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ブックマーク / hooktail.sub.jp (4)

  • ホログラムを作ってみよう!! [物理のかぎしっぽ]

    2006年2月13日,京都工芸繊維大学工芸学部電子情報工学科の教授でいらっしゃる久保田敏弘先生にご協力を願い,ホログラムの制作を行いました.その様子を記事にします.また,ホログラムやホログラフィ技術に関しましては, こちら をご参考になさってください. なお,参加者は 黒子 , 篠原 , トミー の3人でした. 制作するホログラムの種類 ホログラフィには作成方法によっていくつか種類があります. 今回,制作したホログラムは最も簡単なもので,ヘリウムネオンレーザー(赤色,波長 )を光源として使用します.原理は ホログラフィ技術 で紹介したものと全く同じになります. ホログラムの被写体は, 崎間氏 に制作していただいた「かぎしっぽネコ」と黒子の携帯ストラップです. ホログラムを制作する前に ホログラムを制作するということは,記録材料に あたりに何千もの干渉縞を記録するということなので,制作する

    ホログラムを作ってみよう!! [物理のかぎしっぽ]
  • 色々な座標系 [物理のかぎしっぽ]

    物理学で座標系を考えることはとても大事です. まず,座標について勉強するとどんな世界が見えてくるのかについて軽く触れます. その後,具体的に色々な座標系を考える準備として,座標変換の際に出てくる計量因子という量と, デカルト座標系以外での微分演算子(grad, div, curl等)がどうなるのかを見てみることにしましょう. 座標から見えてくること 物理の計算では,デカルト座標系以外の座標系が威力を発揮する場面がよくあります. 適切な座標変換をほどこすと,方程式が簡単な形になって問題の見通しが良くなることもありますし, 複雑な微分方程式が変数分離形に帰着して解けるようになることもあるのです (物理学では,微分方程式を変数分離形に帰着させることが座標変換の目標であることがとても多いのです. このことは特に強調しておきます). 逆に,座標変換を考えることは,座標変換によっても変化しない幾何学的

  • ラグランジェの未定乗数法 [物理のかぎしっぽ]

    ラグランジェの未定乗数法というのは,「拘束条件がある関数」の極値を求める数学的テクニックです. とても重要な計算テクニックなので,ここで紹介します. この節では,最初にいきなり計算の仕方を紹介します. 計算だけを読んでも覚えにくいと思いますので,最後に例題も載せます. 例題をやりながらまた最初の説明に戻る,ということを何度か繰り返してみてください. 幾つか問題を解いてみれば,便利さを体感して頂けると思います. 一回なんとなく理解しておけば,忘れてしまっても, また使うときに「物理のかぎしっぽ」のページで復習すれば良いだけです. (※変数に付加的な条件式のことを,ここでは拘束条件と呼んでいます.) ここで , , が互いに独立ならば話は簡単で, 偏導関数 , , を連立して解けば良いだけですね. ( の右下に小さく とか とか書いてあるのは, を や で偏微分したという略記号です.慣れておく

  • ベクトル解析奮闘記1 [物理のかぎしっぽ]

    はじめに 講義などで初めてベクトル解析を習った時,“難しい”,“わけわからん”と思った経験がありませんか?実は私もその一人です.いまだに詳しくはわかりませんが,これまで私が悩んだ過程をここにご紹介して,もしご参考になればと思います. 初講義前日 ベクトル解析って,ベクトルを使って問題解いたりするのでしょうか?ベクトルなら高校の数学で習ったし,要するに大きさと,方向(向き)を持つ概念ですよね?矢印作図して足し算したり,引き算したり,大きさを実数倍したり,特に始点を原点 にすれば終点の座標 でベクトルを表せちゃいます.作図しなくても,そういう風に成分表示すれば足し算,引き算も簡単です.内積だってわかります.成分で書くと とすればいいのです.簡単,なはずです. たいした事ないですよ,きっと.実は明日ベクトル解析の初講義なんですが,予習なんてしないで寝ちゃおっと・・・. 翌日初講義終了.ところが!

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