2014-12-15 総選挙でふと思い出した「地方の親戚とお札を買った話」 8年くらい前だろうか。地方のとある神社に「お札を買いに行った」ことがあった。 当時、地方の親戚が独立してお店を開業する準備をしていて、その際に職場で飾るお札が必要だったという。祖父の運転するワンボックスに親戚一同乗り合わせて地元の有力な神社に向かった。 私はまずこの「お店を開業するためにお札を買う」行為そのものが不可解だった。なぜなら東京や神奈川で同じ業態の店舗でお札が貼ってあることを見たことがなかったからだ。だが、その親戚はあまり運に恵まれておらず、DVなどで精神を病んだことがあるために、何らかの「信心」を過大視したのかもしれない。 神社につき、境内を散策する。お札の買う場所がわからないので「ごめんください」と建物に入ると、そこは本堂で、祈祷の真っ最中だった。神妙そうに儀式を受けている家族連れがいた。従業員に売店