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自分の病気を仲間と研究 べてるの家の「当事者研究」
2012年が始まって間もないある日、私は統合失調症やうつ病、発達障害などと診断されている人たちの「当... 2012年が始まって間もないある日、私は統合失調症やうつ病、発達障害などと診断されている人たちの「当事者研究」のライブを観ていた。 「当事者研究」? しかもライブ? いったいなんのこと? と思われるだろう。 北海道のとある場所を中心に始まった、精神疾患等を抱える人たちが自分で自分の病気を「研究」する取り組みが、いま全国的な広がりを見せている。 私の病気は『おおかみ少年自爆型』です。 ステージに並んだ椅子から立ちあがったTさんは「“自己病名”は、『おおかみ少年自爆型』です。解離性障害と発達障害を持っています」と自己紹介をした。 この日、当事者研究を行ったTさん(右)。仲間と考えた自分の助け方を実際に練習してみる。中央は主催者の向谷地生良氏(本コラムの写真はすべて筆者提供) 拡大画像表示 そして、ステージ上の椅子に座る数人の仲間たちに向かい、自分が今どのようなことに困っているのかについて語り始
2014/02/19 リンク