『皆勤の徒』の著者最新作にして、今年いちばんおもしろかった傑作ＳＦ長篇──『奏で手のヌフレツン』 - 基本読書

奏で手のヌフレツン 作者:酉島 伝法河出書房新社Amazon酉島伝法はデビュー作の連作短篇集『皆勤の徒』と第一長篇『宿借りの星』が共に日本SF大賞を獲得と、寡作ながらもその作品は常に高い評価を受けてきた。 そんな酉島伝法による最新作『奏で手のヌフレツン』は2014年にSFアンソロジー『NOVA』に載った同名短篇の長篇版で、これが著者の現時点での最高傑作といっても過言ではないほど素晴らしい出来だ。酉島伝法の作風は造語を駆使しながら人ならざるものたちの世界、視点、文化を細かく描き出していく、一言でいえば「唯一無二」という他ないものだ。本作でもその特徴は引き継ぎながらも、ストーリー、世界観はともに既作よりも壮大さを増し、読みながら「今までこんな感覚、文章を読んで味わったことがないな……」と思うほど特殊な感覚と興奮が呼び起こされた。 たとえば下記は本作の一ページ目の文章で、奏で手と呼ばれる人たちが

[huyukiitoichi]

著者もデビュー作からいくつもの作品を経て変化し、造語だらけなのは変わりませんが格段に読みやすく・飲み込みやすくなっているので、ここで再チャレンジするのも良いとおもいます！（だめだったらすまん）

[esbee]

酉島伝法、凄い書き手なのはわかるが脳がめちゃくちゃ疲れるので、こういうのこそ若いうちに読むべきだと思ったわ　再挑戦してみるかな

[unnmo]

皆勤の徒は面白すぎて、読み終わってしばらく魂がこの世に帰ってこなかったな。遠大・異様さと卑近さの共存がクセになるんだよね。

[mats3003]

この人の作品、完全に翻訳どころかコミカライズ、アニメ化、実写化も不可能すぎるんだよな。と思ったが、本人のHP見ると意外と翻訳されてるのね。フィネガンズウェイクみたいなものか

[iwtn]

最近短編集の文庫が2冊ほど出たので、味見をしたいのであればそっちがオススメ。脳が憑かれるけど、面白い。

[bxmcr]

難しそうだけど、映像化したら意外と面白いかも？

[gwmp0000]

"酉島伝法はデビュー作の連作短篇集『皆勤の徒』と第一長篇『宿借りの星』が共に日本SF大賞を獲得と、寡作ながらもその作品は常に高い評価を受けてきた"

[ryouchi]

申し訳ないけど酉島伝法いまひとつ読みづらいんよなぁ…

[torajan]

この装丁がすごくいいです。更に内容についての解説を読んで久々に読みたくなった一本です。

[lbtmplz]

いや…どこかBLAME!みがあるぞ…

[zkq]

デビュー作が完全に読者置いてけぼりでもうこの人の本読まないと決めたわ

[princo_matsuri]

鏖戦／凍月の試し読みでギブったのでイメージしづらい独自の世界観ものは脳に厳しい

[shiro-coumarin]

…カットアップのバロウズでなく…ジョイスのフィネガンズウェイク…とか何とか思ったら既コメにあったので、あれこれ考えず素直に買って読みます！

[kenzy_n]

幻想を纏ったSF作品

[firststar_hateno]

『奏で手のヌフレツン』の世界観に魅了されましたわ。翻訳やアニメ化が実現する日が待ち遠しいですわ。

[hwalker]

ああ？パルスのファルシのルシがなんとかでなんだって？

[deep_one]

「皆勤の徒」は挫折した…

[auto_chan]

まってました！！！！！Amazonのジャンルが「楽譜・スコア・音楽書」？？？Kindle版がない？？？？いったいなにがおこっているんだ……

[lifeisadog]

"「これSFじゃなくてファンタジイじゃね？」と思うかもしれないが、"できればこういうのもネタバレなので書かないでほしい

[wosamu]

おもしろそう　今度探してみよう

[sakstyle]

「最初はお仕事ものや子育てものとして牽引していくのだが、途中からは太陽が衰え、蝕が迫り、世界の崩壊が近づいていき、どうすれば球地を救えるのか？　という大きなテーマが浮かび上がって物語は加速していく」