2023年1年間で、ポリシーに違反した55億件以上の広告と、1270万以上の広告アカウントをブロックまたは削除した。対処した広告数もアカウント数も昨年より増加している。アカウントはほぼ倍増だ。 2023年から2024年にかけて、著名人の画像を悪用したディープフェイク広告が検出されるようになったため、こうした広告を検出するための自動適用モデルをトレーニングして大規模な広告削除を開始した。また、こうしたディープフェイク広告を含むMisrepresentation(日本では「不実表示」)に関するポリシーを追加した。 Googleは広告ポリシーを施行するために長年にわたってML(機械学習)システムを使ってきたが、MLに比べてLLM(大規模言語モデル)は「大量のコンテンツを迅速にレビューして解釈でき、コンテンツ内の重要なニュアンスも捉えることができる」ため、新たな不正の傾向が発生するとすぐに認識でき
サッカー日本代表の遠藤航選手が所属するイングランドの名門サッカークラブ・リヴァプールは、サッカーにおけるデータ活用を積極的に行っているクラブとしても知られています。そんなリヴァプールとGoogleのAI開発部門であるGoogle DeepMindが協力し、サッカー戦術AIの「TacticAI」を開発しました。TacticAIはGoogleとリヴァプールの複数年にわたる協力関係の一環として開発されたもので、「コーナーキックについてアドバイスできる完全なAIシステム」としてアピールされています。 TacticAI: an AI assistant for football tactics - Google DeepMind https://deepmind.google/discover/blog/tacticai-ai-assistant-for-football-tactics/ Deep
ハイパフォーマンスのテクニカル コンピューティングはスケーラビリティとスピードがすべてです。創薬とゲノミクス、金融サービス、画像処理などの分野のアプリケーションは、その多くが大量かつ多様な計算リソースへのオンデマンド アクセスを必要とします。計算能力が大きく高速になれば、アイデアを発見に変え、仮説を治療法に生かし、ひらめきを製品に反映させることができます。 Google Cloud は、大量のハイパフォーマンス リソースへのオンデマンド アクセスを、Compute Engine を通じて HPC(High Performance Computing)コミュニティに提供しています。しかし、これらの強力なリソースを活用して HPC ジョブをすばやく実行し、既存の HPC クラスタを Compute Engine でシームレスに拡張する方法については、まだ課題が残っています。 この問題の解決を支
Google検索終わってしまったの?という話で界隈が少し盛り上がっていてうーんはてなってなっていてそこはかとなく嬉しい。 goldhead.hatenablog.com orangestar2.hatenadiary.com 本件については僕も定期的に何かを言っている話ではあるんだけど、特にここ最近でキャッシュの検索もしなくなったってところが非常に象徴的だなあと思っています。キャッシュすることが著作権上問題だ何だで揉めたのが懐かしいよね。令和に至ってはウェブコンテンツの揮発性のほうがもはや問題である、と。 (個人的には依然として「なくなる権利」の方が重要と思っているだけど) 黄金頭さんが書いている「個人の日記が引っかからない」というのはもうずっと前から同感で、何かを見たことを共有したくて感想を探したところで例えば映画なら映画のあらすじサイトばかり引っかかる。体裁としては個人だけど明らかに広
Google DeepMindが、国際数学オリンピックレベルの複雑な幾何学問題を解決できるAI「AlphaGeometry」を発表しました。AlphaGeometryは、実際に国際数学オリンピックで出題された幾何学問題30問を制限時間以内に25問解いたとのことです。 Solving olympiad geometry without human demonstrations | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06747-5 AlphaGeometry: An Olympiad-level AI system for geometry - Google DeepMind https://deepmind.google/discover/blog/alphageometry-an-olympiad-level-ai-syst
Googleの新たな自然言語処理モデル「T5」は、ある領域の学習済みモデルを別の領域に転用する「転移学習」を利用した機械学習モデルであり、多くの自然言語処理ベンチマークで最も高いスコアを残しています。そのT5の特徴と能力をGoogleが解説しており、実際にT5とクイズで対決できるウェブサイトも公開されています。 Google AI Blog: Exploring Transfer Learning with T5: the Text-To-Text Transfer Transformer https://ai.googleblog.com/2020/02/exploring-transfer-learning-with-t5.html T5 trivia https://t5-trivia.glitch.me/ Googleが発表した論文である「Exploring the Limits
生成AIの活用を進める業界団体「Generative AI Japan」(略称:ジェナイ)が、1月17日に発足した。発起人はベネッセコーポレーションとITコンサルティングのウルシステムズ(東京都中央区)。代表理事は慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授。日本の産業界から国への提言などを通し、日本全体の産業競争力を高めていくとしている。 理事には日本マイクロソフトの大谷健業務執行役員、AWSジャパンの瀧澤与一執行役員、グーグルクラウドジャパンの寳野雄太統括技術本部長、日本オラクルの竹爪慎治専務執行役員といった大手外資ITの幹部が名を連ねる他、東京大学公共政策大学院の鈴木寛教授や松尾研究所の馬渕邦美パートナー、デジタルハリウッド大学の佐藤昌宏教授・学長補佐など学術方面からも参画している。 発表会の冒頭では小林史明衆議院議員が登壇。自身も大学で化学を専攻していたことから「デジタルツインやAIを活用する
Image Credit : ChatGPT made by BRIDGE Googleがまたやってくれた。検索大手のGoogleは13日、MusicFXを開始した。MusicFXは、ユーザーがAIを使って独自の音楽を生成できる画期的な実験ツールである。このイノベーションは、GoogleのMusicLMとDeepMindの電子透かし技術SynthIDを使用して、出力にユニークなデジタル透かしを作成し、創作の信憑性とソースを保証する。 MusicFXはミュージシャン、プロデューサー、愛好家が音楽を試したり作曲するための新たな可能性を開くもので、AI領域における重要なマイルストーンとなる。しかし、このツールには重要な制限がある。オリジナルのアーティストの声やスタイルを保護する動きとして、特定のアーティストに言及したり、ボーカルを含む特定のクエリに対しては音楽を生成しない。 Image cred
「Google Colab」で「Stable Zero123」を試したので、まとめました。 【注意】Google Colab Pro/Pro+のA100で動作確認しています。 1. Stable Zero123「Stable Zero123」は、「Zero123」に基づく単一画像からの高品質3Dオブジェクト生成のモデルです。改善されたデータレンダリングとモデルコンディショニング戦略により、「Zero123」「Zero123-XL」と比較して、パフォーマンスが向上しました。「Stable Zero123」モデルと一緒に「スコア蒸留サンプリング」(SDS)を使用することで、あらゆる入力画像から高品質の3Dモデルを作成できます。 2. Stable Zero123のモデル「Stable Zero123」は、現在1つのモデルのみが提供されています。 ・stabilityai/stable-zero
Googleカレンダーの「予約スケジュール」を使えば、「予定のすり合わせ」が簡単に。 予定の場所を「Google Meet」に指定すれば、オンライン会議も調整できます。 リンクを送られたユーザーは、表示されている時間枠から希望日を選ぶだけ。 ビジネスであれば社内外の打ち合わせ、プライベートであれば飲み会などといった複数人の予定のをすりあわせるのは、意外に面倒な作業です。 そんなときに便利なのが、Googleカレンダーの「予約スケジュール」機能です。 ※Googleカレンダーの「予約スケジュール」機能は個人のGoogleアカウント(gmail.com)、会社や学校などのGoogle Workspaceアカウントでも利用可能。ただし、個人は予定ページの数は1つまで。また、会社や学校などによっては管理者によってオフになっている場合もあります。
これは はてなエンジニアアドベントカレンダー2023 2日目の記事です。 はてなエンジニア Advent Calendar 2023 - Hatena Developer Blog はてなエンジニアのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita トップバッターは緊張するけど、順番が回ってくるまで長い間ソワソワするのも嫌、という理由で例年2日目を狙うようにしている id:pokutuna です。今年も成功しました。 観光名所とは 目を閉じれば思い出す、あのコード... あの Issue... あなたが Web 系のエンジニアであれ、趣味で開発している方であれ、必要に応じてライブラリやフレームワークのコードを読むのはよくあることでしょう。公開の場で開発されているソフトウェアは、ソースコードだけでなく、開発コミュニティでの議論やバグ報告なども見ることができます。 リポ
ホーム生成AIずかんパラメーター数1兆以上【switch-c-2048】GoogleがついにGPT-4レベルのLLMをオープンソースで公開!概要〜使い方まで メディア事業部リサーチャーのいつきとメディア事業部AIエバンジェリストの藤崎です。この記事は専門的な内容を含むため、AIスペシャリストとの共同執筆となっています。 今回ご紹介するのは、Googleがオープンソース化したMOEモデルの「switch-c-2048」について。 なんと、こちらのMOEモデルは、1.6兆個のパラメーターと3.1TBサイズのデータでトレーニングされた大規模言語モデルで、あの「GPT 4」と同等のサイズだと話題になっています! switch-c-2048を使用すれば、より高速な学習が可能になるとのことですが、新しく公開されたモデルなので使い方がわからないという方も多いでしょう。 そこで今回の記事では、switch
2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップし、解説をする連載です。第11回目は、Google DeepMindによるLLM利用最適化手法、Google Mapsを利用して3D都市を無制限に生成するなど5つの論文をまとめました。 生成AI論文ピックアップ大規模言語モデルを最適化ツールとして活用する手法「OPRO」 Googleの研究者らが開発 大規模言語モデルのマルチモーダル指示チューニング法「ImageBind-LLM」 低コストで大規模言語モデルを訓練できるモデル「FLM-101B」。LLMのIQテストも考案 物体検出のエラーを見つけるシステム「ObjectLab」 Google Earthを利用して無制限に3D都市を生成するAI
iCloudやGoogleドライブ、Dropboxなどのクラウドストレージサービスから、所有している物理デバイスや外部ドライブに至るまで、複数のストレージにインデックスを作成してすべてのファイルを一カ所で参照することができるファイルマネージャーが「Spacedrive」です。開発開始から1年がたち、ついにアルファ版(バージョン0.1.0)が公開されたので実際に導入してみました。 Spacedrive — A file manager from the future. https://www.spacedrive.com/ GitHub - spacedriveapp/spacedrive: Spacedrive is an open source cross-platform file explorer, powered by a virtual distributed filesyste
Google 認定トレーナー/イーディーエル株式会社代表取締役 「Google 認定トレーナー」および「Google Cloud Partner Specialization Education」の2つを保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。 数時間でITスキルを劇的に引き上げる指導に定評があり、ITビギナーから絶大な信頼を得ている。早稲田大学第一文学部(教育学専修)卒。筑波大学大学院教育研究科修了(教育学修士)。筑波大学大学院非常勤講師。アルマ・クリエイション株式会社主催「クロスセクター・リーダーズサミット」2年連続最優秀MVP(2019年、2020年)。常陽銀行主催第3回常陽ビジネスアワード「ウーマノミクス賞」379プラン中第2位(2015年)。出版社勤務を経て専業主婦になるも、学習欲が高じて大学院に進学。在学中に事業欲が高まり、IT教育会社を起業し、現在に至る。「日本に最高のIT
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