中国の14億総主流化と「殺馬特」の死

中国でこの春、ある人物の「卒業」が話題になった。 大きな括りではX JAPANのようなビジュアル系の出で立ちで街を闊歩し写真をネットに上げ、国民の大多数から「悪趣味」「外れもの」と非難されてきた「殺馬特」（シャマト）と呼ばれるスタイルを生み出し、この一群を率いてきた28歳の青年。その青年が、ピンクや緑に染めスプレーで逆立てていた長髪を切って黒髪に戻し、顔のおどろおどろしいメイクを落とし、指、耳、手首、足首にぶら下げていたアクセサリーを外し、スタッズとファスナーに埋め尽くされたレザーの上下を脱ぎ捨て、同じ黒づくめでもシックなロングジャケットに着替えた。つまり、殺馬特の象徴だったスタイルを、創始者の彼が捨てた。そして、彼の卒業を、『人民日報』『新浪』『南方都市報』『広州日報』等、中国の大メディアが相次いで伝えたのだ。 彼の名前は羅福興。1990年に広東省梅州郊外の農村に生まれた。 小学校に上が

[shogo_okamoto]

中国のサブカル

[nisisinjuku]

「貧困な文化の産物」まさに都会人じゃん。と東京生まれの僕は思うのだｗ　都会に生まれたから都会人ではなく、都会に押し寄せた有象無象こそ都会人。パンクやアナーキストみたいに体制批判ができないから文化未満。

[pero_0104]

この恰好してるだけで話題になるの・・・？！日本には全国どこにでもわんさかいるじゃないか

[novak777]

“最近の中国で、「人と違うことをしない、つまり主流にいれば安心」という意識が、市民の間に働き始めているのだと思う”

[Baatarism]

「生存空間を奪われる外れものたち」