このコラムについて 旅順要塞に無謀な白兵突撃を繰り返した、乃木希典率いる第三軍司令部は無能だった。騎兵戦力ではロシア軍が圧倒的に優勢だった。日本海海戦において、日本海軍はバルチック艦隊を全滅させ、奇跡的な勝利を収めた。--日露戦争についてあなたが持っている「常識」をくつがえします。真の日露戦争には、現代のビジネスに役立つ珠玉の教訓が詰まっています。 記事一覧
様々な理由が考えられるだろうが、最初に思いつくのは、要となるローマ帝国が衰退するとともに、その先には海しかないユーラシアの半島のような狭い地域に、人種や言語の異なる多民族が東から順に押し込まれてしまったという結果である。 生産性の低い麦がもたらした紛争 意思疎通がうまくいかない雑居集団の相隣関係では、争いの種は尽きまい。その中でも、人間生活で最も切実な食物に問題が関われば、争奪戦も深刻なものになっただろう。 食えるか食えないかの問題(貧困の問題と置き換えてもよい)は、少なくとも1500~1600年代頃までは、生産性の低い作物と土地とに向かい合わねばならなかったヨーロッパの宿命だった。南欧を除けば、カロリー源のオリーブの恩恵にも与(あずか)れない。 温暖だった中世前期が終わると、地球規模の寒冷期が到来した。1300年代から1700年代にかけて、ヨーロッパでは、それでなくともアジアのコメに比べ
突然の金融市場局長更迭は「自爆テロ封殺作戦」!? 乱高下繰り返す長期金利と黒田日銀に何が起きているのか 黒田東彦日銀総裁が就任1ヵ月を迎える。4月4日には大胆な金融緩和を断行して、金融市場を驚かせた。ところが、その後の長期金利の推移を見ると、順調に低下したとはいえない。むしろ乱高下を繰り返しながら、予想に反して上昇気味なのだ。 そんな中で黒田日銀は17日、金融市場局長の交代を含む異例の人事を発令した。いったい、日銀に何が起きているのか---。 「長期金利の低下」が実現できていない 「この人事は例年より1ヵ月半くらい早い。4日の『ビッグサプライズ(金融緩和)』以降、肝心の長期金利は下がるどころか、逆に上昇気味になっていた。これは、はっきり言って金融市場局のお粗末なオペレーションのためです」 こう語るのは、ある外資系金融機関のアナリストだ。 本来なら、日銀が大胆な金融緩和を決めた以上、長期金利
伝統芸能レベルの左翼クリシェを書き散らす沖縄新報が、中国脅威論を批判していました。 自衛隊も持ち出して緊張状態が続く尖閣問題を意識させれば、日米同盟強化もオスプレイ配備も納得してもらえるという算段だろうが、あまりにも作戦の想定が安直で非現実的ではないか。 国際社会への影響の大きさやその後の維持管理コストなどを考えると、中国が尖閣諸島を「奪う」メリットがあるとは思えない。従って「奪還」のためのオスプレイが役立つこともないだろう。 オスプレイ宣撫 離島防衛に絡める安直さ 沖縄新報の主張を真面目に受け止める人は今や少数だと思いますが、中国が武力行使するメリットはないとする論理には説得力があるように思えます。中共嫌いの人も、尖閣防衛の強化を訴える人も、心の底では中国が開戦に踏み切るはずはないと感じており、対中警戒はあくまで中国の横暴を牽制するためのポーズ程度に考えている人は多いはずです。 中国のメ
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この二つは、かなり前に書いた戦史ものの雑文です。ワープロからパソコンに移す際にディスクがクラッシュしていて、せっかく書いたものが失われてしまっていたのですが、プリントアウトが見つかったので再録することができました。データがなくなって二番目にくやしかった文章なので(一番惜しまれるのが、自分が見た夢の記録。これはプリントアウトしたことがないので絶望的)、復活できてうれしく思います。 実はもう一篇、カエサルのガリア遠征の文章もあったのですが、これはプリントアウトが見つかりませんでした。かなり長いものなので、プリントアウトしていなかった可能性もあります。
実際の所、不思議な話なんだ。 3月10日の東京大空襲は... 対日戦略爆撃での被害者数は調査機関によって30~55万名までのばらつきがあるけど、これは核兵器による被害差が多くを占めているのであって、通常爆撃では17万名弱~22万名強の範囲内に収まっている。 加えて3月10日の被害も最小で8万3千名、最大で10万名以上とされているから極端な差はない。 つまり「核兵器を除いた対日戦略爆撃による死者」の過半数が3月10日の東京大空襲で生じたのはほぼ間違いないと言える。 ここで着目したいのは「3月10日の爆撃は特殊だったのか?」と言う事だ。 確かに3月10日以前に比べれば夜間、低高度、焼夷弾使用の点で特殊と言える。 だが3月10以降の爆撃に比べればなんら特殊な点は見られない。 東京の地理的特性だろうか? そんな事はない。 木造家屋だろうが交雑した河川だろうが、日本の港湾都市ではどこでも当たり前の要
第一節 ミッドウェー海戦 一般的に「ミッドウェー海戦は太平洋戦争の天王山であり空母機動部隊の壊滅が敗戦を決定づけた。」とされている。 それは確かだ。 空母や航空機の喪失については。 だが搭乗員の損害についてはどうであろう? 実のところミッドウェー海戦では米空母と死闘を繰り広げた飛龍の搭乗員こそ全滅に近い損害をだしたものの、他の3空母搭乗員は大した損害を受けていないのだ。 搭乗員全体についての正確な損失数は澤地久枝著「記録ミッドウェー海戦」に詳述されているので、ここでは大尉以上の搭乗員指揮官についてだけ見てみよう。 赤城に乗っていた指揮官搭乗員には淵田中佐(戦後に「ミッドウェー」を著述)を筆頭に雷撃の神様として有名な村田少佐、強行偵察の名手として名高い千早大尉(「我に追いつく敵機なし」の電文で有名)、エース戦闘機搭乗員の白根大尉(「紫電改のタカ」にもでてくる。スコア9機)などがいたが彼らは全
1 :天之御名無主 :2000/10/21(土) 12:03ギリシアとかの密集陣には弓は通用しなかったんですか。 時代、時代で使われる戦術とか違う理由を教えてください。 後、騎馬隊って臆病な馬使って残党狩りとか除いて有効なのか、教えて ください。 2 :天之御名無主 :2000/10/21(土) 16:40蒙古は何故強かったんだ。 馬から弓撃つ技術がすごかったのか。手軽に動けるから人数が多かった のか。 製鉄が優秀とか聞くけど中央アジアでそんなこと可能だったのか。 3 :天之御名無主 :2000/10/21(土) 16:43密集集団のギリシア軍と日本の戦国時代の長槍足軽ではどちらが 強いのか。 4 :名無し三等兵 :2000/10/21(土) 18:51質問はひとつに絞りなさい。 5 :世界@名無史さん :2000/10/21(土) 19:03>>1 この当時の飛び道具はキルパワー(=命中
Nicholas Thompson, The Hawk and the Dove: Paul Nitze, George Kennan, and the History of the Cold War, Henry Holt, 2009 核抑止論に立脚して軍備増強を主導したポール・ニッツェ(Paul Nitze)と、それは際限なき軍拡競争を招いてしまうと批判したジョージ・ケナン(George Kennan)。方やウォール街出身の実務家としてトルーマンからレーガンまで歴代政権のスタッフとして活躍、方や外交官出身の歴史家。考え方も身の処し方も相異なる二人だが、個人的には非常に緊密な親友同士であったという。 本書は、冷戦期におけるアメリカ外交政策の基本方針を理論的に基礎付けたこの二人の交友関係を軸として、第二次世界大戦の終結からソ連崩壊に至るまでのアメリカ外交史を描き出す。二人の考え方に代表させ
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