緩和ケアが発達しすぎて増える医療訴訟

緩和ケアの発達により、末期がん患者の痛みやせん妄を抑えることはもちろん食欲や体重、すなわち体力まである程度のコントロールが可能になった。 岩崎弥太郎が末期胃がんの痛みや苦しみにのたうち回って亡くなってから138年、大きな医学の進歩であり、末期がん患者でありながら「最後に山に登りたい」「最後に旅行に行きたい」「自宅で家族と過ごしたい」など、QOLを維持しながら最後の時間を過ごせるようになった。 ただ、喜ばしいことばかりではない。 末期がん患者のご遺族などによる医療訴訟が増えているのである。医療訴訟とまではいかなくとも医師の説明に納得しないご遺族は多い。 治療をやめて緩和ケアのみに移ると、抗がん剤の副反応も抜け、薬によって痛みやせん妄もなく、食欲が低下していないことから患者さんや家族は「まるで治ったみたい」「もしかしてこのままよくなるのでは」と考えてしまうのである。 しかし、その間にも癌は進行

[aquatofana]

緩和ケアを想定して治療した親族を持つ身として分かる。家族はどんな状況でも治癒を期待する。「遅かれ早かれ亡くなるのですね」と確認する私の言葉を聞いた瞬間、安堵の表情を浮かべた主治医が記憶に残っている。

[ao-no]

そっか。覚悟しておこう。ギリギリまで治ったみたいに過ごせて、あるタイミングで"突然意識不明となりそのまま亡くなる"のは本人の希望に沿うとも思う。緩和にかかわる人達に感謝したい

[daydollarbotch]

医療訴訟の新規提訴件数（新受）は、H16がピーク（1000件超）。H21以降は、800件前後で推移していて、特に増加傾向はない。https://www.courts.go.jp/saikosai/iinkai/izikankei/index.htmlの6の1

[oeshi]

多分やってるんだと思うけど緩和ケアに移行する時カッチリした契約書みたいのが患者家族との間に必要だね。もうこの後はいつ死んでもおかしくないんだって。

[differential]

私の父がほぼ宣告通りの時期に亡くなった後、主治医が「宣告通り過ぎるとお前が殺したんだと言うご家族もいるんですよね」ってポツリと言ってたの思い出した。検体にも協力すると即断したら驚かれた。

[kkcnnjfkjqndbfkdo]

「患者向けの説明動画」を規格として統一するといいね。講習のように10~30分の説明動画を制作して、必ず視聴してもらうと。で、視聴済のサインも必須にすると

[KAN3]

厚労省が説明のパンフレットと動画を作成して全現場でそれを提示することを義務付ければいいよ。それをやれば説明義務は果たした扱いになるように制度も整えて。

[aburi_engawa]

細かいこと書かないけど投薬ミスがあった。でも悲しいけどそれがあってもなくてもいずれ…だったので、訴訟には反対してそれで終わった。緩和ケア期は本人が穏やかに過ごせるならそれだけを喜びたいけれど、、、、

[ShimoritaKazuyo]

家族で緩和ケア経験あるが、医者及び日本の医療には感謝の念しかない。ただし見守る側の感情も極限状態まで行くので、それを医者にぶつけるのは人の器の問題だと思う。医者はとっくの昔に死ぬとわかってるんだよ。

[ichifmi]

緩和ケアって別に死の間際にだけするものではない。緩和ケアしながらがんの治療することも全然普通／緩和ケアに限らず患者、家族、医療提供者が病状と体調について認識をすり合わせるの大事、難しいけど

[stoolpigeonn173]

死ぬことよりも、死ぬ前に痛くて苦しい思いをすることの方が恐ろしいのでこれはいいニュース！ 元気になる見込みがないならなるべく苦しまず楽しく過ごしたいよ。

[arajin]

「その間にも癌は進行を続けておりモータルな状況に達すると突然意識不明となりそのまま亡くなるのである。」

[yunotanoro]

緩和ケアという考え方は世間の常識として大衆理解を得ないと遺族とのトラブルに繋がり易いと思う。単に説明するだけでは無く、漫画やアニメ、ドラマを通した情緒的筋書きも必要。洗脳扱いにならないよう解説も必要。

[outalaw]

こちらが全て受け入れて淡々としていると医者に非常に驚かれた。というのも受け入れられる人はかなり少ないとのこと。それを聞いてこちらが驚いたものである。

[shirontan]

そこに至るまでの抗がん剤治療のことを考えると何一つピンピンコロリじゃないと思う

[deep_one]

緩和ケアにした後に死んで訴訟って…マジであるの？／老人の方は何十年も前から「ピンピンコロリ」が理想って言ってるんだから、それが達成できるのはアリなんじゃないか。祖母は長期入院せずに100歳までいったが。

[s2kw]

サービスは受ける側にもリテラシーが必要であるという端的な例。説明して理解できないなら受けるべきでは無い。本来、幸福として受け取れるものを不幸に転調させてるのは受け取り手の無能さ。

[mohno]

「医事関係訴訟事件統計」を見る限り、言うほど増えてはなさそう https://www.courts.go.jp/saikosai/vc-files/saikosai/2022/220701-iji-toukei1-heikinshinrikikan.pdf 患者側の敗訴は多いみたいだから余計な裁判に巻き込まれたくないのは分かる。

[jintrick]

末期がんで死んで訴訟？？数字が出てこないので眉唾。

[surume000]

理想的な死に方じゃん

[nandenandechan]

契約の心配してる人が多く居るけど、軽い手術に何枚もサインした事ない、健康体の人たちなんだな。医療も発達したもんだな。

[hihi01]

「その間にも癌は進行を続けておりモータルな状況に達すると突然意識不明となりそのまま亡くなるのである」、これは近しい人で見た経験があります。

[gcyn]

モニタリング技術がついていっていないんだと思います。そういう意味でまだ技術が未発達だともいえるし、発達に伴う多要素の不協和ともいえそう。多要素の不協和って人間や人間社会そのものっぽさありますけど。

[htnmiki]

死ぬことが決定したから緩和ケア病棟に移るんだけどそれでもわからない人がいるもんかね

[n_vermillion]

なるほど…。知っておきたい話だな。こういうのはなかなか割り切りが難しいけども。

[hryord]

よく言う「ぽっくり死にたい」ができるようになったって凄い事だと思う。ある意味癌に勝った部分でもある。医療従事者への感謝は忘れないようにしたい。

[Helfard]

訴訟まで行くのは余程のことだけど、家族が医師の説明に納得しないことは増えているとは思う。それが良いことなのか悪いことなのかは議論の余地があると思うが…。

[econcon]

“その間にも癌は進行を続けておりモータルな状況に達すると突然意識不明となりそのまま亡くなるのである。”突然な死とか苦しみ抜いての死に比べたら天国みたいな死に方だな、医療の発展に感謝だ…

[lenore]

こう言うと不謹慎だけど、緩和ケアの行き届いた医療施設で、ガンで亡くなるのっていいかもしれない。闘病は大変だが。うちは長生きの家系なので弱って呆けてく長い老後がホント嫌

[koroha-a]

自分の父も元気そうに見えて「もしかしてまだまだ大丈夫なのでは」とかすかに思ったけど、ほぼ医者に言われた通りの寿命だった。最期までなるべく苦痛がないようによく看てくれて心から感謝。

[bxmcr]

進行が早いタイプだったから、緩和ケアに移っても、ろくに話をする時間も無かった。最後にもう少し良い思いさせてあげられたらまだ良かったように思うけど、勘違いしちゃう可能性もあるのか……

[fantoms]

将棋で形成を評価する評価値みたいなものを導入できないか。見えない悪い部分をわかりやすく表現できれば納得感は少し上がると思う。

[daruism]

医療訴訟は、医療行為そのものよりもその前の説明だったりその後の病院側の対応が原因で炎上してることが多い印象（個人の感想です）

[secseek]

ピンピンコロリって考えたら苦しんで死ぬよりずっといい、ってのは他人事だから言えることなのでしょうか

[Cru]

緩和ケアの進歩が周知されると逆にぴんぴんコロリじゃなかった、ケアが適切じゃなかった訴訟とか起きないのかしら…と思った

[norijr]

父がまさに緩和ケアを受けて、最期は自宅で家族とともに過ごして旅立っていったが、入院してた緩和病棟の方々にも、在宅で診て（看て）くれた方々にも感謝しかない。直前まで穏やかに会話できたのは本当に幸福だった

[filinion]

最期まで苦痛なく済むなら幸せなことかもしれない…。／「厚労省制作・全国共通インフォームドコンセント動画」というのは難しいんじゃないかな…。医療は日々進歩するわけだし、医療機関ごとの差異もあるし…。

[fraction]

ゼロリスクなんて無理なんだから、一般人に常識として周知されるまでは医療訴訟が起きても仕方ないこと。それでヒステリー起こす医者がいた場合、そいつらの辛抱が足りないだけ。もちろん緩和ケアやめる自由はある。

[kori3110]

身近な人の死を受け入れるのは難しいんだな、と改めて思う。このへん、個人差 や慣れの問題も大きそうだから、医者とすれ違ってしまうのはいかにもありそう/実際訴訟が増えてなくても、それにあたる医者は辛いわな