♯2：誰がために音楽は鳴る | ele-king

平日の朝の９時台の渋谷行きの電車のなかといえば、そりゃあもう、その1時間前よりは空いているため多少はマシだが、それでもまだ混んだ車内は最悪な雰囲気で、ゲームやメルカリやYouTubeやなんかで時間を潰す勤め人や学生、座席に隙間なくそれでも眉間に皺を寄せた人たちは居心地悪そうに座り、たまにいびきをかいている輩もいると。まあ早い話、幸せとは思えないような人たちでいっぱいだ。だからそんななか、音楽を聴きながらステップを踏んでかすかとはいえ歌まで歌っているうら若き女性がいたら、周囲が視線を寄せるのも無理はない。ただし、そう、怪訝な目で。 たまたま偶然、彼女はぼくのすぐ前にいた。電車が動いているうちはまだいいが、停車し、ほんの数十秒の静けさが車内に訪れると彼女が歌っているのがはっきりとわかる。聞こえた人はそこで「ん？」と思う。ドアが閉まり、電車ががーっと音を立ててまた走りだすと人びとは手元のスマホの

[tweakk]

野田さん、先日dommuneで久々にお見かけしたが、丸くなって優しくなったような印象を受け、よい齢の重ねかただなと思った。たまたま機嫌がよかっただけかもしれないが。着てるシャツはかっこよかった。

[clapon]

私は鬱になってドン底のときに杖になったのが和泉宏隆さんのピアノだった。その和泉さんが急逝してまさにgriefのどん底に叩き落とされ、まだちゃんと聞けないけど、関連するライブに行くことで元気を取り戻してる。

[mealtime]

逆境で心の杖になるような音楽は専門誌で評論家が誉めるような小難しいものではなくベタなポップミュージックの場合がよくある、というのは実感として分かる

[kari-ko]

良い文章。

[stonedlove]

移動中にBluetoothが途切れるのが不快なので有線イヤホン使ってますね

[fellows]

2024年にiPhoneにイヤフォンのコードが～って書かれるとちょっとウッとはなる

[hanataba12]

Coldplay

[denqueue]

Grief: 悲嘆

[satoshique]

「grief、sadness、sorrow」

[kiku72]

野田努の名文