日本が防空レーダーの輸出を検討、タイ空軍が入札＝関係者

［東京 ２２日 ロイター］ - 日本がタイ空軍に航空自衛隊の防空レーダーの輸出を検討していることがわかった。タイは軍事政権となって以降、米国との関係が希薄になる一方、中国と接近しつつある。軍事政権誕生後も良好な関係を維持する日本が、防衛装備品の移転などを通じてタイと安全保障上の結びつきを強め、中国をけん制する。 防衛省などの複数の関係者によると、タイ空軍が来年にも実施する入札に、同省と三菱電機 6503.Tが参加する可能性を探っている。三菱電機が開発し、航空自衛隊が配備する固定式の警戒管制レーダー「ＦＰＳー３」を、タイの仕様に変えて提案する案が有力だ。 タイでは２０１４年５月にクーデターが発生し、軍事政権が誕生した。実質的な同盟国の米国が民主化を求めて軍事支援を凍結した隙を突き、「一帯一路」構想で周辺国への影響力拡大を図る中国が、タイとの関係を深めつつある。 タイは今年７月、中国から潜水艦

[yoko-hirom]

『中国と接近しつつある』『タイと安全保障上の結びつきを強め、中国をけん制する』　そして「防空レーダーの技術が中国に渡った」と騒ぐ。

[neco22b]

基本的に武器輸出は反対。まあ、レーダー自体は人を直接傷つけるわけではないが／タイ周辺は米国と中国のパワーバランスが変化して内乱リスクがあるように思える。関係を深めた方がいいのか悪いのか？

[hungchang]

「三菱電機が開発し、航空自衛隊が配備する固定式の警戒管制レーダー「ＦＰＳー３」を、タイの仕様に変えて提案する案」「日本は、軍政と良好な関係を継続。米国に代わって安全保障上の関係を強めようとしている」