「良い爺さん」とは、現役時代に仕事の達成感があり、潔く身を引き家族との団欒や趣味の世界を大切にする、いわゆる達観した人生を送るイメージがありました。「良い爺さん」に憧れていたのは中年の頃でしょうか。 生まれつき貧乏性で小心者がそんな爺さんになれるわけがありません。地方新聞社を60歳で定年退職し早や10年余が過ぎました。当てにしていた再就職が駄目になり、社会保険労務士資格を取得し開業。未知の第2の人生に踏み出し、あたふたと日々を送り、働き、暮らす人との出会いがありました。見なくても済むことを見、しなくても良いことした感じもしますが、これも人生です。世間の風は意外と冷たく、若い世代が働き、暮らす環境は、われわれとは比べられないほど厳しいのかも知れません。 一方、有り余る時間の中、少しのお金を残すより記憶を刻んでおこうと小旅行を復活させ、学生時代、独身の頃の気分に浸れました。加齢に伴う病気や不注
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