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「男らしく」ない自分は“だめ”、なんてない。|清田 隆之
ジェンダーの問題は女性だけの問題ではない。当たり前のようでいて、なかなか男性にとってのジェンダー... ジェンダーの問題は女性だけの問題ではない。当たり前のようでいて、なかなか男性にとってのジェンダーの問題を、具体性を持って考えられる人はいないのではないだろうか。そんな中で、恋愛相談をきっかけとして、男性性の問題に向き合うようになった清田隆之さんに、男性が「男らしさ」の問題に向き合うまでのヒントとなるお話を伺った。 Toxic masculinity(トキシック・マスキュリニティ)という言葉をご存じだろうか。日本語では、「有害な男らしさ」と呼ばれることが多い。例えば、「男の子なんだから泣いちゃだめ」「男は出世しなければ」。こんな言葉が「男らしさ」のステレオタイプをつくり上げてきた。これらの価値観は、男性へは過度なプレッシャーを与え、女性には「強さ」を良しとする男性からの加害を助長してしまうとして、“有害な男らしさ”と呼ばれる。 しかし、このような男らしさの問題に気がついている男性はどのくらい
2022/03/30 リンク