《第2子妊娠中の妊婦(40代)が、妊娠17週時の妊婦健診で実施した超音波検査で胎児に脳の病気の疑いがあるとされ、1週間後に再診となった。再診を受けた18週でも、所見に変わりはなかった。産科医は、妊婦と夫(40代)に対して、胎児の頭部の画像を示しながら、「正常な大脳はこのような形ですが、赤ちゃんの場合、脳が左右に分かれず育たない状態になっています。脳の中の黒く映っている部分が多いのはそのためで、全前脳胞症という状態であると考えられます」と話した。この病気の原因ははっきりわかっておらず、精神・運動発達の遅れや成長障害などが表れる。特徴的な顔貌になる子もいて、障害の程度や命の長さには個人差もある。 産科医は、「今後、詳しい検査をして重症度を判断していくことになりますが、生まれてみなければわからないことも多いです。私たちの経験では、この病気の診断を受け、自宅に帰ってご家族と生活されているお子さんも
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