怪作『トラペジウム』に集まる「主人公がクズ」評──幼さと狡猾さが同居する「性根ガッサガサ」のリアル（松谷創一郎） - エキスパート - Yahoo!ニュース

傑作や駄作を超える〝怪作〟 ときどき、まったく共感できない主人公の映画に出合うことがある。しかも主人公が悪役などではなく、得体の知れない人物のケースだ。 たとえば、20世紀初頭のアメリカで油田を掘り当てて一獲千金を狙う中年男性を描いた『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』（2007年）。あるいは、ハンバーガー店・マクドナルドを創業者から乗っ取るビジネスマンを描いた『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』（2017年）。 彼らに共通するのは、みずからの欲望をひたすら押し進めることだ。それゆえ野蛮だったり狡猾だったり下品だったり、共感できるところはとても少ない。しかしそんな人間だからこそ興味深く凝視してしまう。「貪欲」との表現をはるかに超える得体の知れない欲望を彼らが見せるからだ。 5月10日に公開された『トラペジウム』も、そういうタイプのアニメ映画だ。ただこの作品が奇妙なのは、主人公がアイドルを

[richest21]

『音楽から遠く離れてしまった日本のアイドル市場で一定のパイをめぐり感情労働として競い合うからこそ、「うまくやる」ことをアイドル志望者が自明の理としてしまう』←もう少しこう なんというか　手心というか…

[razik]

主人公の挫折と成長を描く物語なのに序盤の属性だけで評価するのはレビューとしてアンフェアだと思う。（内面描写や成長の過程に説得力があったかと言われたら首を捻るところはあったけど）

[NOV1975]

最後の注釈がこの記事の本題なんじゃね？

[houyhnhm]

んーリアリズムという評こそが薄っぺらい感じであり、作り物の露悪ってなんだかなあと思ってしまった。うん、最近VTuber見るのにハマってるが、存在自体がメタいんで見てて色々感じる事はある。

[pinkyblue]

よくわからんのだが、金儲けのため芸能プロデューサーが若い子寄せ集めてアイドルに仕立て上げ、商品価値なくなった子は切るといった昔からあるアイドルビジネスをアイドル志望の子自らがやったらクズってこと？

[akakiTysqe]

ひとつは名門男子校出身の高学歴男子大学生、もうひとつは駆け出しの女性芸能人だ。多様な価値観の存在を認識していない視野狭窄傾向と、状況追認ばかりする保守的な姿勢、そしてホモソーシャル化での生育環境

[mats3003]

こいつはJPOPを貶めるためなら何でも使うんだな

[eggheadoscar]

主人公が清々しいまでにクズだけど、そのクズさをクズとした上でなお「頑張る」の範疇としてポジティブに捉える人がTLに多かったのはびっくりした。わたしはあの打算は映像でも二度と見たくないが間違いなく良作。

[meganeya3]

個人的には主人公の母親がデビューするべきでしたね。メガネ描写がとてもよい

[straychef]

現代で光るのはヲタのほうなんですけどね

[technocutzero]

それじゃあジジイやババアの作った壁を壊せないのよな　まぁコバンザメして生きていくのもまたよし、か