WHO事務局長が謝罪 職員がコンゴで性的虐待

スイス・ジュネーブにある世界保健機関（WHO）本部の看板（2021年5月8日撮影、資料写真）。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【9月29日 AFP】世界保健機関（WHO）の職員が、コンゴ民主共和国で性的虐待に及んでいたとされる問題で、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス（Tedros Adhanom Ghebreyesus）事務局長は28日、独立調査により「明らかな構造的欠陥」と「個人の過失」があったとの結論が出たことを受け、被害者に謝罪した。 虐待に及んだのは、2018～20年のエボラ出血熱流行に対応するため現地で採用された職員と、各国から派遣された職員。今年5月には、WHO上層部がこの疑惑を把握しながらも行動を起こさなかったと報じられ、日米英など53か国が共同でWHOに対し、性的虐待の予防について「強力で模範的なリーダーシップ」を発揮するよう要求していた。 独

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採用の見返りの性搾取、国際機関が"虐待"と表現するのは蒙が啓かれる「明らかな構造的欠陥」「犠牲者や被害者にまず謝罪したい」「最大の優先事項は、加害者が許されることなく、責任を追及されるようにすることだ」