受託案件と企画案件の違いを感じる - GeekFactory

受託開発の最たる問題は受け身であること。例えば、試験項目書は必ずWordで書かなきゃいけないとか、証跡はPowerPointにまとめて表紙を付けなきゃいけないとか、誰が決めたか不明なルールがたくさんあると思います。ルールがガチガチに決まった開発現場にずっといると、非効率なルールが当たり前に染みついてしまい、思考停止に陥る危険性があります。 お客様が作れといったから作りました。 という思考停止は危ない。 企画案件は自分らが意志決定していく必要があります。自分らが投資をするので、どこまで設計書を作るとか、リファクタリングをするかといったことも経営判断の1つになります。文字色を少し変えるだけで売上が変わる可能性もあるのです。 日本のSI業界が受け身の姿勢に染まっているのは問題ではないでしょうか。

[shozzy]

これはあるあるだなぁ。ルールが一人歩きして自縄自縛してコストを吊り上げているとか。

[yukung]

誰も見やしない「○×仕様書」とか、「○×テスト結果」とか大量のダンボールの中に眠っているのをよく見る。火事になったらどうすんだろ。SIは結局責任の押し付け合いの側面が強いよね。

[ktakeda47]

「・・・お客様が作れといったから作りました。 という思考停止は危ない。・・・」

[tkt33]

受託案件で改善提案が通らないわけでもあるまい

[lizy]

一回腹を割って話し合ってみるとか。「……あのドキュメントいらないんじゃないんですか？」「ですよねー」

[orangehalf]

受け身になる理由としてSIerの請負の多重構造化が関係ありそう。実際の開発者とユーザの距離が遠く何度も伝言ゲームが必要でリスクが高くなるため「言った通り作ったから文句ないでしょ?」という受け身が増えるのでは?

[katzchang]

納品物として、仕様書一式数万ページをプリントアウトしたのを思い出した。写真撮って、地下書庫行き。頭狂ってんじゃないかと思ったよ。