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地球から一番近いブラックホールを発見、連星系に
三連星系HR 6819を構成する天体の軌道の想像図。恒星系は、内側の軌道を運動する恒星(軌道を青で示す)... 三連星系HR 6819を構成する天体の軌道の想像図。恒星系は、内側の軌道を運動する恒星(軌道を青で示す)と、新たに発見されたブラックホール(赤の軌道)と、外側の軌道を運動する第3の恒星(青の軌道)からなる。(ILLUSTRATION BY ESO/L. CALÇADA) 南半球では冬になると頭上に「ぼうえんきょう座」が見える。この星座の中に青い光の点が輝いている。青い光は1つの明るい星のように見えるが、実際には2つの星と1つのブラックホールという3つの天体からなる三連星系であることがわかった。現時点で、地球から最も近いブラックホールが見つかったことになる。 5月6日付けで学術誌「Astronomy & Astrophysics」に発表された論文によると、新たに発見されたブラックホールは太陽系から約1011光年のところにある恒星系HR 6819にあり、目に見える2つの星とともに軌道上を運動し
2020/05/11 リンク