小説の文章力って「比喩」とか「文体」と思っちゃうけど本当はこういうことなのでは？実際の編集さんのコメントがとても勉強になる

白蔵 盈太/Nirone @「実は、拙者は。」5月双葉文庫で発売予定 @Via_Nirone7 小説の文章力っていうと、「素敵な比喩」「独自性のある文体」みたいなのをつい想像しがちなのだが、推敲の時に私が編集さんから受ける指摘なんて十中八九こんな感じで、実はそんなのは不要で「起こっていることを正確に全部言葉で書き表す」というのが一番の文章力なんじゃないかと最近は思っている。 pic.twitter.com/9YI6MEK0XK 2021-12-03 21:47:14 白蔵 盈太/Nirone @「実は、拙者は。」5/16双葉文庫で発売予定 @Via_Nirone7 しろくら えいたと読みます。 12歳息子と9歳娘に翻弄されつつ小説を書く46歳。既刊作：「わたしのイクメンブログ」(Nirone名義・漫画化)「あの日、松の廊下で」「義経じゃないほうの源平合戦」「桶狭間で死ぬ義元」「関ヶ原より熱

[behuckleberry02]

ブコメはその上でどこまで削れるかが勝負所だと思っている。ブクマカ諸氏の共通知識に極力乗っかって描写を減らし省略し、本来なら書きたかった言葉までも削り落として簡潔濃厚に練り込まれた100字をぶっ込む遊び。

[Falky]

編集さんの指摘は「全部言葉で書き表せ」という意味ではなくて、変な引っ掛かりを生まないようにしようとか、重要な舞台は具体的にイメージさせようとかの話じゃなかろうか。まさに“過不足なく”仕上げようという話

[upran]

最初のツイート文章自体、指摘を受けそうな文章だ。「実はそんなのは不要で」の「そんなの」が直前の文を指してないのでわかりづらい。

[nandenandechan]

編集の方は比喩や文体の話を全くしていない。単純に｢状況や情景が思い浮かばない｣という指摘のように思う。/トゥゲッターだからまとめの人が適当なタイトルを付けたのだろうと思ったけど、本人が言ってるんだ。

[WinterMute]

編集のコメントは「読者が絵面を想像できるように／混乱しないように」してくれという意味で、作家はそれを理解していない。このことから、作家に必要なのは文章力や理解力「ではない」ということがわかる

[srng]

これでも読者はわかるだろう、みたいなノリの省略が通じてないっぽいパターンはよくある。漫画でもたまに見かける

[toshi_suzuki]

火浦功氏がインディ・ジョーンズのパロディのつもりで「ジョーンズ博士」を登場させたら、服装の描写が無かったので連載時の挿絵のジョーンズ博士は普通のスーツを着ていた。というエピソードを思い出した。

[sy414]

違うと思う。編集さんのアドバイスは本質的にはそのシーンに関してちゃんと想像できますか？ってことだろうし。

[tacamula]

描写したいことを読者に正確かつ過不足なく伝えることと言いたいような気がする。とても難しいことではあるが。

[Hagalaz]

自分は小さい頃に水の底から光が差し込むのを見てる記憶があって、そんな経験ないのになとずっと疑問だったんだけど、ある時それが教科書で読んだ「やまなし」の記憶だったことに気がついたことがあるよ　文豪凄い

[NOV1975]

文章力にも色々あるけど、最終的には表現力が実力に近いんじゃないかね。季節の描写で「ふと温度計を見ると32℃だった。そう、今は夏だ」とか書くかねって話で。描写の要否はそれとは別だよね。

[lli]

なるほどなぁ。と思いつつブコメも参考になる。

[b4takashi]

比喩や文体などは伝えるための手段である、という認識は当たり前なんだけど大事

[keys250]

たしかに。「文章書くのが好き」と豪語する人に限って読みにくい文章を書く傾向。編集って大事。

[dollarss]

ラノベとか携帯小説的な素人の書いたものにいつも唐突感があるのはこういう部分だ。あれ？いつの間に？やら不自然な形で情報を語り出す人物が気になったりする。 バキッドカッ！死んだ。スイーツ（笑）である

[peach_333]

こんなこと言われるって相当なレベルだと思うけど無自覚なのかな。その文章力をカバーするほどの本質のおもしろさを持ってるから本は出せてるということなのかもしれんが。

[brain-owner]

『松島やあー松島や松島や』に対して「松島って何だ？ちゃんと説明しろ！」と声を荒げる編集さんなのであった……。「松島の説明が上手いヤツが文章力があるヤツだ！」と力説。芭蕉は苦笑……

[gkmond]

「実はそんなのは不要で」って結論がなぜに導けるのかわかんなかった。「一番の」も「最低限求められるのは」じゃない？　変なまとめ方してる気がする。

[wdnsdy]

最終的には解像度を上げて細かく描写する部分と、はっきり描写しない部分の取捨選択になってくるよな。書かなくても伝わること（共通の認識、常識の範囲内）は一体どこまでなのかを計るのが難しい

[naruruu]

日本は読者の共通体験に頼るコンテンツが多いのせいもある。学校とか会社とか。自分の体験と消費してきたコンテンツで作品の空間とキャラを補完しちゃう。帰宅部＝隠キャみたいな。

[xll]

『イメージしやすい』という言葉を編集者さんが使っていることから、実際の事実関係だけということではないと読み取れますね。ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ

[rti7743]

過去に覇権を取った名作とか読むと、風景とか人物の表情の描写がうまくて、イメージがカラーで脳内で再生される感がある。

[fu-wa]

これは文章技術の基礎的な側面のひとつであって、これが完璧にできても物語がクソであれば小説の文章力としてはクソ。小説家の才能は純粋にストーリーテリングの魔力のことで、これは文章技術とはまた違うものだよ。

[ackey1973]

まあ小説にかぎらず、読み手のことが想像できてない文章多いよね。初見で予備知識ない人がそれ読んで分かると思ってんのかな？みたいな。比喩だの文体だのは、それクリアした次の段階の話なんだろう。

[hiruneya]

5W1Hなんて小学校で習うはずだけど

[goldhead]

一度小説というものを書いてみたいと思うけれど、難しそうでなんとも。

[houyhnhm]

これ難しいのが、書き込み過ぎると不自然にもなるというところで。／技巧的に頑張りすぎるとテンプレ進行化するのもあって、聞き入れるのも程々に、とは思う。

[loveanime]

編集から見た文章力とは？のまとめを見てみたい

[monotonus]

村上春樹はこの点で天才的で誰でも読める文体になってて凄い

[taiyousunsun]

小説家に必要なのは面白い物語を紡ぐ力と、最後まで書き切る力。他は編集者等の補助があるけど、この２つは自分でなんとかするしかない。

[toaruR]

描写は難しい。細かい描写より先にイメージができるので、ギャップが大きいと上書きが苦痛になってしまったりも

[y_hirano]

読んでても「作者の中には明確なイメージがあるのだろうけど、文章にそれが書かれていない」なろう小説が一番読みにくいと感じる。読んでても目が滑るのでエネルギーがいる。プロットがいい感じの場合は特に残念。

[mustelidae]

デッサン力って小説の世界でもいうじゃんね

[nassy310]

放課後の教室で｢月がきれいですね」だったり車に乗ってるのに｢道端の花がきれいだ｣とかやると、今何時なのかどこにいるんだみたいになるって事でしょ。事前に場所や時を矛盾なく描写する必要性

[Cald]

ってことは、"ありのまま、今、起こった事を話してくれる"ジョジョのポルナレフは稀代すごい文章力を持っている可能性があるのか。

[programmablekinoko]

ぶっちゃ文体さえ良ければプロットはどうでもいい派、報告書じゃないんだしバンバン比喩使ったりして一体何を読まされてるのか分からないのに引き込まれたい。

[babelap]

いやそりゃ説明能力というか情報伝達量とかが大事よ

[dgen]

最終的にはどういった読者をターゲットにするかが大事ではあるけど基本も大事だよな。

[Gen2423]

「行間に著者の真意を込める」のが小説なんじゃないかと 真実を写実的は報道記事であってまた別だと思うわ 写真と絵画の違い、的な？ 行間読む人は減ってきたけど