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野生の楽園オカバンゴに汚染の懸念、上流の石油試掘で不正か
オカバンゴ地域で石油生産が開始されると、リカオンをはじめとするアフリカの代表的な動物種が打撃を受... オカバンゴ地域で石油生産が開始されると、リカオンをはじめとするアフリカの代表的な動物種が打撃を受ける可能性がある。(PHOTOGRAPH BY DANITA DELIMONT, ALAMY STOCK PHOTO) カナダの石油・ガス会社「リコネッサンス・エナジー・アフリカ(リコンアフリカ)」が1月、アフリカのナミビアで試験掘削を開始した。そこは、隣国ボツワナに広がる野生動物の宝庫、オカバンゴ・デルタの上流にあたる。だが同社が撮影した空撮写真や第三者機関の調査によると、地元の水源を汚染から守る環境配慮策をとっていないようだ。 ナミビアは水資源の乏しい国だ。同社が掘削を始めるという話が広まると、飲料水や灌漑用水の水源である浅い帯水層に、掘削による汚染物質が浸透するのではないかとの懸念の声が地元から上がった。(参考記事:「世界最大のオアシス、国境を隔てた水源を守れるか」) また自然保護団体は、
2021/04/01 リンク