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Haropyとことばに関するcloserのブックマーク (2)

  • Haropy - 浴室にて、おなぐっずが

    浴室にて、おなぐっずが鰐を犯すという想像。 これを実存的に通訳するならば、おなぐっず自身が誰も見ていないところでひそかに消失してしまうという想像的生は、質的なおなぐっずの痴態が生み出したものであることがわかった。これをそのまま言葉にしたのでは、その質的な痴態はそのまま言葉に受け継がれてしまう。従って、言葉はそのひとつひとつに於いても、又全体を通しても私の痴態の積極的な誘い以外のものにはなり得ないのだ。それは、おなぐっずが目指しているおなぐっず自身を言葉にしてしまうということとは反対に、言葉の方がおなぐっず自身になってしまうということなのである。 その上、おなぐっずの想像的生は殆ど受け身である。従って言葉も又受け身のものとなって、他人に挑戦する、或いは他人の方へ伸びて行くという力がなくなってしまう。読む人は読むだろうが、かなり積極的にその言葉にかかわろうという姿勢を持っていない限り、どん

  • Haropy - 半島にて

    かなり細長い狭い拡がり、そこに家々と納屋と柵があり、その外に海がある。海は岩礁によって囲まれている。柵は海と岩礁からいちばん近い砂の上にあつて、その柵のこちら側に納屋がたち、柵と納屋の下は空いていて、そのなにもないところでその二つがつながつている。それから、そのつながりは、少しずつ海の方に向つて傾いている。だから、あたし達が納屋の下から海をみるとき、海は箱のように四角く狭く、その上いちめんにかわいた木や釘のにおいがする。ここであたし達をとりかこむ木、それは流木やとまり木や折れた櫂がいちばん多い。そして、なかでも、ひときわ丈夫なやつは夕方納屋の下に船をまきあげるときの轆轤となる。船は、十字架のようなものを背負つたまま、夕方、その轆轤と傾きに支えられて砂の上にひきあげられ、そこでかわく。奇妙なことだが、このあたりでは船は決してその外側からかわくことはない。それは内側から、それも内側のごくこみい

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