自虐史観の真の犠牲者・労働組合 - 誰かの妄想・はてなブログ版

「キリマンジャロの雪」（2011）というフランス映画があります*1。 リストラされた元労働組合委員長の老人が主人公ですが、主人公が語る台詞の中にこういうものがあります（うろ覚えなので正確ではありませんが）。 「確かに俺たちは待遇改善のために頑張ってきた。しかし今の若者にとっては有給休暇も8時間労働も当たり前だ。あって当然なんだ。俺たちは彼らに自分たちが頑張って得てきた物を伝えることに失敗したのだ。」 戦前日本では労働運動は壊滅状態でした。戦後になって労働運動が再開し幾多の苦難を越えて現在の労働待遇があるわけですが、ここまでの道程を自分はどれほど知っていると言えるのか、映画を見ていてそう自問しました。 現在に至るまでの労働運動が平坦な道を効率よく進んできたわけではないのは確かです。そして今の状態が満足できるものでないことも確かです。ですが、そんなの当たり前です。どんな人もどんな組織も、前進と

[Gl17]

労組的な権利要求をフリーライド呼ばわりする連中の安穏とした生活は、かつて労組達が勝ち取った「当たり前」へのフリーライドで成り立っている。リスペクトがありゃまだしも敵視してるしなァ。

[mujin]

先人の努力の成果にタダ乗りして先人をののしる人たちは、自分が努力して後生に伝える意志がない。バブルの恩恵と冷戦終結で慢心したのかなあ。

[usi4444]

日本のケーザイ学者も労働組合を目の敵にするけど、賃金上昇や労働環境改善が労組無しにスンナリいくと思っているのだろうか？個々の経営者は賃金UPを抑えるチャンスがあれば市場原理なんて平気で無視するのに。

[maangie]

「キリマンジャロの雪」。

[mtfumi]

国民は奴隷であるべきだと思っているから、労働条件が良くなるのはスパイの仕業だと考えられるんだよきっと。

[myogab]

既存労組が自身で右転回したのか、企業内労組が経営に取り込まれたのか、何れにせよ、既得権に変質したのは厳然たる事実だしなー。労組が政治的に左なら、非正規労働の蔓延は叶わなかったろう。自虐には？だけど。

[arama000]

労働組合への中傷は、社民党、共産党に対する攻撃が根があるのではないだろうか。

[emiladamas]

こんな人とかhttp://nishinomotoki.blog71.fc2.com/blog-entry-182.html

[corydalis]

職場の再雇用対象者が国鉄遵法闘争を叩いていてビックリした。肉屋を支持する豚とはこういうのを言うんだなと感慨が深かった。