財政的減価 - himaginary’s diary

付加価値税を用いて擬似インフレを引き起こし、流動性の罠を脱却する、という政策は、以前フェルドシュタインや山形浩生氏らが日本について提案し、最近ではコチャラコタが（ミネアポリス連銀の研究を紹介する形で）米国について提案したものだが、今度はハーバード大の教授らが南欧諸国について提案した（Mostly Economics経由）。 同論文の著者たち（ハーバードのGita Gopinath、Emmanuel FarhiとプリンストンのOleg Itskhoki）は、3/1付けでProject Syndicateにも投稿している。以下はその概要。 付加価値税の増税と給与税の減税との組み合わせである「財政的減価（fiscal devaluation）」は、ユーロを脱退して通貨を減価するより簡単な手段であるが、経済に対してほぼ同様の影響をもたらす。 通貨の減価は輸入を高価にし輸出を安価にするが、付加価値税

[maeda_a]

@shinichiroinaba 松尾先生とかhttp://t.co/NNZrpyXSWc フェルドスタインとかコチャラコタとか @alicewonder113 @yumiharizuki12 @uncorrelated

[Cru]

"フェルドシュタインや山形浩生氏らが"…そうだったのか！　ついでにのびーもどっかで書いてたな。コメント欄興味深いが10年後をモデルで心配しても。南欧にドイツ世論が求めてるのは消費の抑制だよな。返り血浴びる

[maturi]

”また、輸出品は付加価値税の対象外なので、輸出価格は下落する。”　逆関税や

[R2M]

通貨を減価と同等の効果か。ふむ。

[walwal]

段階的消費税増税と所得税減税をセット導入することによる“疑似インフレ”政策の提案。