映画「ハンナ・アーレント」レビュー、思考し続ける大切さと意志の強さ

ハンナ・アーレントの提唱した「悪の凡庸さ」は、20世紀の政治哲学を語るうえで大変重要なものです。人類史上でも類を見ない悪事は、それに見合う怪物が成したのではない、思考停止し己の義務を淡々とこなすだけの小役人的行動の帰結として起こったとするこの論考は、当時衝撃を持って受け止められました。凡庸な人間がそうした悪になり得るということは、人間は誰でも思考を放棄すればアイヒマンのようなことをしでかすかもしれない。その可能性を考えるのは怖い。なので人はその可能性に眼をつぶり思考停止してしまいたくなる。しかし「悪の凡庸さ」が突きつけるのは、人間と非人間と分け隔てるのは思考することであるとします。 映画「ハンナ・アーレント」は、アーレントがアイヒマン裁判を膨張し、「エルサレムのアイヒマン」を発表し、ユダヤ人の友人やコミュニティから非難されても、思考を止めずに主張を続ける彼女の姿を通じて、思考することの重要

[mak_in]

「悪の汎用さ」空気を読む日本人にとって、とても大切なキーワードだと思う。この映画、観てみようかな

[kimisteva]

ようやく映画『ハンナ・アーレント』を視聴しました。映画の最後のほうに出てくるアーレントの大学講義シーンは必見ですね。アーレントの著作をもう一度読まなければ、と思わせるパワーがありました。

[style_blue]

おっとこれ見たかったのだ。札幌だとシアターキノか、ぼんやりしてるとすぐ終わっちゃうからな。

[adramine]

年始に観ようとしてたのだが、やはり観るべきか。

[seishindo11]

映画「ハンナ・アーレント」レビュー、思考し続ける大切さと意志の強さ @HuffPostJapanさんから

[Hayama01]

一度でいいから見てみることをオススメする。クライマックスシーンの言葉の迫力は凄まじかった。

[ebmgsd1235]

丁寧な解説記事ありがとうございます。参考リンク等、曖昧だった知見を晴らしくれました。「正当性のない妥当さ」、いい言葉です。思考するとはこの宙吊り状態に堪えることなのかも。忘却の果ての正義は安易な選択？

[poko78]

面白そう

[hard_boiled06]

ハンナ・アーレントの提唱した「悪の凡庸さ」は、20世紀の政治哲学を語るうえで大変重要なものです。人類史上でも類を見ない悪事は、それに見合う怪物が成したのではない、思考停止し己の義務を淡々とこなすだけの小

[nicering]

ハンナ・アーレントがタイトルの映画があるんだ。

[brendon]

映画評じゃないような

[d5884]

本の方はなかなか難しゅうございました。

[tategami-jin]

考えるの、やめちゃダメだ。思考停止が罪をうむ。

[gimonfu_usr]

　　未読　／　のちほど拝見。

[mmuuishikawa]

裁判を膨張…

[daybeforeyesterday]

うーむ