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ドイツに関するlotus3000のブックマーク (87)

  • ネオナチの家庭で育った女性

    24歳の教師で1児の母、ハイディ ・ベネクンシュタイン (Heidi Benneckenstein)は、約1年前まで、〈ハイドラン・レデッカ (Heidrun Redeker)〉というネオナチ団体に所属していた。ミュンヘン近郊の極右家庭に生まれたベネクンシュタインは、統制、従属、狂信的な愛国心を重んじる、〈第三帝国 〉のフェルキッシュ(völkische)という価値観のもとで育てられた。 ベネクンシュタインは〈ハイマトロウエン・ドイチェン・ユーゲント (Heimattreuen Deutschen Jugend、HDJ)〉という青少年クラブに加入し、7歳のとき、HDJ主催のサマーキャンプに初めて参加した。次世代ナチスのエリートを育成する団体だ(2009年、ドイツ内務省はこのクラブを閉鎖した)。そこで彼女は、ホロコーストを否定し、ヒトラーの誕生日を祝っていた。 現在、教師を務める傍ら、執筆活

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  • キンドル抜いたドイツの電子書籍 書店大手が呉越同舟:朝日新聞デジタル

    電子書籍市場は、参入ストアが100を超える乱立状態で、多くの会社は赤字が続いている。一方、ドイツでは、書店大手4社が合同で立ち上げた電子書籍ブランド「tolino(トリノ)」が、サービス開始から1年余りでアマゾンの「キンドル」のシェアを抜いた。共通ブランドの導入は日でも可能なのか。ドイツの“成功例”に注目が集まっている。 「少し前なら、ライバル書店同士が連携するなんて考えられなかった。でも、競争しなければいけない相手はアマゾン。共通の敵がいることが、私たちの『糊(のり)』になった」 6月末のベルリン。国内2位の老舗書店「フーゲンドゥーベル」のニナ・フーゲンドゥーベル社長はそう語った。日雑誌協会や日書店商業組合連合会など出版関連の業界団体で作る「日出版インフラセンター」と業界紙「文化通信」が企画した視察ツアー。出版社や書店の幹部約20人がメモを取りながら耳を傾けた。 トリノが扱

    キンドル抜いたドイツの電子書籍 書店大手が呉越同舟:朝日新聞デジタル
  • 戦後賠償――ドイツと日本の違いはどこにある?/石田勇治×飯田泰之 - SYNODOS

    戦争には関わりのない子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」。戦後70年談話で安倍首相はこのように述べた。70年前、日と同じように敗戦国となったドイツ。彼らは過去の歴史にどうやって向き合ってきたのか。そこから日が学ぶこととは。東京大学大学院・石田勇治教授と経済学者の飯田泰之が語り合う。2015年8月26日(水)放送TOKYO FM「TIME LINE」『過去を克服できたドイツ、できない日』より抄録。(構成 / 大谷佳名) ■ TIME LINE TOKYO FM(80.0MHz)で月~木 19時から放送。多様な価値観、経験を積んだ「言論集団」と共に、様々な出来事・ニュースの「糸」を手繰って、今日という1日の意味を感じるニュース番組。第2、4水曜日は飯田泰之(明治大学政治経済学部 准教授)が担当。生放送終了後、「もう一度聴きたい!」という声に

    戦後賠償――ドイツと日本の違いはどこにある?/石田勇治×飯田泰之 - SYNODOS
  • ヒトラーはどうやって議会政治を「合法的に」解体したか 【特別公開】石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』2 | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]

    1933年1月のヒトラー政権誕生後、わずか「半年」の間に、ヴァイマル共和国の議会制民主主義は、ナチ党の一党独裁体制に取って代わられた。しかも「合法性」の装いを維持しながら……いったいなぜそんなことが可能になったのか? 鍵を握るのは、ヒトラーがすべてを賭けて手に入れたかった「全権委任法」である (*石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』より「第四章 ナチ体制の確立」を特別公開) ←前回はこちら 3 授権法の成立 授権法 ヒトラーがすべてを賭けて手に入れたかったもの、それは授権法だった。 授権法は、「全権委任法」とも呼ばれる。それは、この法によって立法権が政府に託されるからである。首相は国会審議を経ずにすべての法律(予算案を含む)を制定できるようになる。近代国家を特徴づける権力分立の原則が壊され、行政府の長=首相への権力集中がなされる。しかも政府には「憲法に反する」法律を制定する権限までも与えられ

    ヒトラーはどうやって議会政治を「合法的に」解体したか 【特別公開】石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』2 | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]
  • 『刀剣乱舞』デザイナーの「大東亜共栄圏」発言についてのコメント

    『刀剣乱舞』デザイナーのコンテンツ文化史学会における「大東亜共栄圏」発言(http://togetter.com/li/853537)について、カール・シュミットなど公法思想がご専門の藤崎剛人(@mf_katechon)さんのコメントをまとめました。

    『刀剣乱舞』デザイナーの「大東亜共栄圏」発言についてのコメント
  • ドイツの大学授業料、留学生も無料 卒業生4割が5年納税でペイ 少子化対策になる?

    教育の質の高さでは定評のあるアメリカの大学だが、授業料も記録的高さとなっており、多くの学生が進学のため、ローンを利用するのが実情だ。そんなアメリカで、縁もゆかりもないドイツの大学を目指す若者が増加している。 ◆授業料上昇で、公立大進学も困難 英BBCによれば、アメリカの大学の授業料は、地元の公立大に進学した場合でも年間9000ドル(約110万円)以上、私立に至っては、5万ドル(約600万円)を超える場合も珍しくない。進学資金を借金に頼ることはやむを得ず、今や全米の学生ローンの残高は、なんと1兆3000億ドル(約160兆円)に到達している。 BBCは、高額な授業料に見切りをつけ、ドイツのミュンヘン工科大学を選んだ、サウス・カロライナ州出身のハンター・ブリス君を取材している。実はドイツの大学は、外国人でも授業料が無料。学期ごとに彼が大学に支払う額は111ユーロ(約1万5000円)で、これを払え

    ドイツの大学授業料、留学生も無料 卒業生4割が5年納税でペイ 少子化対策になる?
    lotus3000
    lotus3000 2015/06/30
    ドイツの大学教育、理想と現実。
  • いろいろクドい話 » 幻の東部戦線 30 (孤立無援の連邦軍)

    西側諸国の負担軽減への期待とドイツの軍事力復活への疑念に取り囲まれながらの再軍備は国内的にも国民の反発を押し切って進める困難な作業でした。敗戦後の非ナチ化政策と非武装化政策に後押しされた再軍備への反感は日とは比べ物にならない程に強力で、新生ドイツ連邦軍を歓迎する雰囲気はまったくありません。そんな空気の中で一旦は完全に解体した軍隊をごく短期間で再建するのは大変な仕事でした。 新しい軍隊の基幹となる士官クラスの募集は最初に着手されましたが、候補者はそれなりにあっても全てを採用する訳には行きません。ナチスとの関係が薄いもの、戦争犯罪と縁の無い者、思想的に民主主義を受け容れる者といった数々のフィルターが設けられ、人材選抜委員会が一人ずつ審査していったのです。選抜委員会は国内の主要政党から代表者が数名ずつ選ばれ、一部に旧国防軍の将軍達が参加しています。この審査を通過すれば再軍備に批判的な社会民主党

    lotus3000
    lotus3000 2015/06/09
    ドイツ軍再編の社会的な変化。ワイマールへの復帰という形で生き残った。
  • 高須院長のナチス擁護問題まとめ

    高須克弥 @katsuyatakasu @MyoyoShinnyo @mita_manma 経済政策は成功したんだよ。雇用も回復しハイパーインフレも押さえ込み。全てがうまくいっていたよ。戦争に勝っていたら枢軸国が今の国連みたく世界秩序作ってたに違いないよ。 2013-08-01 13:29:34

    高須院長のナチス擁護問題まとめ
  • 「世界史上最大の悪」ホロコーストはなぜ起きたのか/石田勇治×荻上チキ - SYNODOS

    2015年1月、アウシュビッツの解放から70周年を受け、安倍首相はイスラエルのホロコースト記念館を訪問。「ホロコーストを二度と繰り返してはならない」と改めて述べた。この世界史上最大の悪とも呼べる、ユダヤ人の大量虐殺はなぜ生まれたか。その歴史的な背景を知り、そこから私たちがどのようなことを学べるのかを探っていく。TBSラジオ 荻上チキSession-22 2015年01月21日放送「ユダヤ人の大量虐殺はなぜ起きたのか?」より抄録。(構成/若林良) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセ

    「世界史上最大の悪」ホロコーストはなぜ起きたのか/石田勇治×荻上チキ - SYNODOS
  • 内田弘樹先生が「ヒトラーの国民国家」を読んでいるというところから始まる目からどんどんハイライトが消えていく地獄のお話

    内田弘樹 @uchidahiroki あ、最近読んでいる「ヒトラーの国民国家――強奪・人種戦争・国民的社会主義」は、いかにナチスドイツの党幹部と経済官僚たちが、国民の生活水準を高レベルで維持(WW1で国民の生活をどん底に突き落とした高インフレ、飢餓の回避)するために悪行をなしたかが詳細に解説してあって面白いです。 2015-05-13 08:39:02 内田弘樹 @uchidahiroki 人たちは「ドイツ国民の生活を守るため(WW1のような地獄の再現を回避するために)」にやったことだと思っているので、別に悪行とは思っていないところがミソ。思っていても、豊かな生活には代えがたいのです、という話。 2015-05-13 08:41:36

    内田弘樹先生が「ヒトラーの国民国家」を読んでいるというところから始まる目からどんどんハイライトが消えていく地獄のお話
  • もう一つの「プリンツ・オイゲン」小史 - Danas je lep dan.

    kousyouさんのブログで,艦これに登場する従順重巡「プリンツ・オイゲン」の元ネタであるオイゲン公の事蹟が紹介されていた。ものごっつ力の入った文章なのでみんな読むべき(わたしずっとサヴォア家のひとだと勘違いしてました……)。 近世オーストリアの名将プリンツ・オイゲンまとめ | Kousyoublog ところでオイゲン公の名が冠されていたのは艦船だけではなく,ナチス・ドイツの武装親衛隊にも同じ名を冠した師団「プリンツ・オイゲン」が存在していた。実のところわたしがオイゲン公の名を知ったきっかけはオーストリア史でももちろん艦これでもなく,この師団名に由来する(今ではすっかり小澤亜李声の重巡娘にイメージが置き換えられてしまったが……)。この師団は少々特殊な来歴を持っていた。この師団に集められたのは,ドイツ占領下ユーゴスラヴィアの民族ドイツ人(伝統的に居住していた少数民族としてのドイツ人)たちだっ

  • 近世オーストリアの名将プリンツ・オイゲンの戦争と生涯まとめ | Kousyoublog

    第二次世界大戦時の軍用艦艇を擬人化した人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」にその名を由来とする旧ドイツ海軍重巡洋艦のキャラクターが登場したことで、「プリンツ・オイゲン」という名は以前と比べると格段によく知られるようになってきていると思う。ということで十七世紀後半~十八世紀前半のオーストリアの軍人プリンツ・オイゲンについて。 プリンツ・オイゲンについてプリンツ・オイゲン(1663-1736)ことオイゲン=フランツ・フォン・ザヴォイエン=カリニャンは十七世紀後半から十八世紀前半にかけて、神聖ローマ帝国=ハプスブルク家に仕えた軍人で、対オスマン戦争スペイン継承戦争などで活躍し、後のオーストリア=ハプスブルク帝国の基礎を軍事面の成功によって築いた人物として評価され、フランス皇帝ナポレオン1世も古今東西の名将七人の中の一人に数えている。 プリンツ・オイゲンのプリンツは公とか公子などと訳

    近世オーストリアの名将プリンツ・オイゲンの戦争と生涯まとめ | Kousyoublog
  • ベンヤミンのメッセージ ―― 希望の倫理へ | ちきゅう座

    <高橋順一(たかはしじゅんいち):早稲田大学教授> 今年三月、社会評論社から『ヴァルター・ベンヤミン解読』を上梓しました。一九八四年から二〇〇七年にわたって折に触れて書いてきたベンヤミンに関わる文章を集めて作ったです、ぼくのベンヤミンの読み方はかなり偏った問題意識に基づいていると思います。そういう偏ったベンヤミンの読み方をにしてもはたして客観的な評価に耐えられるかどうか、正直なところ自信はありませんでした。でもベンヤミンを若い人たちに読んでもらうためのひとつの補助線くらいにはなるだろうと考え、最終的にを出してもらうことを決意しました。こののあとがきにも書きましたが、ベンヤミンを読むことは、勝者だけがのさばる世界をひっくり返すための武器を手に入れることにつながります。このでいちばん伝えたかったのがそれです。あらゆる希望も可能性も失われてしまったからこそ、希望を、可能性をあらしめねば

  • ドイツで豆腐が大人気 需要高まる見込み NHKニュース

    ドイツでは、日材の代表格とも言える豆腐が、今、大人気となっていて、野菜中心の事に関心が高まり、いわゆる「ベジタリアン」が増えるなか、需要が一段と高まると見込まれています。 ドイツでは、今、豆腐が人気を集めていて、ベルリンにあるスーパーマーケットでは、オリーブ入りの豆腐やカレーマンゴー味の豆腐など20種類以上の豆腐が並び、売り上げは毎年30%伸びています。ドイツの豆腐は日の豆腐に比べて固く、独特の風味が楽しめ、細かく切ってサラダに混ぜたりパンに載せたりしてべるのが人気です。 ドイツではもともと動物愛護の意識が高く、家畜を工場のような環境で肉処理することに抵抗を感じ肉を敬遠する人が増えていて、野菜中心の事に関心が高まっています。いわゆる「ベジタリアン」は10人に1人に上っていて、こうした事情がドイツでの豆腐の人気につながっています。 ドイツで豆腐を広めた先駆けの1人、ベルント・ド

  • 日記:中村元先生の「ドイツ語」を介して - ujikenorio’s blog

    - 中村が、一高でペツォルトと出会ったのは、一九三〇年のことだから、ペツォルトが仏教の個人授業を受け始めて十三年経ったころである。ペツォルトの授業は、小学校の教科書をドイツ語に翻訳するという内容だった。その授業の中で、ペツォルトはよく仏教についてドイツ語で語った。 日では漢訳の仏教用語がそのまま用いられて、意味がすぐには読み取りにくい。ところが、ペツォルトがドイツ語で語る仏教用語は、言葉の解釈が施され、意味を理解した上で翻訳されていて分かりやすくなっていた。それによって、中村は、分かりやすい言葉で仏教を語ることの必要性を痛感したといえよう。そして、仏教用語を分かりやすい言葉で説明した『佛教語大辞典』の編纂へとも発展していった。また、仏教を思想としてとらえることも、ペツォルトとのやりとりの中で培われたものといえよう。 日は仏教国といわれるが、公教育の場で仏教について触れることはなく、大学

    日記:中村元先生の「ドイツ語」を介して - ujikenorio’s blog
  • ラルス・クリステンセン 「ヒットラーを権力の座に押し上げたのはハイパーインフレではなくデフレである」(2013年11月17日)

    ●Lars Christensen, “Deflation – not hyperinflation – brought Hitler to power”(The Market Monetarist, November 17, 2013) 2か月ほど前のことだが、マシュー・オブライエン(Matthew O’Brien)がアトランティック紙で次のように語っている。 ハイパーインフレーションから、ヒットラーの台頭までは、一直線を引くことができる [1] 訳注;一直線を引くことができる=ハイパーインフレがヒットラーの台頭をもたらした、という意味。。そのことは、誰もが知っている。しかし、この件に関しては、誰もが知っていることは、実は間違いなのだ。ナチスが権力の座に就いたのは、物価が4日ごとに倍になった(pdfハイパーインフレの時期(1923年)――ナチスはこの時期にも権力の獲得を目指していたが、

    ラルス・クリステンセン 「ヒットラーを権力の座に押し上げたのはハイパーインフレではなくデフレである」(2013年11月17日)
  • 十八世紀プロイセンの特徴 | Kousyoublog

    セバスチァン・ハフナー著「プロイセンの歴史 伝説からの解放」では十八世紀のプロイセンの特徴について、「シュレジエンのドイツ学者でありスラヴ学者であるアルノ・ロボスの著作『ドイツ人とスラヴ人』(一九七四年)」(P64:同書は未邦訳)から引用して、『これ以上的確に要約することはできない』(P65)と評している。 プロイセンは当時、規律、服従、軍事教練、非の打ちどころなき官僚制、忠実な貴族階級、厳格で啓蒙的で人道的な司法、差別無き理性、完璧な行政機構、禁欲を奨励し、カルヴァン派とプロテスタント派の刻印を刻んだピューリタニズム、さらにコスモポリタン的で宗派に拘泥しない自由思想的傾向において、きわだった国家であった。それぞれまったく異なる四人の君主によって作られた多様な理念の一大集合体が、王冠と領土という観念のもとに一体となって出現した。プロイセンの特徴は、民族によって結ばれた国々とは対照的に、自ら

    lotus3000
    lotus3000 2014/10/04
    プロイセンという国はヨーロッパの中で非ヨーロッパ的な国家だったところなんだよな。ちなみにカントの哲学もそういう官僚制運営のためにあった部分もある。
  • 「ヒトラーを支持したドイツ国民」ロバート・ジェラテリー 著

    アドルフ・ヒトラー率いるナチス第三帝国はその十二年の統治の間、ドイツ国民の支持を広範囲に得て味方につけ、その維持に力を注いだ。ほとんどの場合、ドイツ国民は自らの意思で、積極的に、戦局が悪化して体制崩壊寸前となってもなお独裁体制を支持し続けた。メディアを積極的に活用したヒトラー政権はさまざまな残虐行為を隠すよりも公開して、その意義を訴える一方で、巧みに情報統制を行い、国民もそれに同意したのである。 『第三帝国の歴史では一貫して、同意と強制とはもつれ合っている。その理由の一部は、国民がほとんど好意を抱いていなかった特定の個人、少数派、社会集団を狙って強制と恐怖の手段が行使されたからだ。』(P2) このでは、そのヒトラー政権を支持し続けた国民たちの姿が当時の公文書や新聞、メディア、その他さまざまな文書を元に生々しく描き出されている。上下二段組み全324ページの大著である。 ワイマール(ヴァイマ

    「ヒトラーを支持したドイツ国民」ロバート・ジェラテリー 著
  • アドルフ・ヒトラーによって描かれた30枚の絵画 | THE NEW CLASSIC [ニュークラシック]

    ナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーが、政治家へと転身する前は画家を目指していたことはよく知られている。ヒトラーは、1905年に実業学校を退学した後でウィーンで美術学校への入学を希望するものの、「写実性はあるものの、独創性に乏しい」とされて試験に落とされてしまった。 人物画よりも風景画・建築画を好んで描いており、いくつもの習作やデッサンなども残っている。これまで、ヒトラーの作品については様々な評価が見られたが、もし彼がそのまま凡庸な画家になり損ねた青年として人生を終えたならば、ほぼ確実にこれらの作品を我々が目にすることはなかっただろう。 彼の30枚の作品をまとめてご紹介する。 彼は、第一次世界大戦によって荒廃した街並なども描いている。後に、こうした風景を自らの手によってつくり出すことになる。 ヒトラーは愛犬家としても有名であり、ジャーマン・シェパード・ドッグのメス「ブロンディ」を飼って

    アドルフ・ヒトラーによって描かれた30枚の絵画 | THE NEW CLASSIC [ニュークラシック]
    lotus3000
    lotus3000 2014/07/05
    静かな寂しい絵なんだよな。
  • 第二講 言葉と政治

    人間を他の動物と区別することのできる特性とはなんだろうか。人間だけが言葉を操れるという俗説は、昨今、言語能力を習得した猿のニュースがテレビなどでも紹介されることが多くなったので立ち消えになったようです。もっとも、猿は解剖学的に声帯をもたないので手話によって「会話」をするわけですが。しかし、いかにそれが人間の独占物ではないにせよ、言葉というものによって私たちの文明全体が成り立っていることはいまさら強調するまでもないでしょう。言葉によって、私たちは自分自身で経験していないものを共有し、我がものにすることができます。「はじめに言葉ありき」、ヨハネ福音書の冒頭の言葉は現代思想家のジャック・ラカンという人によって個体としての人間にも適用されています。つまり生まれ落ちたときにはまだ無である人間は、言語を話すようになって自分が人間であると自覚し、その時から自己がはじまる、その意味で人間は言語によって創造

    lotus3000
    lotus3000 2014/04/04
    辞典の変遷。