この文書は、MacOS X上で、上山大輔氏の開発したテキストエディタmi、および、浅海智晴氏の開発した文書処理システムSmartDocを使用して作成しています。これらのソフトを開発し、無償で利用させて下さっている両氏に深く感謝致します。
この文書は、MacOS X上で、上山大輔氏の開発したテキストエディタmi、および、浅海智晴氏の開発した文書処理システムSmartDocを使用して作成しています。これらのソフトを開発し、無償で利用させて下さっている両氏に深く感謝致します。
はじめに ドメイン駆動設計(DDD)とは、2003年にエリック・エヴァンス氏が『Domain-driven design』という書籍にて提唱したソフトウェア開発手法です。DDDを簡単に説明すると「顧客と開発者が業務を戦略的に理解し、共通の言葉を使いながらシステムを発展させる手法」です。具体的には、チームの共通言語である「ユビキタス言語」を用いて「ドメインモデル」を構築し、それをコードとして実装します。また大規模で密結合なシステムにならないように「ドメイン」と「境界づけられたコンテキスト」にてシステムを分割し、「コアドメイン」という最重要領域に集中して開発を行います。 ソフトウェア開発の課題とDDDが解決すること DDDの登場から10年以上が経ち、DDDは着実に普及しつつあります。DDDが普及してきている背景として、システム開発がますます多機能/複雑になり、ビジネス的にも敏速な変更が求められ
上流工程から下流工程までをカバーした,工程別のシステム開発のTips。 プロジェクト中に利用しやすいように,必要になる順番にまとめてある。 (1) プロジェクトの立ち上げと要件定義 (2) 開発環境とリポジトリの構築 (3) ドキュメント(作成支援と管理) (4) ドキュメント(個別) (5) 外部設計 (6) 内部設計 (7) 実装工程 (8) テスト工程 (おまけ) 開発中のエンジニアの心がけや習慣 (1) プロジェクトの立ち上げと要件定義 要件定義: 「要件定義」を理解しよう (要求・要件の3レベルのまとめ) プロジェクトマネジメント: アジャイル開発・スパイラル開発のメリットを,リーン時代にまとめて振り返る (計画の立て方やテストの意義,デメリットの回避方法など) プロジェクトの用語集 テンプレート (検索ボックス付き Excel シート) チーム編成: 開発者のスキルチェック集
前回までは、見積もりの基本的な事項として「見積もりプロセス」「システム開発プロセスと見積もりの関係」をテーマに取り上げました。今回は、見積もりを行う上で発生しがちなユーザーとベンダーの認識の齟齬について、その発生原因と解決策を説明します。 システム開発はユーザーとベンダーの共同作業です。それぞれの立場の担当者が集まって話を進めてみると、どうも話が噛み合わない。システム開発の上流工程では、そんな場面がたびたび発生するものです。例えば、「要求事項を細かく確認してみたら、ベンダー担当者が理解したと思っていた内容が、ユーザー担当者の意図とは異なっていた」「従来通り動作するというユーザーの認識が、ベンダー担当者には伝わっていなかった」などです。 契約を交わす前なら、こうした事態に気付いた時点で双方が確認し合うことにより手戻りを未然に防ぐことができます。しかし、見積もり内容を双方が確認し契約を交わした
Malwarebytes は、驚くべき成長を見せています。1年以上前にこのシリコンバレーの会社に入社して以来、私の主な仕事は急成長するセキュリティ企業の力となるシステムの設計と開発です。日々数百万人が利用する製品をサポートするために必要な、全ての基盤をつくります。私は12年以上、アンチウイルスとアンチマルウェアに関わるいくつかの会社で働いてきました。毎日処理する膨大なデータのせいで、これらのシステムがどれだけ複雑なものになるかを理解しています。 面白いことに、ここ9年ほどで私が携わったWebのバックエンド開発のほとんどは、Ruby on Railsが使われていました。誤解されないように言っておきますが、私はRuby on Railsが大好きですし、すばらしい環境だと思っています。しかし、Rubyでシステムを設計し始めると忘れてしまうのは、マルチスレッド化や並列化、高速化、メモリオーバーヘッ
エンタープライズJava開発に従事している方であれば、一度はStruts 1を扱ったことがあるでしょう。Struts 1はJavaのWebアプリケーションフレームワークとして2001年ごろに誕生しました。 MVCモデルに基づいたアーキテクチャと高い生産性から、数年後にはデファクトスタンダードとなるほどの人気を獲得。当時、多くの企業がこぞってStruts 1を使った企業システムを構築しました。筆者自身が業界に入ったのは2004年のこと。最初に参加したプロジェクトがStruts 1を使った企業システムの構築だったことをよく覚えています。 当時に作られたシステムの多くは、今でも現役で稼働しています。最近でもStruts 1ベースの企業システムを改修する話はよく聞きます。しかし、2013年にサポート終了を迎えたため、今後Struts 1を使い続けることは大きなリスクになりました(参考)。つまり、新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く