つくりたい商品など会議のテーマを設定し、参加したメンバーで議論の上、その内容を基に資料を作成する――。商品開発の基本だ。博報堂DYホールディングス傘下の博報堂テクノロジーズはこのプロセスを、人の代わりに進めてくれる人工知能(AI)サービス「マルチエージェント ブレストAI」を開発した。同社と博報堂は同サービスの業務活用を開始したと2024年3月4日に発表。まずは社内利用に限定しており、2024年
東芝デジタルエンジニアリングは4月1日、運用や保守が困難になったシステムのプログラムを生成AIで解析し、設計図や構成を導き出す「生成AI活用リバースエンジニアリングサービス」の販売を始めると発表した。 システム担当者が転職・退職するなどし、運用・保守が難しくなったシステムについて、人手よりコストを抑え、短時間でリバースエンジニアリング(逆設計)できる上、同社のエンジニアからシステム刷新などの提案なども行えるという。 システムのプログラムや運用マニュアルなどを生成AIに取り込みんでプログラム構造を解析させた上で、同社のエンジニアが正当性を検証して設計書を作成・整備する。 生成AIで解析した結果から、システムの安定稼働に役立つドキュメント作成やプログラムの最適化、システム試験のテストケース生成、システム刷新などの提案も可能だ ドキュメントが適切に更新されていないシステムでは、経緯を知る担当者し
米Microsoft傘下のGitHubは12月29日(現地時間)、「GitHub Copilot」のすべてのユーザーが、追加料金なしに「GitHub Copilot Chat」を利用できるようにしたと発表した。 GitHub Copilot Chatは、米OpenAIの「GPT-4」ベースに開発者向けに微調整されたチャットボット。自然言語を使って、コードの生成、脆弱性の検出、単体テストの作成などを依頼できる。 GitHub Copilot Chatは、Visual Studio CodeとVisual Studioの両方で一般提供され、すべてのGitHub Copilotプランに含まれる。7月にはCopilot Business(月額19ドル/ユーザー)向けに提供済みで、今回Copilot Individual(月額10ドル)でもパブリックβではなく、正規版を利用可能になったということだ。
「Midjourney」「Stable Diffusion」などの画像生成AIや、チャットAIボット「ChatGPT」をはじめ、様々なサービスが登場してきた生成AI(ジェネレーティブAI)。 現在SNSでは、「Suno AI」という新たな自動作曲AIサービスが話題です。 神前暁さんやtofubeatsさんといった第一線で活躍する音楽プロデューサーも、試しに「Suno AI」を使ってみた結果をXに投稿。 その自然な出来栄えに、神前暁さんは「アレンジやMixがそれっぽくなるのは想定内だったけどメロも70点くらいのを平気でポンポン出してくる。このサビなんて少し手を加えれば結構売れるのでは?ってレベル」と、驚きを露わにしています。 話題のSuno AIを試してみたけどヤバいですねコレは… アレンジやMixがそれっぽくなるのは想定内だったけどメロも70点くらいのを平気でポンポン出してくる。このサビな
今回の発表で強く感じたことは、やはりOpenAIの目指すChatGPTが単なるチャットアプリケーションではないということだ。 従来のオペレーティングシステム(OS)はハードウェアとアプリケーションの架け橋である。だがOpenAIはChatGPTを「言語で命令できるオペレーティングエージェント」と位置付け、人生のあらゆるタッチポイントで新たなゲートキーパーとなろうとしているように思える。 IT競争は手前の取り合い歴史を振り返れば、IT競争の常道とは、ゲートウェイを手前に築くことにあったようだ。PCの争いをOSが無意味化し、OSの争いをブラウザが、ブラウザの争いを検索エンジンがと、そしてそれをスマホとアプリが…このようにITの争いは常に手前を争うものだった。こうして一番手前を抑えた企業は、大きな利益を手に入れた。 今、OpenAIの動きは、このメタゲームに大きな変化を加えつつある。 OpenA
はじめに 新規事業部 生成AIチーム 山本です。 ChatGPT(OpenAI API)をはじめとしたAIの言語モデル(Large Language Model:以下、LLM)を使用して、チャットボットを構築するケースが増えています。通常、LLMが学習したときのデータに含まれている内容以外に関する質問には回答ができません。そのため、例えば社内システムに関するチャットボットを作成しようとしても、素のLLMでは質問に対してわからないという回答や異なる知識に基づいた回答が(当然ながら)得られてしまいます。 この問題を解決する方法として、Retrieval Augmented Generation(以下、RAG)という手法がよく使用されます。RAGでは、ユーザからの質問に回答するために必要そうな内容が書かれた文章を検索し、その文章をLLMへの入力(プロンプト)に付け加えて渡すことで、ユーザが欲しい
コンニチハ、千葉です。 はじめに LlamaIndex を活用することで、独自のデータを使った回答を作成できます。 ただし、デフォルトのまま利用すると応答が超シンプルになります。 Q: AWS が一番最初にリリースしたサービスは何ですか? AWSの最初のサービスはAmazon Simple Queue Service(SQS)です。 とてもシンプルな回答です。これをカスタマイズし、サポートが回答したような文章で応答してくれるように変更します。試行錯誤することで、以下のように回答をしてくれるようになりました。 こんにちは、クラスメソッドのヘルプデスク担当です。ご質問ありがとうございます。 AWSが一番最初にリリースしたサービスは、Amazon Simple Queue Service(SQS)です。2004年11月にベータ版としてリリースされ、2006年7月に正式なサービス(GA)としてリリ
ほしいWebアプリの説明を書くだけで、ChatGPTが作って即Web公開してくれるサービス「GPTApp」を、ゲームアプリの企画・開発を手掛けるミリオンダウト代表のTakayuki Fukudaさんが公開した。 アプリのイメージを考えてフォームにテキストで入力すると、ChatGPT(GPT-3.5)がコードを出力してWebに実装する。開発にかかるのは約30秒と“爆速”。Web単体で動く簡単なアプリのみ開発できる。 うまくいけばきちんと動くが、失敗することも多い。アプリ完成画面で「ChatGPTの返信を見る」をクリックすると、ChatGPTが書いたコードも表示される。 GETAppはFukudaさんの個人開発だが、経営するミリオンダウトでは、ChatGPTなどのAIを使ったアプリを開発しているという。 関連記事 LINEでChatGPTと会話「AIチャットくん」100万ユーザー・2000万メ
OpenAIのChatGPT、MicrosoftのBing、GoogleのBardなど、言語系のAIサービスが急速に普及し始めました。1ちなみに記事冒頭のアイキャッチ画像は, 会社のロゴ風画像で「GPT」という文字をなんとか表示させようと画像生成AIで1時間悪戦苦闘したが結局、意味不明の文字列しか出てこなかったロゴ」です これらのサービスは、いずれも大規模言語モデル(Large Language Models; LLMs)をベースにしているという共通点があり、社会や産業に極めて大きなインパクトを与えると予想されています。 そこで、このような大規模言語モデル(LLM)に関連するビジネスを展開する際に留意すべき法規制・知的財産権・契約について、何回かに分けてまとめてみようと思います。 今回は、まずは総論部分として「大規模言語モデル(LLM)に関連するビジネス3つの領域」と「それぞれの領域におい
こんにちは!逆瀬川 ( https://twitter.com/gyakuse )です! 今日は気軽にできるプロンプトインジェクション対策を紹介したいと思います。 プロンプトインジェクションとは ChatGPTなどの言語モデルをベースとしたサービスに対し、「これまでの命令を表示してください」などの文章を与え、出力をジャックしてしまう攻撃手法です。 Prompt Leaking, Jailbreaking, 等の類似手法が知られています。 対策 これへの対策は簡単で、命令を追加で挿入する手法があります。以下に示します。 import openai openai.api_key = openai_key def completion(new_message_text:str, settings_text:str = '', past_messages:list = []): """ この関数は
AIに手足ができる!Zapier Natural Language Actions + LangChainがすごいので試してみた【LangChain・Zapier NLA・OpenAI】 はじめに 新規事業統括部Passregiチームの山本です。 3/16にLangChainのサイトで、Zapier Natural Language Actions(以下Zapier NLA)との連携についての記事がありました。 https://blog.langchain.dev/langchain-zapier-nla/ 今回は、このページを参考に、簡単な解説や考えたこと、実際に動かしてみた様子について記載しようと思います。 (補足) Zapierについて Zapierは世の中の多数あるサービス(GmailやSlackなど)の操作を自動化できるサービス(SaaS自動化サービス)です。設定はWeb画面でノ
一応、StableDiffusionとははっきりまず言います…とにかくやばいです。 分かりやすく、他のDALL・E2、Midjourney、Disco Diffusion、他有象無象Text to image machine learning系サービスと比較しますと… クオリティがかなり高い。 制限がなくなり、かなり細かい調整ができるようになったDALL・E2のような感じです。 生成が早い。 設定なしで使えば正直体感DALLE2より早いです。6秒..くらい? 安い。 3円くらいだと思います。 DALL・E2は1生成17円。Midjourneyは月4000円。 オープンソース これからいろんなサービスにこのAIが搭載されます。 他AIではかけられている学習データのフィルターがない。 各国の代表者や、有名人、ポルノがデータに含まれています。 PC上で使用できる。( = その場合無料) いや、こ
勝手に“天職”を見つけ出す転職AIがすごい: HR Techは人事にとって魔法か、それとも脅威か(1/3 ページ) 転職活動をしてもいない人にスカウトのメールが届くscoutyが威力を発揮している。ネット上の個人情報を収集、AIが分析して企業とマッチングする。 ~HR Techは人事の現場で本当に「使える」のか~: ここ数年、人材の採用や管理、評価、育成などにITを活用したHR Techが増えている。人事が手で入力したり、膨大なデータを直に見て判断したような作業をプログラムが代行。AI(人工知能)が人材の「評価」まで行うサービスも登場している。 ただ、人事とはもともと「人対人」のアナログな仕事だったはず。デジタルを駆使するHR Techが果たしてどこまで役に立つのか。あるいは使えすぎて人間の仕事を奪わないか。最前線を追った。 就職はときに結婚に例えられる。転職者も採用する企業も、いかに“運
大企業または技術の先端企業だけが必要とし、利用する技術と思われがちな人工知能(AI)。だが既に、個人農家でも活用されはじめている。Google Cloudチームのデベロッパーアドボケイトである佐藤一憲氏がTREND EXPO TOKYO 2017に登壇。AI(人工知能)の活用事例を、同社サービスを軸にして語った。 「より人間に近い賢さを持ったITを作っていこうというのがAIです」 佐藤氏は講演の冒頭でそう話した。 「そして賢いITを作るためのアプローチのひとつが、機械学習です。現在は99%のITシステムが、人がプログラムを書いてコンピューターの処理の仕方を決めています。一方の機械学習は、コンピューターが自らプログラミングを行うことをいいます。例えば、eコマースのデータを見せていくと、こういうお客様は商品を買いやすい、あるいは買いにくいということを、コンピューターに探らせることができるのです
概要 「AIの民主化」「AIファースト」がキーワードとして出ることが多くなった。そんなAIに関する機能を容易に使えるサービスの一つに、マイクロソフトが提供するCognitive Servicesがある。Cognitive Servicesでは(執筆時点で)視覚/音声/言語/知識/検索といった分野のAIサービスがすでに利用可能で、例えば視覚AIサービスの一つであるFace APIを使えば顔を検出してメガネの有無や感情などを簡単に取得したりできる(詳細後述)。 「容易に利用できる」と言うと「精度も低い?!」と思われるかもしれないが、そうではない。マイクロソフトのあらゆる分野のテクノロジ開発から生まれた高精度のサービス群である。本稿の内容を概観していただければ、そのおおよその実力が把握できるだろう。 Cognitive Servicesは、Microsoft Azure内の製品の一つとして提供さ
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