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もう使われないラテン語、なぜヨーロッパの小中高生は学ぶのか
ラテン語は、現代社会ではもう使われなくなった非実用的な言語だ。でもヨーロッパの中学校や高校では、... ラテン語は、現代社会ではもう使われなくなった非実用的な言語だ。でもヨーロッパの中学校や高校では、いまもラテン語が必修科目だったり、選択科目になっている国がある。もちろんラテン語の教材はあるし、ハリーポッターのラテン語版もあったりするが、かなりの暗記力を必要とするので、決して学びやすい言語ではない。では、なぜこの古典言語を子どもたちに学ばせるのだろうか。 ◆ブランド名「ニベア」「アウディ」「ボルボ」はラテン語 古典言語とはいえ、ヨーロッパではラテン語の単語を多少日常的に使っている。英単語になっていて日本人も普通に使っているのは、たとえば、アリバイ(犯罪などの容疑者や被疑者が、事件現場にいなかった証明)、エトセトラ(~など)、マルチ(たくさんの)、p.s.(手紙やメールで使う「追伸」)、ボーナス(賞与)、バーサス(スポーツの試合などで使う●対▲の「対」)など。 企業がブランド名として使うことも
2018/06/05 リンク