Terraformは、パブリッククラウドのインフラ構築と自動化のツールとして、IaCのデファクトスタンダードとなっています。この記事では、AWS(Amazon Web Services)を活用するハンズオンを通してTerraformの動作を理解し、実務にもとづいて役立つ機能や便利なエコシステム、さらにSRE視点の事例を紹介します。アソビュー株式会社でSREユニットリーダーを務める鈴木剛志さんを中心に6名のメンバーによる共同執筆です。 アイキャッチ画像
こんにちは、Enterprise Cloud部 ソリューションアーキテクト1課 宮形 です。 昨年 令和5年度はガバメントクラウド関連のプロジェクトに関わる機会をいただき、地方自治体様向けにAWSの役務費用・利用料金の見積をお手伝いする機会が多々ありました。そのなかでエンジニアとして感じた苦労ポイントを本BLOGでご紹介させていただきます。 このBLOGを書いているちょうど先日、3月29日に「令和6年度ガバメントクラウド早期移行団体検証事業(第一回)」の公募および採択結果がデジタル庁より公示されました。「第一回」とあることから、年度内に追加で公募が行われると予想されますので、第二回以後に申込を検討している地方自治体ご担当様の参考になれば幸いです。 www.digital.go.jp 役務費用 依頼する作業範囲(スコープ)が不明 マイナンバー系ネットワークとAWSネットワーク間の責任分界点
はてなブログでは、ソースコードなどを構文(シンタックス)に応じて色付け(ハイライト)表示する シンタックスハイライトに対応しています。今回、シンタックスハイライトに関する改善を行いました。 jsx, tsx形式のシンタックスハイライトの追加 JavaScript形式のシンタックスハイライトの改善 jsx, tsx形式のシンタックスハイライトの追加 jsx 及び tsx 形式に新たに対応しました。 はてな記法、Markdownでのハイライト方法は以下のとおりです。 はてな記法 >|jsx| ...ソースコードを記述する... ||< Markdown ```jsx ...ソースコードを記述する... ```詳しい利用方法やその他の形式の対応につきましては、下記のヘルプをご参照ください。 JavaScript形式のシンタックスハイライトの改善 JavaScriptのシンタックスハイライトの改善
この記事は 2024 年 2 月 28 日に執筆されました.今後この問題が Cloud Run 側で修正された場合,再現しない可能性がありますのでご留意ください. TL; DR Cloud Run は執筆時現在 zstd による圧縮に対応していない ヘッダの Content-Encoding: zstd のみが削除され,ボディは圧縮されたまま応答される ブラウザはこの応答を正しく解釈できないため文字化けのような表示となる zstd による圧縮は,執筆時現在 Chrome に実装されているもののデフォルトでは無効だが近い将来に有効化される 悲劇は突然訪れる 弊社では,コーポレートエンジニアリングチーム [1] [2] において,社内向けにいくつかのサービスを提供しています. これらのサービスはもともと AWS でホストされていましたが,アクセス制限に Identity-Aware Proxy
⾃⼰紹介 和田 雄樹(Yuki Wada) ウェルスナビ株式会社 / システム基盤チーム / インフラエンジニア > チーム規模: 5人(2024年1月時点) > 技術スタック: AWS/ECS/EKS/Terraform/Datadog/PagerDuty ウェルスナビでは ● SRE、FinOps、Containerization、Securityいろいろやってます ● ウェルスナビにおけるコンテナ化の取り組み という記事書きました ひとこと ● 最近、長野(松本)から上京してきました 2 @2024 WealthNavi Inc. https://tech.wealthnavi.com/entry/20240110/1704855600
indeweb.orgより拝借しています 僕は思うのだが、どうもひっかかるのはコンピュータやネットワークそのものではなくて、それらを祭り上げているカルチャーのほうなのだ。(草思社 インターネットはからっぽの洞窟 より) 久しぶりのブログ投稿です。ご無沙汰しています。 枯淡苑店主の照井です。 2022年ももう終わりが近づいている中、Twitterの動向が痛ましいほどに荒れていますね。 同社が今後どのような道を辿っていくかは興味ありますが、私個人としてはTwitterをはじめSNSの利用はかなり控えめになっており、仕方なく利用している側面が強いです。 長い間、従来のSNSやブログとは違う形でインターネットを楽しむやり方を模索していました。 その最中、2つほど面白い文化・活動を見つけまして、そのうちの1つが「インディーウェブ」(the IndieWeb Movement)です。 現在進行形のTw
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>name</key> <string>Swallow</string> <key>job</key> <dict> <key>title</key> <string>Sr. Nest Maker</string> <key>company</key> <string>Nests R Us</string> <key>yearsOfExperience</key> <integer>2</integer> </dict> </dict> </pl
ここ数年は仕事で「最後のコミットが10年前」みたいなコードを触ることが多く、古いコードに対してどのように向き合うかと同時に、 コードを長く維持していく上でどのいう振る舞いをするとよいかを考えることが多くなった。 年末なので、自分が特に最近意識していることをを紹介する。 要らないコードはさっさと消す 年末といえば大掃除、ということで年末らしい話題。普段仕事をしている中で「これは使われてなさそうだけど、消していいかわからないな」とか、「これは今は使わなくなったけど、残しておいたらあとで使うかもしれないし残しておく」という場面がある。 消すためにもちょっと調べないといけないし、消すより残しておいたほうが安全だし、面倒なので残しておくか・・・ということをやったことはないだろうか。僕はある。 しかし必要のないコードなのであればさっさと消したほうがよい。現代だと大抵gitなりなんなりで管理されているの
メールシステム担当の人はもちろん、インフラ担当の人もDNSの設定とかで既に知ってはると思いますが、 10月にGoogleが発表した2024年2月から始まるGmailとYahoo!(米国)におけるスパム対策強化のあれです。 海外では数年前から"No Auth, No Entry"って「代表なくして課税なし」みたいな感じで言われているアレです。 識者の方々がいろんなところで記事にしてはりますので、他のところであんまり書かれていない気がするとこだけ記します。 まずは公式情報 Google Googleについては以下の二ヶ所を読んで理解して実践しておけば大丈夫そうです、たぶん。 パラメーターのhl=enをhl=jaに変えると日本語版になりますが、更新されるのが遅いので最初に英語版を見ておくのが良いです。 Email Sender Guidelines(81126) Email Sender Gui
今年で30歳、社会人9年目、在米5年目になった。今年は 趣味でRJITを作り、仕事でYJITを超高速化した 初めて論文を国際会議に投稿し、採択された 子供とプリスクールに行き始めた という感じの一年だった。 仕事 大変ありがたいことに、自分が今一番興味のある仕事であるYJITの高速化に集中できた一年だった。 いろいろやったが、代表作は以下の三つかなと思う。 スタックオペランドのレジスタアロケータ 最適化未対応なメソッド呼び出しのフォールバック 例外ハンドラのコンパイル どれもベンチマークがかなり速くなった。 特に二つ目と三つ目は、自分で発案してかつ主に僕が重要性を訴えていた奴で、 それらで大きな成果が出たときはかなり達成感があった。 単独のPRでRailsベンチが7%速くなった時はこりゃ昇給するわと思ったが、実際めちゃくちゃ昇給した。 ベンチマークも速くしている一方、僕は本番アプリの最適化
Forkwellさん主催の「今から予測する2024年のPlatform Engineering」で登壇した資料です https://forkwell.connpass.com/event/303922/
input[type=checkbox] 要素に switch 属性を指定することによる HTML 標準のスイッチ UI の提案 2023.12.23 スイッチは多くのウェブサイトで使われているものの、HTML の標準要素としては存在していませんでした。そのため多くの開発者は、スイッチを実装するために独自の実装を行っていましたが、このような独自の実装はアクセシビリティの問題を引き起こす可能性がありました。この問題を解決するために、WHATWG により `input[type="checkbox"]` 要素に `switch` 属性を追加することが提案されました。この属性を指定することで、チェックボックスをスイッチとして利用できます。 input 要素の switch 属性は 2023 年 12 月現在実験的に実装されている機能です。将来的に仕様が変更される可能性があります。 スイッチ とは
今期も充分な利益を出すことができましたので、普段お世話になっている OSS のスポンサーになったり、経済的な理由で修学に困難がある学生や子どもの貧困対策への寄付をしました。 スポンサーであり、寄付ではないあくまでスポンサーであり、スポンサーになる事で「宣伝になる」事を前提としています。そのため名前やロゴをウェブサイトやブログ、リリースノートに載せてくれる事はとても重要です。 惰性でスポンサーを続けない自分たちがその OSS を利用しなくなったり、スポンサーしている開発者がOSS から距離を置いた場合、スポンサーを停止するようにしています。 OSS スポンサーをするのが嫌だと思う人を採用しないそもそも、OSS スポンサーしているのは「OSS への貢献をよしとしない」人と勝手に距離が取れるというのもあります。 零細企業による OSS スポンサーは社員の理解があってこそだと思います。 本業の売上
Bram Moolenaar the Creator of Vim 2023年8月5日、悲しい知らせが入ってきました。長年、多くのエンジニアに愛され今もなお使われ続けているテキストエディタVimの作者Bram Moolenaar氏が同月3日に亡くなったという知らせです。ショックでしばらく信じることができませんでした。 筆者は長年Vimを使い、Vimに多くのコントリビュートを行ったり、その都度Bram氏と対話したり議論したりしてきました。そのBram氏が突然、この世界からいなくなってしまったことをしばらく受け入れられなかったからです。 本記事では追悼の意味を込め、Bram氏がどのようにVimの開発を始め、Vimがどのように広まっていったのか、また長年Vimを追い続けてきた筆者から見たBram氏の人物像を筆者の思いを交えて解説していきます。 Vimの歴史 Bram氏についてお話しする前に、まず
新商品やブランド、キャンペーン用に新たなドメイン名を登録することも多いが、使わなくなったWebサイトのドメイン名はどのように扱っているだろうか? あまり深く考えずに廃止してしまうと、さまざまなトラブルが発生する可能性がある。ドメイン名を粗略に扱うとどのようなトラブルが起こり得るのか、それを避けるにはどのような点に注意すべきなのか、JPドメイン名の登録管理を行っている日本レジストリサービス(JPRS)の渡邊千裕氏に聞いた。 ドメイン名についておさらいドメイン名は「インターネット上の住所表示」に例えられ、WebサイトのURLやメールアドレスの一部として使われる。たとえば、「Web担当者Forum」のURLの場合、「impress.co.jp」がドメイン名となる。 URL=https://webtan.impress.co.jp/ドメイン名=impress.co.jp「Web担当者Forum」と
Next.js、Remix、SvelteKit といった近年のフレームワークは、JavaScript がなくても動作することを一つの価値として提供しています。 例えばSvelteKit のフォームではプログレッシブエンハンスメントとして、JavaScript が利用できる環境ではリッチなユーザー体験を提供しつつ、JavaScript が使えない環境においては HTML のフォームとして振る舞うことでアプリケーションの機能を変わらず提供できます。 React Server Component はサーバー側で HTML に変換されるため、クライアントに JavaScript のコードが配信されることはありません。React Server Component では useState() を使用できないといった制約がありますので、我々開発者は React Server Component の利点を
はじめに 日本は2021年時点で高齢化率(65歳以上の高齢者の比率)が28.9%の超高齢化社会のようです。 そして、わたし達の勤める会社も高齢化が緩やかに進んで いると思います。意外と認識するのが難しいのですが、すべての人は生きているだけで年を取りますので、会社の構成員の平均年齢は毎年自動で上がります。 会社の高齢化は、IT業界の人口分布を調べると確認できそうです。 出典 : - IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書:みずほ情報総研株式会社 レポートは出てきましたが、分かるような分からないような感じですね。 仕事の役割が変わりそうな年代で再集計してグラフ化してみましょう。 みなさんが仕事をしている周りの人達の年齢層はどのようなものでしょうか? このグラフに当てはまっているでしょうか? もしもそうであるとしたら、限界集落化が進行している可能性があります。 限界集落化 限界集落とは、人口
ご来店ありがとうございます。 原書の改題改訂への対応を進めていた『プロフェッショナルSSL/TLS』につきまして、きたる12月4日(月)に新刊『プロフェッショナルTLS&PKI 改題第2版』として当直販サイトから順次発売を開始いたします。長らく当サイトにて「2023年秋予定」とご案内させていただいていましたが、発売開始までもう少しだけお待ちいただければ幸いです。 本書は、Ivan Ristić氏が自著 “Bulletproof SSL/TLS” を2022年に改題改訂して新規発行した “Bulletproof TLS/PKI Second Edition” の日本語全訳版です。旧版である “Bulletproof SSL/TLS” とその翻訳版である『プロフェッショナルSSL/TLS』は、発売以来、大きな構成変更を伴わない追記や修正を施したアップデートを何回か実施しており、電子版については
あけましておめでとうございます。今日からトヨタの内側をお見せする、『トヨタイムズ』がスタートしました。 あけましておめでとうございます。モリゾウです。 本年もまた、健やかに新しい年を迎えることができました。 これもすべてはお客様、地域の皆さま、関係者の皆さまのご支援あってのことです。 改めて感謝申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。 今日から『トヨタイムズ』がスタートしました。 トヨタイムズは、トヨタに関わる全ての方に、トヨタのインターナル(内側)をお見せするメディアです。 未来のモビリティ社会を一緒につくる仲間に、トヨタのありのままの姿、私のありのままの姿を できる限りオープンにしていきたいと思います。 私の中では、昨年5月にトライし、8月からレギュラー化したラジオ番組とつながっています。 ラジオ番組では、トヨタの中で起きていることや、 私が感じたこと、考えていることをありのまま
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