珠洲の１０４人、富山へ移動 一時孤立の住民が２次避難｜北日本新聞webunプラス

２次避難所となったホテルに到着し、石川県の職員（左から４人目）から説明を受ける珠洲市の住民たち＝２３日午後５時１０分ごろ、富山市内 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市の住民１０人が２３日夕方、２次避難所の富山市内のホテルに到着した。避難者は「やっとお風呂に入れる」「とりあえず休みたい」と語り、安堵（あんど）した様子。富山市は約１５０人を受け入れる計画で、２３日夕方までに計１０４人が移動。体調不良などで避難に時間がかかっている住民もおり、引き続き支援する。 富山市内のホテルに広域避難する約１５０人は、一時孤立した珠洲市の住民。１８日に石川県から要請があり、２０日から順次受け入れている。避難中は富山市の医師や保健師が避難者の健康状態をチェックし、衣服など生活物資を提供する。 初日の２０日は４４人、２１日は２４人、２２日は２６人がバスや自家用車などでホテルに移動した。 ２３日に到着した

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“元日以降、お風呂に入ることができたのは一度だけ”“８０年住んだ故郷は変わり果てた姿に”“誰も地元に残っていない。みんなばらばらになった”“不自由なくトイレやお風呂を使えて本当に助かっている”