スローシティーのまちづくりをPR 群馬・前橋市と宮城・気仙沼市がネットワーク設立、ウェブで魅力発信 | 上毛新聞社のニュースサイト

地域の食や自然、歴史文化などを重視するスローシティーのまちづくりを国内外にPRしようと、群馬県前橋市は10日、宮城県気仙沼市と20日に国内自治体によるネットワークを立ち上げると発表した。岡山県井原市もオブザーバー参加する。共通のウェブサイトを立ち上げて各市の取り組みや魅力を情報発信し、地元の認知度向上や移住促進、観光客誘致などにつなげる。 スローシティー 地域の文化などを尊重し、個性と多様性に重きを置いたまちづくりを目指す取り組み。イタリア語ではチッタスロー。自治体がチッタスロー協会からスローシティーとして認証を受けるには、自然や多様性などに関する7分野73項目を満たす必要がある。現在は33カ国291都市が認証を受け、国外に20の公認ネットワークがある。

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ネットワークは前橋、気仙沼両市のほか、食や政策分野の有識者らで構成する。20日にオンラインで設立総会を開き、役員選任や活動方針の確認などを行う予定。