コンゴの近現代史（２）- なぜコンゴ動乱が起こったのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

準備不足の独立によってもたらされたコンゴ動乱 コンゴの近代史の第2回です。 前回はコンゴ王国が奴隷貿易によって国力を落とした後にベルギー王レオポルド2世の私領「コンゴ自由国」となり、非道な収奪で多くの犠牲者が出たことをまとめました。 まだご覧になっていない方はこちらよりどうぞ。 ベルギー領となったコンゴではナショナリズムの高揚が始まるものの、ベルギーは暫くの間コンゴを手放す気はまったくありませんでした。しかし国際的な時流はアフリカの民族自決に傾いていき、その流れはコンゴにも押し寄せてきます。 ６. 第二次世界大戦でのベルギー領コンゴ 連合国内で重要な役割を果たすコンゴ 第二次世界大戦が始まると、本国ベルギーは早々にナチス・ドイツによって占領されてしまいました。しかし、ベルギー領コンゴは本国の降伏後も抵抗運動を続けていくことになります。 コンゴ植民地政府はコンゴ公安軍を強化し、エチオピアに侵

[paravola]

（オールスターで介入してたと）カタンガがソ連の影響によって共産化してしまう恐れもあった／カタンガ州は天然資源が豊富な地域で、ベルギーを始めとしたヨーロッパ諸国は密かに支援していました

[taron]

だいたい、ベルギーがアレ。分割して、独立させたほうが良かったんじゃなかろうか。

[dokushok]

読み応えある。植民地支配の根深さを感じます→