十八世紀プロイセンの特徴 | Kousyoublog

セバスチァン・ハフナー著「プロイセンの歴史 伝説からの解放」では十八世紀のプロイセンの特徴について、「シュレジエンのドイツ学者でありスラヴ学者であるアルノ・ロボスの著作『ドイツ人とスラヴ人』（一九七四年）」（P64：同書は未邦訳）から引用して、『これ以上的確に要約することはできない』（P65）と評している。 プロイセンは当時、規律、服従、軍事教練、非の打ちどころなき官僚制、忠実な貴族階級、厳格で啓蒙的で人道的な司法、差別無き理性、完璧な行政機構、禁欲を奨励し、カルヴァン派とプロテスタント派の刻印を刻んだピューリタニズム、さらにコスモポリタン的で宗派に拘泥しない自由思想的傾向において、きわだった国家であった。それぞれまったく異なる四人の君主によって作られた多様な理念の一大集合体が、王冠と領土という観念のもとに一体となって出現した。プロイセンの特徴は、民族によって結ばれた国々とは対照的に、自ら

[DG-Law]

国家への強い奉仕義務と自由主義の不思議な同居。18世紀プロイセンの生き急いでる感がすごい。／ドイツ統一の過程で，プロイセンがプロイセンらしさを失っていくのは残念だよなぁ。

[drinks]

プロイセンには不思議な魅力がありますね！この辺りの歴史を扱ったパラドゲーオススメ。

[hanchouyoroshiku]

春秋戦国時代を思い出すな趙ってかんじWW　最終的には端っこの国（イギリス・ロシア）が勝つんだけどね

[mahal]

純化した啓蒙主義が辺境に宿るという意味で、プロイセン・ロシア(ないしはソ同盟)・アメリカ合衆国などはある意味それぞれ地域事情に従いつつ愚直に定向進化したとは言えるのかもしれない。して、本朝は。

[atauky]

なぜ19世紀になると変容するのかが気になる。

[filinion]

民族的・文化的欲求を持たない、国家それ自身のための国家…。確かに一見してソ連に似ているが、「真の共産制社会の実現」という“建前”を持たない代わりに思想的に自由なソ連…。

[ono_matope]

国家というより企業みたいな国だな

[kousyou]

ブログ更新しています。プロイセンはほんとおもしろいんだよなー

[cider_kondo]

皇太子の友人でも、罪刑法定主義に則って、法を平等に適用して死刑にする、というのはなんというか、ネーションでなくステートっぽい

[mrlower]

ん〜!、ブランデンブルグ（プロイセンの現地読み）ってぇ〜?。やっぱりオーストリアへの対抗意識が、その様にさせた!のですねぇ〜?。快（い）い風土性ですよぉ〜!。

[y-mat2006]

漂う人工国家臭

[lotus3000]

プロイセンという国はヨーロッパの中で非ヨーロッパ的な国家だったところなんだよな。ちなみにカントの哲学もそういう官僚制運営のためにあった部分もある。

[style_blue]

とゆ訳で全体主義はヤバイのである。

[dalmacija]

ぷろいせんかわいいよぷろいせん

[kiyo_hiko]

「民族的寛容、宗教的無神論、市民社会の軽視、国家の進歩の土台としての勤労の義務化、など、どこか後の共産国家のプロトタイプ的だ。」

[morningcrow]

全然関係ないけど「カノッサの屈辱」って名前はエロアニメみてえな名前だな、とか思った時期があった。

[gryphon]

プロイセンが明確にモデルの「軍靴のバルツァー」は新興軍事国家が善悪を超えた「活力」に満ち、それが対外的にも影響を与えないではいられない、ということを描写しているなあ。否応なしに中国の影も感じたり。

[maru624]

今のシンガポールみたいなもんか

[death6coin]

『フリードリヒ大王の行った戦争では、正義はほぼ常に敵方にある。にもかかわらず、これらの戦争の英雄はフリードリヒであり、彼の不当性は彼の英雄的行為の前に色褪せる。歴史とは、時としてこのように不当なのだ。

[haruhiwai18]

"国家収入の五分の四が軍隊のために費やされ""宗派に拘らない寛容な移民政策""市民社会の軽視、…勤労の義務化 など"　→18世紀末の仏国革命("国民主義"の蔓延)への"反動"で保守的になる 前のプロイセンの光景。

[kettiecah]

あとで読む

[YoshiCiv]

“プロイセンの歴史 伝説からの解放”

[hanemimi]

企業みたいだ。「労働意欲の否定を、この国は国家存亡の危機として罰した。この国家は完全なる信仰告白、すなわち絶対的服従と職務への完全な忠誠を要求した」

[boobooboowy]

十八世紀プロイセンの特徴

[Hige2323]

テレジアが敵手として引かれているが、彼女にとってホントに理不尽な相手だったと思うわフリードリヒ大王/なんでそんなこと出来るんだよ！？って口を突いて出ちゃう

[watto]

↓「西帝」と「東帝」ですね？

[mizchi]

面白いな "十八世紀ヨーロッパの戦争は常にプロイセンがイニシアチブを握る。勤勉で進歩的で寛容にして最も自由な、他国を侵略せずにはいられない軍事国家

[daybeforeyesterday]

うーむ

[frivolousman]

こないだ軍靴のバルツァーって漫画読んだ。／大日本帝国に多大な影響を与えたプロイセン。／日本の官僚主義とありあまる「理念なき理性」は宇宙開発にでもつぎこんだほうがいい。

[snowdrop386]

信長が死ななかったら日本はプロイセン的国家になったか的な考察をして「ならなかった」に至ったのを思い出した。

[satis]

『プロイセン国家にはいかなる理念もなく、ただ国家であるというだけでしかない。理念なき国家の維持は地理的条件もあいまって対外的侵略・領土拡大へと向かわざるを得ない。』

[enderuku]

18世紀のプロテインに見えたわ

[turretmusuko]

とはいえ革命フランスのほうが急進的かつ強力だった？

[emiladamas]

理想の悪役的な