ホリエモンロケット｢MOMO｣を襲ったのは"高度10kmの壁"だ —— 打ち上げ66秒、そのとき機体に何が起こったか？

MOMOの離床（地上設備からの離脱）を聴いていた印象では非常にスムーズで、プレスエリアで聞こえたエンジン音にも異常は感じられなかった。音は上空へ向かって消えていき、雲の上では正常な飛行を続けているものと思われた。だが、実際にはエンジン燃焼時間の予定120秒の半分を過ぎたあたりでエンジンは緊急停止コマンドで燃焼を停止していた。 エンジンの緊急停止が伝えられたプレスエリア周辺では、取材陣には当初なにが起きたのかわからず混乱。IST広報担当の笹本氏を取り囲んでは｢何があったのか｣｢テレメトリーとは何か｣と質問攻めで一時騒然となった。 当初、｢緊急停止コマンド送信は約80秒後、沖合8km付近に落下｣と報道されたのはこの時点の情報だった。 ホリエモンロケット｢MOMO｣の打ち上げは単純に"失敗"なのか？ 今回のMOMOの打ち上げ実験では、宇宙の入り口とされる｢高度100km｣を超えるという目標が設定

[paku7651]

読み応え十分。これはすばらしい記事だ。最初の大きな挑戦で成功してしまう方が後々問題となりかねない。積み重ねが重要。

[o_mega]

なるほどなあ / エマージェンシーストップ宣言つらいものがある

[halca-kaukana]

ロケットの機体に多大な空気の力（圧力）がかかり加速とともに増加。一方で、高度が上がるにつれて空気の密度は低くなり、機体にかかる力は弱まる。この2つが交差するポイントが「max Q/最大動圧点」

[JULY]

分かりやすい記事。それより気になったのが、「テレメトリーとは何か？」と聞く記者。よくそんなレベルで...。

[k-takahashi]

『技術者にとって乗り越えることのできる、しかし「やってみなくちゃわからない」事態だったということがうかがえる』

[kz78]

霧が無ければ、地上からも機体が観測できただろうなぁ