リリースから12年を迎えた「Chatwork」は、国内ビジネスチャットのフロントランナーとして、中小企業を中心に41万社以上の企業・組織に利用されています(2023年6月時点)。DAU(デイリーアクティブユーザー)も100万を超えるため(108.6万、2023年6月時点)、ビジネスタイムには絶えず飛び交う大量のメッセージをサービスとして安定して処理することが求められます。 一方で、長期間の開発によって蓄積した技術的負債等に対応するため、システムのアーキテクチャを見直す時期にもあります。それにあわせて開発組織も、巨大なモノリスに対して案件ごとにプロジェクトを組み直す既存の体制から、職能を横断したチームが自律して開発を推進できるフィーチャーチームへの移行がまさに進行しています。 こうした開発改善の実情と進め方について、本部長として推進する田中佑樹さん、エンジニアとしてフィーチャーチームに所属す
1. はじめに 世は大インターネット時代。「ニュースは紙ではなく、スマホで。」が当たり前。日々生み出される膨大なニュースの中から個人の嗜好に基づいた記事を抽出するニュース推薦システムの需要は高まり、Microsoft NewsやYahoo News、Smart Newsなど数多くのオンラインニュースメディアが、その分野に多大なる労力を割いています。そして、近年用いられる手法の多くは機械学習技術が用いられています。 ニュース推薦における推薦アイテムは、いうまでもなく「ニュース記事」。そしてその大部分はテキスト情報から構成されます。機械学習 x テキスト処理となると、今最もホットなトピックといえば、やはり大規模言語モデルの応用です。 大規模言語モデルは、膨大なコーパスによる事前学習を通して深い言語理解を獲得した大規模なニューラルネットです。文書分類や翻訳、対話応答など、様々な自然言語処理タスク
最強のプログラミング勉強法が写経である理由 2018.06.28 Updated by Ryo Shimizu on June 28, 2018, 08:39 am JST プログラミングを学ぶ最も良い方法は写経である。 写経とは、紙に打ち出されたソースコードをキーボードから入力する行為だ。 一見、ものすごく無駄に見える。 ネットからダウンロードすればすぐに済むものをなぜわざわざ手で入力し直すのか。 でも、考えてみて欲しい。 なぜ小学校では漢字の書き取りテストがあるのか。 漢字ドリルとは、同じ文字を何度も書いて反復するのである。 ひらがなだってカタカナだってそうだ。 書いてみなければ、身につかない。 もしも、漢字を一度も書くことなしに漢字を読めるようになったとして、それにどれほどの意味があるだろうか。 英語もそうだ。 アルファベットを書くところから全ては始まる。 ちなみに僕は、ドイツ語のア
こんにちは、データ分析部研究開発チームの関です。 2018年6月5日〜6月8日に開催された2018年度人工知能学会全国大会にGunosyから大曽根、米田、山田、関の4名で参加しました。 当社はゴールドスポンサーとして協賛させていただき、主著発表1件, 共著発表1件, インダストリアルセッションでの発表1件, ランチョンセミナーの開催, スポンサー展示を行いました。 今年度の会場は鹿児島県鹿児島市の城山ホテルというところです。 駅からバスやタクシーで15分ぐらい、山の上にあるホテルでした。 晴れていれば桜島がきれいに見えるらしいのですが、残念ながら期間中は天気に恵まれませんでした。 昨年が名古屋という大都市での開催だったのに対して地方での開催ということで、参加人数は減る見込みだったそうなのですが、 約2,500人と過去最高を記録したそうです。人工知能という技術領域に対する社会的関心がますます
死屍累々の人工知能PoC 生死のカギを握るのは何か 2018.06.12 Updated by Ryo Shimizu on 6月 12, 2018, 08:44 am JST 深層学習が広く知られるようになり、産業への適用が始まってからもう5年が経過した。 日本で深層学習という言葉が流行り始めたのもすでに3年前だ。 実際のところ、このブームには大きな問題があった。 深層学習以外の技術にはこれといった進展はなかったのだが、深層学習が注目を集めたことで、死に体だったAI系企業がどさくさに紛れて息を吹き返したり、少し前なら見向きもされなかったような技術にまで脚光が当たるなどして玉石混交の状態のまま、さまざまなPoC(Proof of Concept;理論検証)に膨大な資金が投じられた。 残念ながらその大半は失敗した。この失敗は極めて必然的なものである。なぜならば、失敗したPoCはほぼ例外なく、
ピクシーダストテクノロジーズとデジタルネイチャーグループ、透過型ミラーデバイスを用いたAR向け広視野シースルーHMD実現方式を論文にて発表。ボケの再現などを可能に 2017-11-22 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社と筑波大学Digital Nature Groupの研究者らは、TMD(Transmissive Mirror Device、透過型ミラーデバイス)を用いたシースルー型HMD実現方式「Light Field Blender」を論文にて発表しました。 Light Field Blender: Designing Optics and Rendering Methods for See-Through and Aerial Near-Eye Display(PDF) これまでのシースルー型HMDの研究では、導波管構造やミラー、ビームスプリッタなどを使用した光学回路が用いられて
2013年3月の東急東横線渋谷駅の地下化と、東京メトロ副都心線との相互直通運転以降、渋谷の凋落がささやかれるようになった。2013年には長年保っていたJRの乗降客数3位の座を東京、横浜に抜かれて5位に転落、さらに2016年には僅差ではあるものの、品川に抜かれ、6位に転落。憧れの地として人を集めてきた勢いを失い、単なる猥雑な繁華街として個性を失いつつある渋谷に未来はあるのだろうか。 渋谷凋落3つの要因 東急東横線渋谷駅の地下化を始点に渋谷の凋落を語る人は少なくないが、実際はもっと前から始まっていた。要因は3つある。ひとつはかつて渋谷を渋谷たらしめていた文化の消滅である。 渋谷が洗練されたおしゃれなまちと広く認識されるようになった契機は1973年の渋谷パルコの誕生である。駅から500mも離れた、坂の途中という立地、専門店共同ビルというそれまでにないスタイルに最初は「成功するワケがない」という冷
機械学習は日進月歩の世界であり、情報収集が欠かせません。みなさんもブログやニュース記事を読む、Twitter で機械学習に関するつぶやきをしている人をフォローする、毎日 arXiv の論文をチェックする、といった方法で情報収集しているのではないかと思います。 情報収集の際に課題となるのが、情報が多すぎて重要な情報が埋もれてしまう点があげられます。通常、この問題の解決策として、いいね数やブックマーク数の多い記事を読む、フォローする人を絞り込む、何らかのキュレーションツールを使う、といった手段が取られます。 重要な情報を効率的にチェックしたい方におすすめできる方法の一つとして、メルマガを購読する方法があります。機械学習に関するメルマガを購読する利点として、以下の点をあげられます: 識者が配信する情報を選んでいるので、重要な情報を効率的にチェックできる ほとんどの場合、週一で配信されるので、毎日
インターステラテクノロジズ株式会社 ファウンダーとしてロケット開発に携わる堀江貴文氏。現在はサウンディングロケット(弾道飛行を行う観測ロケット)「MOMO」を開発中です。宇宙飛行士を目指すタレント・黒田有彩が迫りました。 『宇宙旅行とは人類の夢である』——そう言っても過言ではないのではないでしょうか。タレントとして宇宙飛行士を目指している私は、とてもとても宇宙に行ってみたくて、宇宙旅行が当たり前にできる日を心待ちにしています。そんなワクワクする未来を作ろうとしている国内外の多くの宇宙ベンチャー企業の活躍が、スマートフォンのニュースで毎日のように流れてくる時代になりました。 こんな時代になったのは、もちろん、ただただ心待ちにしているだけではない人たちがいたから。2005年、宇宙事業に参入することを発表した堀江貴文氏。当時高校生だった私は、「え!?本当に!?そんなことできるの!?」と目を丸くし
最近、深層学習の精度を超えた手法が発表されています。 今回は、昨日(6月17日)ニュースになったDeepmindによるPredictron(自動計画+強化学習)も含めて、紹介します。
なにをした? 暇なときにニュース記事をすぐ探せるものが欲しかったのでGoogleニュースから記事情報を取得するものを作った. 単純にウェブスクレイピングがしたかった. なにをつかった? Python3 requests argparse HTMLParser 結果 $ python get_news.py --topic t --amount 10 Title: 「Appleは自動運転システムに注力している」ティム・クックCEO、開発を認める Link: http://www.gizmodo.jp/2017/06/tim-cook-accepts-developing-selfdriving-car.html Title: ランサムウェアに影響されない安全なOSとは? Link: http://gigazine.net/news/20170617-microsoft-ransomware-
“現代の魔法使い”こと落合博士が気づいた、「超AI時代」を生き抜くための“真理”とは?“現代の魔法使い”こと落合陽一が、人類の未来を予言する『週刊プレイボーイ』の月イチ連載『人生が変わる魔法使いの未来学』。 29歳にして5階級特進! この4月、デジタルネイチャー研究室創設3年目にして、筑波大学学長補佐に就任した落合博士。昼も夜もなく働く彼は最近、これからの「超AI時代」を生き抜くための“真理”に気づいたという。果たして、その心は? * * * ―落合博士、いつもメチャクチャ働いてますよね。 落合 ワーク・ライフ・バランスが大切だってよく言うじゃないですか。僕は嫌いなんです、あの言葉。よいワークはよいライフあってこそだ、大切なのはバランスだ、とみんな言うけど、ワークとライフを切り分けるっていう発想自体が近代の考え方です。それは現代じゃない。これからの時代は「ワーク・アズ・ライフ」ですよ。 ―
以前に”日本のネット企業が束になってもGoogle先生にまったく歯が立たない件について“という記事が話題になったが、そんな世界一のインターネット企業 – Googleは現在アメリカで最も働きたい会社の一つでもある。 入社すれば、高い給与水準、自由なワークスタイル、毎日提供される無料の食事、ビーチバレーやヨガなどの各種社内アクティビティなど、従業員にとっては夢のような日々が約束される。 同時に、入社倍率も非常に高く、日々世界中から優秀な人材がGoogle社員になるべく、必死の就職活動を行っている。 これから紹介するのはGoogle社員として何不自由無い日々を送りながらもより自分らしい人生を歩む為にあえて同社を辞職したとある女性の体験談。周りの人々が大いに疑問を抱いた彼女の決断。本人しか知り得ないその本当の理由とは? エリーがGoogleを辞めた今からさかのぼる事約半年前、私はそれまでと異なる
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