鉛筆を削るという行為が特別になる鉛筆だけに許された芯を削るという作業を愉しみなものに変えてくれる特別なエルカスコ社の鉛筆削り。この鉛筆削りならではの作法をご紹介します。 パソコンは文字を打つ。そして、ペンは文字を書く。昨今は日々打つことばかりになってしまいがち。打ってばかりいると、当初は面倒だと思っていた書くことが、かえってとても輝いて見えるようになってくる。この書くという作業の我々にとっての原点はやはり鉛筆だろう。鉛筆には「削る」という、これまた面倒な作業が伴う。この面倒な作業を幸せなものへと昇華させてくれるものがある。スペイン エル・カスコ社の鉛筆削りだ。 1台55,650円もする高価なこの鉛筆削りを、これまで40台以上も販売してきたアサヒヤ紙文具店さんで、その魅力を伺ってきた。