境界にうるさい米国、曖昧にしたい日本：日経ビジネスオンライン

「君の質問の意味がよく分からない。私の担当範囲について聞いているのか。それとも当社全体について聞いているのか」 駈け出しの記者の頃、米企業の事業責任者や製品責任者を取材していて上記のように聞き返されたことがしばしばあった。 担当している領域と行使できる権限の範囲内であればよどみなく質問に答えてくれるが、そこを越える、あるいは越えるかのような質問には答えてくれない。 そこで米国人を取材する際には「あなたの任務と責任について確認させてほしい」と最初に頼むようにしている。その上で取材の後半に「あなたの責任範囲ではないが、これこれしかじかについてどう考えるか」と敢えて聞いてみたりする。 「個人の意見だが」と前置きして答えてくれる場合もあるし、「それは○○に聞いてよ」と言われることもある。○○にはその企業のCEO（最高経営責任者）の愛称が入るのが普通だ。 とにかく彼、彼女らは何事においても境界をはっ

[elm200]

職務分掌（オーナーシップ）を明確にしようとするのは、日本以外の組織では常識的。日本では逆に極端に嫌われる。だがソフトウェア開発で職務分掌を曖昧にするのは致命的。だがこれは極めて根が深い問題だからなあ。

[kawauso69]

自分ごと化と越境

[koyhoge]

責任と役割の範囲を明確にする米国流と、現場の集団主義で品質を高める日本流。どちらが良い悪いではなく、それぞれに利点がある。

[EditageJapan]

境界にうるさい米国、曖昧にしたい日本　オーナーシップは本来誰にでもある（日経ビジネスONLINEより）「その仕事を遂行するためにこういう権限がある」と明確に定義する米国流には見習うべき点がある」

[asadafgg]

日米ビジネス傾向の違い。日本はオーナーシップを譲り合う傾向。責任は曖昧だが皆が当事者意識を持つのが長所。ただ米にも曖昧を除くために徹底的に議論し認識を合わせる良さはある。

[laislanopira]

それぞれの仕事の責任、オーナーシップをあいまいにする。悪い所もあるけどそれだけでもない

[a1ot]

プロセスやデータのオーナーはオーナーシップを発揮し、それを表現するモデルを記述するとともに、その品質に責任を持ち、改善策を考え、実行を依頼する。それを修整する際には、オーナーに申請しなければならない。

[fugufugu]

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