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偉大なる猫|ぬえ
うちで長く暮らす猫の話だ。 彼女についてよその人に話す時は、まず年齢のことから入る。25歳以上。 な... うちで長く暮らす猫の話だ。 彼女についてよその人に話す時は、まず年齢のことから入る。25歳以上。 なにせ、今はもう成人して働いている長男を産む前からのつきあいである。うちに来た時は既に子猫ではなかったから、正確な年齢はわからない。 なんだかんだで我が家で暮らし始めてから、25年はゆうに経っている。 いくら最近のペットは長寿傾向とはいえ、長生きにもほどがあるのではないかと思っていた。 綺麗な三毛猫で、目は澄んだ黄金色。瞳にきらきらとエメラルド色が細く混じる。小柄でしなやかな体つき。黙って座り風に揺れる木の枝を眺める姿には気品さえあって、そしてとにかく、キツい性格であった。 我が家の飯を食う仲だというのに、撫でさせてもくれない。私と目が合うたびにシャーッと唸った。にゅうーん、にゃあーんと可愛く鳴くのは餌を準備している時限定で、食べ終わったらすぐに「何を見てんだ!」とばかりにシャーッと威嚇する。