ドイツのデザイナーMalwin Béla Hürkeyさんが製作した『Nihon Typeface』は印鑑からインスパイアされて作られたフォント。 印鑑に用いられる篆書体のシェイプをモチーフにアルファベットにそのエッセンスを取り入れようという試みです。 印鑑書体の特徴である文字と文字の間隔が詰まった感じを表現するために、隣り合う文字によって形を変える合字の手法が使われており、そのパターンは1200以上に及ぶとのこと。 Images via: Behance 様々なウェイトやバリエーションを加えたこれらのフォントはこちらより販売も行なわれています。 さて、最近では印鑑は日本のおみやげ物として非常に人気が高いということですが、西洋人から見れば日本の文字などは珍しいと見え、とりわけ篆書体のような独特の形はデザイナー心を擽るのかもしれません。 ただ、浮世絵にあった印から影響を受けた彼はこの書体を日