7月18日、シリアの首都ダマスカスの国家安全保障局で爆発が起こり、ダーウード・ラージハ国防相、アースィフ・シャウカト参謀次長・国防副大臣、ハサン・トゥルクマーニー副大統領補佐官(元国防相)ら、政権中枢の軍・治安担当幹部の多数が死亡し、ムハンマド・シャッアール内相ら多数が負傷した。シリア政府側の報道でもこれを認めており、事実とみられる。http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-18887190http://blogs.aljazeera.com/liveblog/topic/syria-153 シリアで昨年3月に反政府抗議行動が地方から始まって以来、16カ月にわたって続く、アサド政権の緩慢で陰惨な崩壊過程が、また新たな段階を迎え、加速している。7月に入ってから事態の展開の速度は増しており、1日あたりの死者の数も急増している。 反政府抗議行動が各地