「アジャイルソフトウェア開発という概念」の源流は日本なのか 〜『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか 』を読んで〜 - bonotakeの日記

夜中におもむろに書評を書き出す第2段。 日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか～増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』～ (光文社新書) 作者:岩尾 俊兵光文社Amazon この本自体はとても面白いし首肯できる部分も多いが、1箇所だけイチャモンをつけたい。 そもそもアジャイルソフトウェア開発という概念自体、マニフェスト（注：アジャイルソフトウェア開発宣言のこと）の発表よりも3年早く、1998年に日本の研究者から提案されている。 南山大学の青山幹雄教授による一連の研究である。 （同書より引用） ここで紹介されている「1998年」の「提案」とは、おそらくICSE1998で青山先生が発表した論文 "Agile Software Process and Its Experience" のことだろうと思う。Agile Software Process（ASP）という、実際に富士通の社内で実践されたソフトウェ

[mangakoji]

1990年代頭の家電メーカーだと、アンダーテーブルとか言って、使途不明時間を5～10%とか、勝手研究に使って良かった。だから面白い物が作れたんだよ。それが金融ビッグバーンとか株主説明責任とかで出来なくなった…

[outalaw]

巷に溢れるアジャイルの説明では反復型開発と同義のものが多くて混乱させられていたが、反復型開発の上に顧客からのフィードバックが必要要素であるとわかってスッキリした。

[toro-chan]

日本でアジャイル開発なんて見たことがない。全く根付かず使われもしてないのを源流というのは違和感しかない。見捨てられた研究の一つにたまたまあっただけなのでは。

[t2y-1979]

アジャイルという概念はあるが、アジャイル開発という方法論は存在していない。反復型開発からの自然な発展にもみえるのでアジャイルソフトウェア開発宣言より早いとか、あまりどうでもよい話し

[tick2tack]

アジャイルの前から短いイテレーションを回しながら作成する反復型開発は主張されてたと。アジャイルは顧客のフィードバックが重要な差異ってことかな

[mk173]

机上の空論になりがちな要件定義や誰も読まないドキュメントの整備をやめて、仮説を検証してみる際に便利な言葉としてアジャイルを使ってた

[mockmock9876]

Teslaのリードタイムって3日くらいだっけ。マイナーチェンジモデルがすぐできるのすごいよな。

[YaSuYuKi]

最初にカンバン方式が浮かんだが、違った

[ch1248]

興味深い

[poad1010]

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[jassmaz]

歴史を簡略化してしまえば、フォードの科学的経営手法→TPS→TOC→アジャイル→リーンスタートアップのように変わっていったが、実際の進化は決して一直線ではなく前身と後進を繰り返しながら進んでいったのでは？

[daishi_n]

チームの最小化による並列開発=チームメンバー数はピザを分けられる程度におさえる、というアプローチとそれを実現するための分割が必須なので、それ自体は今も続いてるけどね

[lizy]

アジャイルの源流と言うから野中郁次郎氏の話かなと思ったら違った。あとはXPからの流れとか？ | 野中氏はスクラムの方か、ごっちゃになってた

[mohritaroh]

興味深いし、この本も気になる

[craftone]

面白い。マイクロサービス志向とも言えるね

[sho]

面白い。タイトルだけみたらトヨタの話かとは思った

[kent4989]

興味深い歴史証言。

[miholovesq]

まだ経験が浅い頃一通りアジャイル開発の説明をしたあと「それで結局反復型開発とはどこが違うんですか？」と言われて人間とフィードバックのダイナミズムの話をしたけど何も伝わらなかったのは今でも悔しい思い出