数千年におよぶ進化と文明の発展を重ねた蜘蛛と人類の邂逅が描かれる、進化のダイナミズムが詰め込まれたSF長篇──『時の子供たち』 - 基本読書

時の子供たち (上) (竹書房文庫 ち 1-1) 作者:エイドリアン・チャイコフスキー竹書房Amazonこの『時の子供たち』は、イギリスの作家エイドリアン・チャイコフスキーのSF長篇である。刊行は2015年で、2016年にアーサー・C・クラーク賞を受賞している。 それ以上の情報は何も持たず、刊行年的には少し古いこともあって期待するわけでもなく読み始めたのだけれども、いやはやこれには驚かされた。テラフォーミング先の惑星で、人類がばらまいたウイルスにより知性を獲得した蜘蛛の数千年に渡る世代交代史・進化の過程。そして、地球を脱出し第二の故郷を求めさまよう人類という二つの視点から物語は描き出されていく。テラフォーミング、独自に進化した蜘蛛、地球を失った人類、「異質なものとの遭遇」など、要素だけみるとクラシックなSFとも言えるのだが、蜘蛛視点の世界の書き込みが凄く、特異な読み味を感じさせる。 蜘蛛は

[lostnamer]

もしもテラフォーマーズで放たれたのがクロゴキブリでなくハエトリグモだったら…の世界SFか🐨ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•

[yuki_furu]

蜘蛛が文明を発展させる…というところから、ヴァーナー・ヴィンジの『最果ての銀河船団』を連想した。

[otoan52]

どうしても頭の中で「蜘蛛ですが何か」の絵で再現されてしまう。

[kirakking]

知性の進化をどう書くかは作者の個性が出るので楽しみ。

[tettekete37564]

完全に蜘蛛ですが何か

[tsumanne30]

小川一水「導きの星」が近いかな

[natu3kan]

主人公がスライムみたいなやつだけどMO:Astrayってゲームを連想した。

[gimonfu_usr]

（　蜘蛛といったら『ルーカス・ザ・スパイダーhttps://www.youtube.com/watch?v=5MJIGDDU9H8』だ…　）

[narukami]

ロマサガと聞いて

[greenbuddha138]

買った

[ch1248]

面白そう

[kazutox]

Children of Timeの邦訳

[hobbiel55]

「蜘蛛ですが、なにか?」

[OkadaHiroshi]

本日配送可能なのでヨドバシで買ってみることにした。https://www.yodobashi.com/product/100000009003422435/ https://www.yodobashi.com/product/100000009003422436/

[babyintokyo]

めちゃくちゃマニアックだけど、すごく面白そう！何もしない時間にじっくり読みたい本！作者が大好きなチャイコフスキーと同じ姃なのも気になる^ ^