイマー病だ。その患者の数は、2

    コロナとアルツハイマーに意外な関連、よく似た症状の謎と光明
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2022/01/22
    コロナ後遺症のブレインフォグや認知障害と、アルツハイマーの共通点と異なる点。コロナでは短期間で起こるがアルツハイマーでは長期間で発症するなど。
  • 海に岩をまいて温暖化抑止、進む「海洋アルカリ化」実験

    特大の試験管「メソコズム」の外側に藻類が繁殖して日光を遮らないようにブラシで清掃するスキューバダイバー。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL SSWAT, GEOMAR) ここはアフリカ北西部の沖合にあるスペイン領カナリア諸島、グラン・カナリア島の静かな村。夜明け前の港を科学者のチームが足早に歩いてゆく。目指すは、並んで海に浮かぶ9つの大型試験管「メソコズム」だ。 「急ごう、もうすぐ明るくなる」。目を充血させた研究者が、箱形の重そうな装置を1つのメソコズムの中に沈めた。発光する生物の活動を測定する装置だ。「明るくなってからだと測定値に影響するのです」と説明してくれた。 ウレタン樹脂でできたメソコズムは、8000リットルの海水で満たされ、それぞれに異なる量の石灰岩が混ぜられている。石灰岩は炭酸カルシウムを主成分とする岩で、水に溶かすとアルカリ性になる。 このとき研究チームが取り組んで

    海に岩をまいて温暖化抑止、進む「海洋アルカリ化」実験
  • コロナ感染で人格が変わる? 脳研究でわかってきたこと

    フォトジャーナリストのジャラル・シャムサザラン氏は、アルツハイマー病と闘う父の姿を記録した。写真は、母が父に、ここは父自身が若い頃に建てた家なのだと教えているところ。神経科学者らは、新型コロナ後遺症の症状の一部がアルツハイマー病などの神経変性疾患の症状と似ている点に注目している。(PHOTOGRAPH BY JALAL SHAMSAZARAN, NVP IMAGES) 2020年の前半、新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増加していた米ニューヨーク市で、尊敬される救急医ローナ・ブリーン氏が自死した。49歳だった彼女は、ニューヨーク長老派アレン病院の医長を務めており、聡明で、精力的で、有能な人物と評価されていた。精神疾患の病歴はなかったが、新型コロナに感染したことで状況は一変した。 ブリーン氏は同年3月18日に発症し、10日間の闘病を経て仕事に復帰した。しかし家族は心配していた。氏が混乱し、

    コロナ感染で人格が変わる? 脳研究でわかってきたこと
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2022/01/10
    外傷性脳損傷、あるいはパーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病などの神経変性疾患といった、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ている
  • 「LGBT」から「LGBTQIA+」へ、言葉が長くなってきた理由

    1990年代、レズビアン、ゲイ、バイセクシャルの活動家は自分たちのコミュニティーを表現するため、LGBという頭文字を採用した。以来、この言葉はより包括的なものへと拡大している。これを可能にしたのは、1975年に米国ボストンでプライド・パレードに参加した、写真の活動家たちのような人々だ。(PHOTOGRAPH BY SPENCER GRANT, GETTY IMAGES) 10月は、米国ではLGBT歴史月間だ。あるいは、LGBTQ歴史月間だという人、いやLGBTQIA+歴史月間だという人もいるかもしれない。 レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア、クエスチョニング、インターセックス、アセクシャルなど、コミュニティーを表す言葉はとても幅広い。多様な性自認やジェンダー表現に対する理解、認識、受容が進むにつれて、コミュニティーの頭文字を並べた言葉(アクロニム)も長くなってきた

    「LGBT」から「LGBTQIA+」へ、言葉が長くなってきた理由
  • 真鍋氏ノーベル賞でついに光、気候モデラ―たちの試行錯誤

    気候モデルは、温暖化のレベルを予測し、気候変動が自然災害の直接の原因であることを突き止めている。その有効性が激しく批判された時代もあったが、今年は気候モデラーがノーベル物理学賞を受賞するまでになった。(PHOTOGRAPH COURTESY NASA) 10月5日、気候モデル開発の先駆者である真鍋淑郎氏とクラウス・ハッセルマン氏が、理論物理学者のジョルジョ・パリージ氏とともにノーベル物理学賞を受賞した。ノーベル物理委員会のトールス・ハンス・ハンソン委員長は、「気候に関する私たちの知識が、観測結果の綿密な分析に基づくしっかりした科学的基盤の上に成り立っていること」を称えるものだと語った。 気候モデラー(モデル開発者)は、地球科学や惑星科学の専門家であり、応用物理、数学、計算科学分野の経験をもつことも多い。彼らは物理学と化学を用いて方程式を作成し、スーパーコンピューターに入力し、地球や他の惑星

    真鍋氏ノーベル賞でついに光、気候モデラ―たちの試行錯誤
  • コロナの新たな変異株「ミュー株」、危険度は?

    2021年7月8日、エクアドルのキトに開設されたビセンテナリオ・ワクチン接種センターで、プラスチック製のフェイスシールドを着用してワクチン接種の順番を待つ女性。(PHOTOGRAPH BY FRANKLIN JACOME, AGENCIA PRESS SOUTH VIA GETTY) 新型コロナウイルスの新たな変異株の1つであるミュー株は、今年1月にコロンビアで最初に確認された。ウイルス情報のデータベースであるGISAIDによると、9月13日現在、ミュー株は48カ国で確認されているが、米国や日で猛威を振るっているデルタ株ほどの感染力はないようだ。実際、米国におけるミュー株の割合は6月末にピークに達し、その後は着実に減少している。 しかしコロンビアではミュー株は瞬く間に主流となり、患者の3分の1を超えた。世界保健機関(WHO)は警戒を要する変異株にギリシャ語のアルファベットの名をつけており

    コロナの新たな変異株「ミュー株」、危険度は?
  • コロナで注目の抗寄生虫薬イベルメクチン、今わかっていること

    イベルメクチンは、家畜の体内にいる寄生虫を駆除するために使用される。写真は米ワイオミング州の牧場で飼育されているウシたち。(PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 米国ではワクチンを接種していない人の間で、抗寄生虫薬「イベルメクチン」の需要が高まっている。デルタ株が急速に拡大する中、ワクチンに懐疑的な人々が代替薬を求めて、一部の医師や支持者が奇跡の治療薬として盛んに宣伝しているイベルメクチンにたどり着いたのだ。 米品医薬品局(FDA)は、人や動物における特定の寄生虫の治療薬としてイベルメクチンを承認しているが、新型コロナに対する使用は許可していない(訳注:日国内でも新型コロナ治療薬としては未承認)。 フロリダ州、ミシシッピ州、テキサス州を含む複数の州の中毒管理センターは、イベルメクチンの誤用や過剰摂

    コロナで注目の抗寄生虫薬イベルメクチン、今わかっていること
  • 新型コロナ、“無症状”でも無害とは限らない

    2021年6月21日、米カリフォルニア州パロアルトのスタンフォード大学新型コロナ後遺症クリニックで患者のロージー・フローレスさんを診察するエクトル・ボニーヤ医師。(PHOTOGRAPH BY STANFORD MEDICINE) 2020年2〜3月に横浜港で隔離されていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で新型コロナウイルスに感染した人の肺の画像を初めて見たとき、米スクリプス・トランスレーショナル研究所のエリック・トポル所長は心配になった。PCR検査で陽性となった104人の乗客のうち、76人は無症状だった。にもかかわらず、その54%のCT画像に、肺に水がたまっていることを示す「すりガラス陰影」と呼ばれる灰色の斑点が見られたのだ。 「これが事実だと確認されれば、症状がなくても無害とは限らないことを示唆している」。トポル氏は、ダニエル・オラン氏とともに著した総説論文でそう警告している

    新型コロナ、“無症状”でも無害とは限らない
  • デルタ株、ワクチン接種後感染者も感染広げる可能性、証拠を確認

    米フロリダ州レイクワースのワクチン接種会場で米ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンを投与する医療従事者。2021年8月13日金曜日撮影。(PHOTOGRAPH BY SAUL MARTINEZ, BLOOMBERG VIA GETTY) 新型コロナウイルスのデルタ株は、規定回数のワクチンを接種した人の鼻腔でも、ワクチンをまったく接種していないときと同じように増殖しうることが、8月11日付けで発表された予備的研究の実験で確かめられた。増殖したウイルスが人に感染しうる点についても同程度だった。 つまり、ワクチン接種を終えた人もウイルスを他人に感染させる可能性があるということだ。その可能性はあるだろうとこれまで多くの専門家が考えていたものの、実験で証明されてはいなかった。 「私の知る限り、ワクチン接種が完了した感染者(の試料)からヒトに感染するウイルスが培養されうることを示し

    デルタ株、ワクチン接種後感染者も感染広げる可能性、証拠を確認
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2021/09/03
    デルタ株は、規定回数のワクチンを接種した人の鼻腔でも、ワクチンをまったく接種していないときと同じように増殖し,鼻腔内で増殖したウイルスが人に感染しうる
  • コロナワクチンの「接種後感染」、重症化は極めてまれ

    米カリフォルニア州サンタモニカのAppleストア内で、新型コロナ感染予防のためにマスクを着けて順番を待つ人々。CDCによると重篤なブレイクスルー感染は極めてまれだが、専門家は、ワクチンの接種を完了してもマスクを着けてウイルスを防ぐよう推奨している。(PHOTOGRAPH BY GENARO MOLINA, LOS ANGELES TIMES, GETTY IMAGES) 米国ワシントンD.C.の国会議事堂から東京のオリンピック選手村まで、ワクチン接種を済ませた人々の間で新型コロナ検査の陽性例が出ていることから、いわゆる「接種後感染(ブレイクスルー感染)」への懸念が高まっている。それにともない、新たな変異株へのワクチンの効果や、効果の持続期間などが取り沙汰されるようになった。 米国内でブレイクスルー感染がどれほど起こっているかは、正確には判断できない。なぜならデータは不完全で、一貫した追跡調

    コロナワクチンの「接種後感染」、重症化は極めてまれ
  • 鼻で吸うコロナワクチンが臨床試験へ、高い効果が期待される理由

    研究者たちは、経鼻ワクチンが新型コロナウイルスの感染をどの程度防ぐことができるかを調査している。(PHOTOGRAPH BY RJ SANGOSTI, THE DENVER POST, GETTY IMAGES) 現行の新型コロナウイルスワクチンは、重症化や死亡を防ぐ効果に優れ、変異型のウイルスに対してもかなりの防御力を発揮する。しかし、感染を100%防げるわけではない。そこで科学者らは、より強力で長続きする免疫をもたらす新しいワクチンの投与方法を模索している。有望な方法の1つは、腕に注射する代わりに、鼻の中に噴霧する「経鼻ワクチン」だ。 免疫学者によると、経鼻ワクチンはウイルスが鼻や上気道の粘膜を介して自然に感染する方法に近いため、より優れた予防効果が得られる可能性がある。どこから投与するかは、免疫反応に違いをもたらすのだ。現在、鼻腔スプレーによって投与される6種の新型コロナワクチン候補

    鼻で吸うコロナワクチンが臨床試験へ、高い効果が期待される理由
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2021/07/30
    “経鼻ワクチンはウイルスが鼻や上気道の粘膜を介して自然に感染する方法に近いため、より優れた予防効果が得られる可能性がある。”
  • mRNAワクチンでがんを治す、画期的な治療法に光

    *会員:年間購読、電子版月ぎめ、 日経読者割引サービスをご利用中の方、ならびにWeb無料会員になります。 2019年1月号 次世代の医療/永遠に生き続ける遺体/中国医学の底力/出産で命を落とす現実 1月号は、まるごと一冊『医療の未来』です。1人ひとりに最適な治療や予防法を選べる精密医療の可能性を探った特集「次世代の医療」をはじめ、「永遠に生き続ける遺体」「中国医学の底力」などをラインアップ。医療の最前線が見えてきます! 定価:1,131円(税込) amazon

    mRNAワクチンでがんを治す、画期的な治療法に光
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2021/07/16
    個別化がんワクチンは、異常な細胞を認識することに特化したキラーT細胞を目覚めさせ、がん化した細胞を殺させる
  • 私はこうして「世界初の公認サイボーグ」になった

    「世界初の公認サイボーグ」ニール・ハービソン氏。アンテナで光を振動に変換し、頭蓋骨に伝えることで「色を聞く」。(PHOTOGRAPH BY MAREK ZAKRZEWSKI, EPA) 義肢から薬剤まで、人間は数千年にわたり、テクノロジーを活用して身体や精神の能力を向上させてきた。それが今、加速している。進歩するテクノロジーを使った「人間拡張」によって、従来とまったく違った方法で世界を体感しようとしている人たちがいるのだ。(参考記事:「脳とつながるハイテク義手」) 34歳のアーティスト、ニール・ハービソン氏もそうした人々のひとりだ。色覚異常を持って生まれた彼は、目に見えるものすべてがグレースケールで、ほかの色をまったく認識することができない。ハービソン氏はこれを障害というより、むしろ財産であるととらえているが、一方で視覚というものをさまざまな面から理解したいとも考えていた。(参考記事:「色

    私はこうして「世界初の公認サイボーグ」になった
  • ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア

    熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ

    ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア
  • 「最強生物」クマムシ、衝撃のDNA構成が判明

    クマムシは驚くべき能力の持ち主だ。渇水などの過酷な状況でも生き抜くことができる。(PHOTOGRAPH BY ROBERT PICKETT, VISUALS UNLIMITED/CORBIS) 水生の無脊椎動物であるクマムシは地球上で最もたくましい動物と考えられている。緩歩(かんぽ)動物と総称されるこの小さな生物は、凍えるような寒さや長期の渇水、大量の放射線に耐えられるだけではない。知られている限り、真空でも生き延びられる唯一の動物だ。(参考記事:「宇宙生物学とクマムシと私」) この目に見えないほど小さな怪物の体は何でできているのだろう? クマムシは存在自体が驚きだが、この疑問の答えも衝撃的だ。 さまざまな生物のDNAをミックス 11月23日付の科学誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された論文によると、クマムシには全体の17.5%にも相当する大量の外来DNAが含まれているという。

    「最強生物」クマムシ、衝撃のDNA構成が判明
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2015/12/04
    低音、乾燥、放射線だけでなく真空でも生存できる。17.5%が外来遺伝子(地球外でなく異なる生物界の遺伝子)で水平伝搬の割合が高い。無性生物でクローンを作って増えていく。
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