毒はどのように人間を死に至らしめるのか？──『毒殺の化学：世界を震撼させた11の毒』 - 基本読書

毒殺の化学：世界を震撼させた11の毒 作者:ニール ブラッドベリー青土社Amazonこの『毒殺の化学：世界を震撼させた11の毒』は、その書名の通りに人間を毒殺するために用いられた11の毒について書かれた一冊になる。毒殺では常套手段といえる青酸カリやトリカブトはもちろん、一般的には糖尿病治療で用いられるインスリンなど、それらがどのように人体を死に至らしめるのかという科学。そして、歴史を振り返ったときにその毒がどう殺人に用いられてきたのかが合わせて語られていく。 取り上げられているエピソードは単なる毒殺ではなく暗殺であったり、不特定多数に向けた無差別毒殺テロにみせかけて実は特定の狙いがいたというはた迷惑なケースであったりと、犯罪・事件的に話題性にとんだものばかりで、科学と犯罪捜査で一度で二度おいしい構成になっている。おもしろいのが、発覚したケースでないと誰にも知られぬまま忘れられていくだけだか

[You-me]

おもしろいですよー　毒が好きな人はオススメ（誤解しか招かない勧め方

[sakstyle]

「「誰も知らない、珍しい殺し方だからこりゃ第一研究所だろう」となってしまうのはすごいんだかすごくないんだか……という感じではある。」

[Hidemonster]

他で「塩などのあらゆる物質が毒性を持っていて、要はその容量によって人が勝手に毒とそうでないものと分類しているだけ」という主旨の文章を読んで印象に残っている。たしか「毒の科学」だった

[take1117]

フグ毒とトリカブトを組み合わせて発症を遅らせたリアルサスペンスは載ってるかなぁ

[H_He_Li_Be]

「『誰も知らない、珍しい殺し方だからこりゃ第一研究所だろう』となってしまうのはすごいんだかすごくないんだか」犯行声明は出せないから、こいつらしか使えないって毒で見せしめ効果を狙ってるんじゃないの。

[chris_llp]

とても興味深い。書棚にあると何かあった時に疑われそうなので、大量の薬学の本に紛れさせようと思った人は古典ミステリの読みすぎ。

[Kakinoki2nd]

“もっとも奇妙な毒である「アトロピン」。これはベラドンナの実と葉から精製された毒で” ← ベラドンナ知ってる！ロミジュリでジュリエットが死んだふりするために飲むやつだ

[porgy]

ベラドンナはみんなマスターキートンで知ったよね

[ftq]

“科学と犯罪捜査で一度で二度おいしい構成になっている。”

[ranobe]

『四大文明』で今まだその分類だっけ？　とラジオを聞いていたら、矢につける毒で文明圏を分けていてたまげたおぼえが　https://bit.ly/47S7pIN　矢だけに……矢玉……やたまげ……ウッ……毒だ！

[miyuking4649]

アンナチュラルの「名前のない毒」の話を思い出した

[sp_ice]

面白そう

[manateen]

リシンはブレイキングバッドで知名度が上がったかな

[taka-p]

めも。

[candysearchlight]

毒殺の文化史

[hoshinekodou]

他人を毒殺しようとする人間の闇の部分は怖いけど、毒そのものの解説が面白そう。読んでみたい。

[media56a]

ザ・ロックの山場で美味いぞっ！て口に突っ込むシーン思い出しちゃった

[gen9217]

おもろそう

[naggg]

おもしろそー

[triceratoppo]

面白そう。

[macj_jp]

“ベラドンナの実” マスターキートンで出たやつ

[REV]

毒の話になると、「水の致死量」「塩の致死量」とか言い始める人が出現。最初は楽しいがそろそろ勘弁してクレメンス…

[dollarss]

放射線に比べて化学反応のなんと強く恐ろしいことか……

[mawhata]

この間、プーチンが命令したと思われる放射性物質を使った暗殺について読んで「えっぐい殺し方だな、オイ」と思ったばかりなので、何とも言えない気分になるけど、興味はなくもないな。

[napsucks]

タンパク質系の毒素はほんと恐ろしい効果を発揮するよね。複雑に組まれた生命のパズルをぶっ壊す見事な仕組み。

[sihou1]

医療従事者の嫁さん、この手の本大好き。

[richard_raw]

毒草の本とか好きなのでこれも読んでみたい。

[popotown]

こわいけどホント紙一重よな

[kitamati]

くられの件もあったことだし、この本も有害図書指定されるんやろなぁ

[narukami]

「暗殺者は傘型の圧縮空気銃で「リシン」を太ももに打ち込み、マルコフは自分が死に向かっているとも知らずに出社し」傷口は小さかったそうだが痛みも感じなかったのだろうか

[kasahannra]

後で読む