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本野精吾が設計した暁烏敏による幻の図書館「大日本文教院」ーー小林昌樹「宗教と図書館の近代史」への補足ーー - 神保町系オタオタ日記
『近代出版研究』創刊号(皓星社発売)が大成功した近代出版研究所長小林昌樹君の「宗教と図書館の近代史」... 『近代出版研究』創刊号(皓星社発売)が大成功した近代出版研究所長小林昌樹君の「宗教と図書館の近代史」が、昨年2月から3月まで『佛教タイムス』に連載された。内容は、「小林 昌樹 (Masaki KOBAYASHI) - マイポータル - researchmap」の「MISC」で見ることができる。第7回は、「草の根的な寺院立図書館」である。そこでは、大正10年岡山に設立された「笠岡図書館」(浄土宗智光寺住職椋梨了我)と「中津図書館」(天台宗願興寺住職渡辺憲朝)が紹介され、「同様の例は他県でも多くあったはずだが、歴史の闇に埋もれている」としている。 ここに、臨川書店の古書バーゲンセールで入手した松田章一『暁烏敏 世と共に世を超えん』(北國新聞社、平成10年3月)がある。石川県松任町の明達寺住職だった暁烏が戦前に蔵書「香草文庫」を利用して計画した図書館に関する記載が下巻にある。 収集した書籍が四万
2022/05/21 リンク