増田に関するbokmalのブックマーク (51)

  • 東京に住んでいない俺がどこで文化を享受しているか

    これはいま、おれの中にひとつわりと明確な答えがあって、それは "スーパーセンタートライアルに向かう途中の田んぼ道"です おれの住んでる田舎は、市の人口5万人とかなんで、かなりザコいんだけど、24時間営業のスーパーセンタートライアルを抱えている そんで俺はそっからチャリで5分程度のとこに住んでいる そうすっと、夜10時からでも、思い立ったらチャリに乗って、でけえスーパーで買い物ができるわけですよ まずこれはひとつの文化と言って良い スーパー って博物館だからさあ! そんで、そこまで行く途中の道、これもまたいいわけ 中規模の川が近くにあるから、いまの季節、サワガニが地面を這い回っているんですよ まず、玄関からチャリまで歩く過程で、スマホのライトに照らされて、聞き取れるくらいデカい足音を立ててカニが逃げる、おれはウオっと思ってちょっとのけぞる、こういう体験が、よくわかんねえけど、ひとつの原体

    東京に住んでいない俺がどこで文化を享受しているか
    bokmal
    bokmal 2023/07/29
    わけですよ増田だ。いつも文化を享受させてくれてありがとう
  • 今日、私は、阪神ファンになりました

    祈りの言葉を書かせてください 今日は阪神の試合を見に行きました ライト外野に一人ぼっちでです もともと自分の母方は姫路に拠地があるので3歳から六甲おろしを歌わせてもらえる家庭でした でも自分は物心ついたときから町田か町田の近くで育ってて 自分の中心になる球団ってやっぱり遠かったんです それでも阪神ファンは心の拠り所でな(なんJの影響もある) ずっと視界のどこかで彼らの動向を追うてました ある日 奇跡的に仕事が休みになる日があったんで「そうや!阪神の試合観に行こう!」ってなったんすわ 夜行バス往復とって でも行きの晩(昨日の晩)寝坊してね 朝始発で新幹線乗って行きました 関西に住んでる友達と会うて 宝塚で散歩してな 別れて で西宮のライト外野におったわけです 昔買うた平鍔のキャップ被って 黄色と黒のかわいいアウター来て 夢中で試合にかぶりついてました ボールを打ってる人たちが僧侶や菩薩のよ

    今日、私は、阪神ファンになりました
  • ニャッキの巨大化に興奮する人間と通じ合いたい

    はじめに「NHKのクレイアニメ『ニャッキ!』で青虫のニャッキが巨大化する回に興奮をおぼえる人間が存在する」というのを風の噂で聞いた。 当初は「またまた、ご冗談を」というのが私の感想だった。千差万別、八百万のフェチが幅を利かせているこの現代社会においても、教育番組の中の粘土でできた青虫に、ましてやそれが巨大化するさまに興奮する人間など一人もいないと思っていたのだ。 だが、いた。しかも一人でなく、掲示板で、SNSで、まばらにではあるがニャッキの巨大化に興奮する旨の書き込みがいくつも見られた。さらには、「分からないと思っていたが段々わかってきた」「そんな気がしてきた」と非ニャッキ巨大化回興奮者がニャッキ巨大化回興奮者に転化する過程のグラデーションのような書き込みまでもが散見された。 つまり、ニャッキの巨大化に興奮するというフェチは先天性のものだけではないということだ。転機さえあれば、人は後天的に

    ニャッキの巨大化に興奮する人間と通じ合いたい
    bokmal
    bokmal 2023/05/18
    たしかに増田読んでたら分からないと思っていたが段々わかってきたわ。/ 性癖(誤用)増田も充実してきたな
  • 長崎の港と京都駅の展望

    出張で三月の終わりに長崎へ行った。二日間の出張で初日に仕事を終わらせ、二日目は自由時間だった。二日目のその日は朝八時頃にホテルのチェックアウトを済ませ外に出た。 コンビニでチュロッキーとコーヒーを買った。コンビニで売っているものは、べるとうんざりさせられるようなものばかりだけれど、チュロッキーだけは例外だ。港の公園まで十分くらい歩いただけだったけど、もう何日もべていないみたいにお腹が空いきて、少し気分が悪くなっていた。折角の日を体調悪いままで過ごすことになるんじゃないかと心配したくらいだった。 海辺のベンチに腰をおろし、波だとか、船着き場の船を眺めながらチュロッキーとコーヒーを味わっているうちに、体が温まってきて、だんだん良い気分になってきた。その瞬間、今日は完璧な一日になるってことが、たちまちにわかったんだ。たまにそういうことってあるじゃない。今日がそういう日だったんだな。 港近くの

    長崎の港と京都駅の展望
    bokmal
    bokmal 2023/05/07
    “カゴの中で白い猫が寝ていて、その上にどっさりと赤いコーヒーの実が乗っているんだ。猫は埋められて顔だけ覗いているんだが、その寝顔の穏やかさといったらなかったな” いい…
  • コインロッカーから前の人の100円が出たら別のロッカーを使うべき

    日曜日にとある美術館に行ったんだがモヤモヤしてしまったのでどうすればモヤモヤしなかったのか知りたい。 昨日の俺は美術館とは別に買い出しもしてたのでクソデカリュックを背負って美術館に入り、リュックはロッカーに預けることにした。 そこのロッカーは入れた100円があとで帰ってくる今どき良心的なタイプだった。 俺が荷物を入れて鍵をひねると入れたはずの100円がすぐに返ってきた。 壊れているのかと不安になり、確認のために開け締めを繰り返すと100円がいつの間にか2枚になっていた。 前の利用者が100円を回収していないのだ。 この時、前の利用者が100円を忘れた気持ち悪いロッカーは無視して他のロッカーを選び直すべきだった。 今なら分かる。 そうだ。それだけが正解でそれ以外のすべての選択は間違いだった。俺はそこを間違えたのだ。冷静さを欠いていた。 どこから冷静さを欠いたのかと言えばここで間違いない。 買

    コインロッカーから前の人の100円が出たら別のロッカーを使うべき
    bokmal
    bokmal 2023/03/07
    “「迷惑な○ピー○○ピー」” 柿ピーバタピー…?/ たまに現れる日常サスペンス増田好きだ。
  • いいなと思うもの

    ・水族館や動物園で、説明文を読んで得たばかりの知識を、同行者になぜか少し得意げに披露している人の声を聞きながら、動物や魚を見ている瞬間 ・いいパン屋でいい惣菜パンを買って、包み紙に油が染みているのを見たとき ・新しいゲーム機の初期設定をしているときの、焦れるようなワクワクするような感じ ・ロイヤルホストなどのファミレスの看板が、雲ひとつない青空をバックにゆっくり回転している ・22時22分 ・式典のために用意された、デカい花瓶に入ったデカい生花の近くを通ったときに感じる、強い花の匂い ・12月の雨の日、降っているものにあられが混じっていることに気がつく瞬間 ・春先に飛んでるオレンジ色のチョウチョ(ツマグロヒョウモン!) ・夏場に美術館や博物館に行ったときの、圧倒的な涼しさ(案外人は多くて、静かさはない) ・自転車でネコの横を通り抜けるときにネコが見せる、いつでも動けるように緊張した姿(実際

    いいなと思うもの
    bokmal
    bokmal 2023/03/05
    “明らかに風が強い日の朝、起きた瞬間にそれがわかる”
  • 人生でよかった時間 3選

    大学のとき帰省して地元を散歩したとき大学1〜2年くらいのとき、たしか春休みに帰省して、暇だったからちょっと散歩に出た 中学くらいからずっとインドア派だったから地元を歩くのは久しぶりで、なんだったら未就学児のときぶりに歩くようなところを歩いた 当時好きだった公園に行ってみようと思い立って、記憶をたどって歩いてたら、思ってたところにはたどり着かず、でも桜がたくさん咲いているいい感じの広場に出た まあ、言っても大したことはないし、桜だって別に満開ではなく、だから花見の客もいなかったんだけど、それはつまりその場には俺しかいなかったということで、広い空間と桜を独り占めしている形だった 正直痺れた 素直に良いところだなあ、と思った 春そのものみたいな気候で、まばらな雲の向こうで青空が綺麗だった 花の匂いがしていた 豊中市街の散歩豊中市の都市緑化植物園に行こうってことで、彼女と電車に乗って行った 曽根に

    人生でよかった時間 3選
    bokmal
    bokmal 2023/02/01
    おー、いいね!みんなの3選読みたい。私も今から思い出し作業に入ろう。
  • あんたさえよければ俺が友達になってやるのに

    bokmal
    bokmal 2023/01/30
    「あんたさえよければ俺が友達になってやるのに」。なんて素敵な言葉だろう。印刷して部屋に貼って拝みたい増田だ。
  • お買い物日記。

    1月某日、子供らを連れて買い物に行った。夫は「行かなーい」と言ってトドのように寝ていたので、そっとしておいた。普段だったらもう一歩踏み込んだ感じに「お買い物行こうよぉー! あたしパパとお買い物したい!!」とぶりっ子すると嫌々という体で……というか、嫌がってるのは気なのだが……一緒に来てくれるのだが、子連れでしかも回りたい店複数となれば夫の不機嫌はMAXに達してしまいそうなので、よした。以前は買い物に連れ回す代わりに、最後にどこかで良さげなおやつを買って夫の機嫌を回復させるという技が使えたのだが、年末に夫が糖尿病であることが発覚してしまったので、技を封印せざるを得なくなった。しょんぼり。 買わなければならないのは、子供たちが新学期に学校に持っていく雑巾、上の子が習字の授業で使うぺらぺらなレジャーシート(そんなもん書写で使うんや……)、上の子の理科のノート、私が庭木や盆栽の手入れをするための

    お買い物日記。
    bokmal
    bokmal 2023/01/11
    めちゃくちゃ楽しいな…ずっと読んでいたい。またお願いします。
  • 「花束みたいな恋をした」、アレルギー反応がヤバい

    眠いので、何かネットフリックスで再生して、音だけ聞きながら目を閉じて、面白そうだったらちゃんと見よう、と思うじゃないですか 当はナイブズアウトとか見たいんだけど、俺は断然字幕派で、しかし英語力が低いので、洋画を音だけ聞いても多分1割も話がわかんない なので、まあ邦画でも見っかあ!となったときに、ちょっと前に話題になってた「花束みたいな恋をした」が目に入る 俺は恋ってそもそも嫌いなんで(理由:顔や体型がキモくてモテず、恋愛にコンプレックスがあるから)、流行ってた当初からもうエンガチョボックスにインして、無視してたんだけど、しかし、"マジでどうでもいい"ではなく、"エンガチョ"というのがポイントなんですよね 俺にとって、そもそも、「花束みたいな恋をした」は、"道に落ちてる軍手"ではなく、"道に落ちてるフレッシュな人糞"だったんだ ゼロじゃなくてマイナス、見る前から反感を覚えるタイプのものだっ

    「花束みたいな恋をした」、アレルギー反応がヤバい
    bokmal
    bokmal 2023/01/09
    “俺はせめて亮太と唯くらいにしとけって話をしている”
  • 中古品を買う習慣が抜けない

    貧しかった学生時代の名残だろうかと思いながら生活してきたが、30代になっても全然変わらない。それどころか使い古されたものの方が好きになってしまった。中古品には誰かの影が残っていて、耳を傾けるとものを言う。昔の何気ない日常を熱心に語る。そういうのを聞くのがすごく好きだ。 車も中古車だし、服もも半分は中古だ。椅子は中古のコンテッサ。パナの加湿器もモンベルのテントもクリステルの大鍋も中古。これは蓋が別売りなのだが、それも中古。鏡面仕上げの隅に磨き傷がある。その他に目立った傷はない。気軽にクリームクレンザーか何かでひと拭きしたところで、粒度が粗すぎたことに気づいたのだろう。 フェールセーフは機能したが、蓋を閉めるたびに自分のミスを突きつけられているようで我慢ならなかったのだ。ところが私は他人である。他人の些細なミスを引き受けるのは容易い。その蓋は「来そういうもの」なのだ。少し奮発してぴかぴかの

    中古品を買う習慣が抜けない
    bokmal
    bokmal 2022/12/11
    わかりすぎる…すばらしい言語化ありがとう…と思ったところに「こうして文字にしたことでどこかの増田の目に宿るもの」で、あっ増田じゃないのに勝手にすみません…てなった。/生きてる人は苦手で影は恋しい。
  • 地方オタク系コミュニティプレイス雑感

    地元のオタク系コミュニティの世代交代を感じる。 関東に出る前、地元だった地方工業都市の旧来オタク系コミュニティはズタズタだった。 狭くて薄暗いラジコン屋。店内で話すだけに睨んでくるエアガン屋。電気がいつも半分しか点いていないTRPGコーナー(文具屋のプラモコーナーのさらに奥)。PC屋の隅っこの暖簾の奥のエロゲコーナー。レジのねーちゃんが初恋だった個人 経営のゲーム屋。地元のオタク臭のする場所のどれもこれもが、なんだか近寄りがたく、なにか卓越した技能を持つか、誰かの紹介無しには入り難い。そんな場所ばかりだった。 例外はアニメイトくらいか。あの誰でもウェルカムな明るさはいろんな意味で眩かった。 そしてアニメイトに一歩遅れてやってきたインターネット普及。当時は衛星放送が無ければレンタルが来るまで見れなかったアニメもP2Pという今思えばろくでもないアレのおかげでリアルタイム気味に楽しめるようになっ

    地方オタク系コミュニティプレイス雑感
  • 好きな歌い出し17選

    They found our city under the water 彼らは僕たちの街を水底に見つけた! これ歌の後のほうでも一切言及がない(たぶん)意味不明フレーズなんだけど、詩的ですげー好き 過去形なのがいい どういう意味なんだ すごいぞ!エスパーのように俺は君の目を見て心を読めるハイハイ、って感じの内容なんだけど、実際読めるっていう文脈では全然なく、強がりで言っているというところまでなんとなく伝わってくるのがイイ Tengo un par de cosas tuyas tiradas en mi cuarto y no sé qué hacer 「部屋に君のものがいくつかほったらかしで、どうしたらいいかわかんないや」 失恋ソングの歌い出しとしてかなり好きなんですよね やや投げやりな感じな歌い方とあいまって、なぜ「どうしたらいいかわからない」のかは、長く付き合ってそれなりに繋がりのあ

    好きな歌い出し17選
    bokmal
    bokmal 2022/08/11
    好きなんすよ増田
  • 中3の頃、陰キャ優等生だった俺だが、地域のお祭りか何かがきっかけで不良..

    中3の頃、陰キャ優等生だった俺だが、地域のお祭りか何かがきっかけで不良グループとちょいちょい付き合うようになった 不良たちは午後になると早退して学校の近くのメンバーの家に集まってダラダラと過ごしていた 日家屋のたぶん蔵を改造した離れの二階がそいつの部屋で、たぶん20畳くらいの和室 一階はガレージになってて仲間の原付やバイクがいつもたくさん止めてあった 和室はタンスとか棚とかで一応2つにスペースが分かれていた 奥の方はいつも何枚もの布団が敷きっぱなしで、そっちにでかいテレビゲーム機とネットに繋がるパソコンと大量の漫画があり 男たちはこちらに集まっていた 手前の方には学習机と応接セットと熱帯魚の水槽があって そっちにはいつも女子が集まって雑誌読んだりでかい声で談笑したり化粧の研究をしていた 俺含めて最低5人、多いときだと12人くらい集まってただろうか 俺はちゃんと授業受けてから放課後そこ

    中3の頃、陰キャ優等生だった俺だが、地域のお祭りか何かがきっかけで不良..
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    bokmal 2022/08/01
    “記憶の中のあの数カ月間が薄暗く光るのから目をそらせないままここまで来てしまった どこにいても自分が部外者だという気がする 経験が人格を作るのだろうか 今更寂しいとも思わないがただ不思議だ”
  • 夏休みが始まる前に近所に男の子が引っ越してきた。 外国の血が入っている..

    夏休みが始まる前に近所に男の子が引っ越してきた。 外国の血が入っているのか真っ白い肌で堀が深くて映画の中から抜け出してきたような美形の男の子 けれど典型的な純日人という名前ですこし不思議な感じがした。 男の子とは毎日遊んだ。 僕らの住んでる貧乏人しかいない、馬鹿みたいに広い団地でずっと鬼ごっこをしてた。 片親の家庭ばっかりだったから、外で遊ぶのに飽きたら誰かの家に行って勝手に冷房かけてゲームやらなんやらして遊んだ。 男の子の母親も当にびっくりするぐらい美人だった。 すごく若くて20歳ぐらいにい見えた。 たぶん俺らと同じで片親だったんじゃないかな。 父親を見たことはなかった。 いま思えば外国人の父親に日人の母親が孕まされて逃げられてみたいな家庭だったのかもしれない。 すごく気のいいやつで、こいつと新学期から同じ学校だなんて最高だなって思ってた。 けれど夏休みが終わって、始業式の日になっ

    夏休みが始まる前に近所に男の子が引っ越してきた。 外国の血が入っている..
    bokmal
    bokmal 2022/07/20
    どことなく天沢退二郎 /“すごく気のいいやつで、こいつと新学期から同じ学校だなんて最高だなって思ってた。” 不思議で怖い話にこういう子供時代特有のキラキラ感は絶妙に合うよな。
  • カルト教団に入れてもらえなかった話

    今にして思うと、「アレってカルトだったのかも…」となったから当時の思い出を書くことにする。 当時の俺は、就職に失敗して、なんとか契約社員としてゴミみたいな工場に潜り込んだ男だった。 とにかく最悪の人生を過ごしていたと言っていい。 まあ偏差値は50後半くらいで、イキってそこそこの大学に行ったけど、コミュ力なくて落ちぶれたパターンのやつな。 大体エスポワール号に乗る前のカイジをイメージしてくれればいい。髪型とかマジであんな感じだった。 そんで、ある日、工場の同僚が「たまには遊びに行きませんか?」と言ってきたので、友達もいなかった俺は嬉しくなって夜勤明けの日に街に繰り出した。 で、一緒に飯ってる時に、夢の話になった。「やりたいことないんですか」的なアレだ。 俺は嘘をついた。「実は輸入業とかやってみたいと思っている」と。 実際は輸入とかには全く興味はなかったが、フェアトレードがどうたらこうたら、

    カルト教団に入れてもらえなかった話
    bokmal
    bokmal 2022/07/19
    増田が強すぎて民話の主人公みたいになっとる(ぐうたら/厚かましすぎて悪魔が逃げ出すタイプ)
  • 山奥で育ったのになぜか原風景にニュータウンがある

    山奥っつうのはわりと比喩ではなくて、ガチなんですよ 地名からして深山とか山里とか、そういう、潔い、ふざけんなって感じの、もう、いかにも山でござい!って場所だったんだ 小学校のクラスなんて10人もいなくて、モチロン複式学級だったし、2人しかいない学年なんてものもあった 当然ニュータウンなんてしゃれたモンじゃなく、そもそもタウンですらねえし、なんならビレッジでもない、非文明圏だった イノシシ・サル・マムシ・シカなどが出没するし、春〜夏にはなんかすっげえでっけえスズメバチが家のまわりをブンブン飛び回っていて、俺が帰宅しようとしていると、アゴをカチカチ鳴らして威嚇してくるもんだから、俺は今でも春とか夏があんまり好きじゃない ホントに怖いんだよ バカでかいスズメバチは、マジで怖い おそらくニュータウンにバカでかいスズメバチはいない 家に帰る前にちょっと緊張する、っていうのは、家庭事情によっては結構よ

    山奥で育ったのになぜか原風景にニュータウンがある
  • 文明のすべては、外で寝ないためにある

    エアコンの工事がメチャクチャで、窓が閉まりきらない部屋に住んでいる 説明が難しいんだけど、ダクトが窓に刺さっていて、窓が閉まりきることが物理的にない 数センチ隙間がある!とかではないんだけど、とにかく密閉性が悪い 強い風が吹くと、窓を開けていなくてもカーテンがそよぐ 外なんだそれは カーテンがそよぐ場所は、外と接続されているんだ 外との接続を切ることができないのなら、それは、その場所そのものがもう外だってことなんだ 俺は外で寝たくないんだよ 外で寝るっていうのは、人類がなんとしてでも避けたいと思ってきたことなんだ 古代人はどこで暮らしていたか 洞窟だ 洞窟も実際定義としては外ということになるが、中寄りではある 昔っから、中に憧れていたわけだ 人類 すべての文明が備えているもの:家 家の定義:外じゃない 俺の家:外 どうしてくれんだよ 外で寝ていいんだったら、文明なんかいらないんだよ なぜ働

    文明のすべては、外で寝ないためにある
    bokmal
    bokmal 2022/05/31
    文章が亀になりたい増田に少し似ているが亀は外で寝てるから亀じゃないな。
  • 【追記】クソ厚かましい鳩がいる大阪の街ベスト3

    東京から大阪に越してきて5年が経った 田舎すぎず都会すぎずな大阪が好きだ 大阪に来て驚いたことの一つ、ハトが厚かましくふてぶてしい 俺の地元のハトは人間と共存しているがこちらを味方だと思っていないような感じだった 大阪のハトは「ちっす」「どない?」と人間を舐め腐ったような態度で街を歩いている 3位 樟葉 ひらかたパークで有名な枚方の近く。くずはモールというクソでかい商業施設がある。というかそれ以外何もない。 樟葉のバスのロータリー横の広場のような場所にハトがたくさんいる。 2位、1位のように厚かましくはないがのんびりしすぎている。危害を加えられるという発想はないのか。 リラックスしすぎてハトとしての形状を保っていないやつが多数いる。ちょっと可愛いと俺は思うがくずはモールに遊びに来た若い女にキモがられている。 2位 枚方 ひらパー。駅に色々便利な施設があり、そのど真ん中に待ち合わせ場所に便利

    【追記】クソ厚かましい鳩がいる大阪の街ベスト3
    bokmal
    bokmal 2022/04/13
    “リラックスしすぎてハトとしての形状を保っていないやつが多数いる。ちょっと可愛いと俺は思うがくずはモールに遊びに来た若い女にキモがられている。”
  • 上司に怒られると俺はアイダホのことを考える。

    会社で上司に理不尽なことで怒られ、怒鳴られる度に俺はアイダホのことを考える。 アイダホとはアメリカにある50州のうちのひとつ。アイダホ州のことだ。 俺は別にアイダホに行ったこともなければ、アイダホに詳しいわけでもない。 むしろ何も知れないとさえ言える。 それでも何故かアイダホのことを考えてしまうのだ。 アイダホの人たちはきっと素敵な…まあ、普通の生活を営んでいるんだろうけど。 それでもオン・ザ・ロードに出てくるような若者が闊歩している光景が脳裏に浮かび、なぜだか分からないけれど俺はとてもアイダホに愛執のようなものを抱いているのかもしれない。 今日も俺は上司に怒られる。 明日もたぶん怒られる。 だから俺はこれからも考え続けるだろう。 アイダホのことを。

    上司に怒られると俺はアイダホのことを考える。