「再販制は死んだ。出版万歳！」 – EBook2.0 Magazine

アマゾンジャパンは1月31日、取引出版社（現在約3000社）との間で「買切条件で仕入」、同時に「自動発注システム」を全商品に対して試行するという新方針を記者会見で発表した。返品率を現在の20%から引下げるのが目標というが、在庫品の値下げ販売（協議制）を含んでおり、事実上の「卸販売」への移行を意味する。 アマゾン「買切制」になぜ出版社は「歓迎」したのか？ 「今回のアマゾンの方針に関して、出版社からは歓迎の声があがる。」と日経新聞 (2/2)は（これまで聞かなかった）声を伝えている。「取次制度」に対する不満や批判は出版社にとってタブーとされていた。また「返品率の改善は業界全体のテーマで、アマゾンが買い切りを本格的に始めることで、既存の書籍チェーンも取り組みやすくなる」という大手書店チェーン幹部が「打ち明け」たことも伝えた。要するに取次は日本の出版界にとって「十字架」であり、重荷になっていたのだ

[IkaMaru]

本屋でマイナーな本を買い支えつつ密やかな立ち読みを楽しんでいた人々はもう要らないと言われたのか

[ivory_rene]

独禁法の例外として認められていた「再販制」は平成31年に終わるだろう。自由市場という本来の「原則」が出版を支配する。

[NOV1975]

売れるものしか買ってもらえなくなる、という意味では紙の書籍の終焉の始まりとは思う。

[Seiji-Amasawa]

#daycatch

[tanayuki00]

結局、外圧に頼らなければ自分では何も変えられないという歴史が繰り返されただけ。「要するに取次は日本の出版界にとって「十字架」であり、重荷になっていたのだが、関係者は誰も言えなかったということだ」

[mas-higa]

ニッチな本は書店では買えなくなる。てか出版されなくなる。

[adliblogger]

「終わる」と言われ続けて何年経っただろう

[BT_BOMBER]

自由市場に任せれば売れない本は出せない。ニッチな本は小部数で高価になるか、最悪出版されなくなるだろう。再販制や取次流通を叩く人は多いけど、出版物の多様性をどう考えているのか気になっている

[gogatsu26]

「（前の）王様は死んだ。（新しい）王様万歳！」の意味がわからないと何を言ってるのかわからない

[cliphit]

"ヨーロッパの王政の国では、国王の死に際し「王様は死んだ。王様万歳！」と繰り返された。この文句は、王の継承と王国の不滅を謳ったもの"

[momyami291]

再販制度のおかげで地位を築いたAmazonが先頭を切ってこれを否定するところが面白いな。まあ新刊は今の半分程度まで落とした方がいいと思うけど。業界全体が疲弊してるし。

[mugi-yama]

なんだこれ？

[Yagokoro]

つーか、再販制はとっくに電書が殺してるからね。紙の本が遅れて現状を追認しただけ。

[kissenger8]

現王の死をひとあしさきに認め(新刊書店と新古書店を併用してき)た者の述懐としては、再販制という王の座を襲うのはコンテンツという名の真の王なので、最後の一文はやっぱり「王様万歳」でいいと思うの

[wackunnpapa]

皮肉なのか諦めなのか本気で歓迎なのか，どれなのかよく見えない記事だなあ。