米メーシーズが従業員に警告、週２日出社しなければ解雇の可能性も

老舗百貨店チェーンを運営するメーシーズは、コーポレート部門の従業員に新たな通告を出した。週２日オフィスに出社しなければ、懲戒処分を受けるという内容だ。 同社は29日に電子メールで、ハイブリッド勤務の従業員に対し、新たな方針が５月13日から実施されると通知したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。新方針は、マーチャンダイジング、マーケティング、カスタマー、デジタルといったチームを含め、従業員の大部分が対象となる。 同社は従業員に対し、ニューヨーク市近郊に戻るための３カ月の猶予期間を与えている。それまでに復帰しなかった場合、解雇を含む処分が下される恐れがある。以前の同社のリモートワーク方針は、より状況に応じた対応となっており、チームによって異なっていた。 関連記事： ドイツ銀、マネジングディレクターは週４日のオフィス出社が義務に米クローガーがオフィス復帰強化、数千人に最大週４日指示－株価